異世界は僕の想像を超えていた?
会話が出来るスライム?に異世界の仕組みを聞き出しこれからの旅の足掛かりにしようと…はたして上手くいくのか
「…すいません…よろしければ色々教えて頂きたいのですが…攻撃もしませんから許してもらえますか?」
「…貴方は何もご存知ではないと?」
…ご存知?何の事だ 地球の記憶の事か?地球の事は覚えているがバカみたいにペラペラ喋るのも
ここは異世界 話し合いでも弱みを見せたら足元をすくわれるかも…
慎重に話していかないと
仲間でもないんだ 油断してはいけないよな
「…ご存知?ご存知とはどのような事でしょうか?記憶が曖昧で気づいたら
この地に横たわっていて あー お腹が空いて倒れたのかなぁー ハハハ」
「…記憶がない…そうですか わかりました貴方にこの世界のこと 私の知る知識を貴方にお話ししましょう
この世界は 12の大陸で成り立っております
そして貴方が居るこの地はアリフィア大陸 12神アフィリア様の加護で守られた地でございます
この地は実り豊かで農耕に適した土地で農業が盛んでございます
山々からの豊富な水源のおかげで
成長効率 生産効果も高く
他の大陸より高値で取引されておるようです
気候変動は穏やかな住みやすい環境下といったところでしょうか
ここより東に複数の村があり
その先に街があります
南と北にも複数の村
そして街もあります
西には王都があります」
…王都?んー
「どこに行く 選ぶのは貴方好きに選ばれれば宜しいかと…
もし迷われているのであれば
1番近い東のイメルン村がオススメですが
貴方の素性 詮索も少ないかと
職業などギルドは街に行かないとありません
村でこの地の流れ 情報を得るのもよろしいかもしれません
あくまでもお決めになるのは貴方
無理強いはいたしません
あっ そうそう よろしければ
私の子を旅に同行させて頂けませんでしょうか この大陸を貴方と共に見せてあげたいのです
どうか良いご返事を…」
…私の子?スライム?っぽい子なのかな
まぁ別に居ても邪魔ってわけでもないし
居たら邪魔 だろうかもわからないし
情報も教えてくれたし そのくらい聞いても良いだろう
「…わかりました 僕でよければ同行させてください」
「…ありがとうございます…それでは出ておいで
…そして経験…成長をし戻ってくるのですよ」
(シュルルルーン プニ)
えっなに?このスライム
し しろい…白いスライム?
【…はスキル 魔物使いレベル1を得た
スキル ムチレベル1を覚えた
スキル 回復レベル1を覚えた
スキル 毒解除レベル1を覚えた
スキル 麻痺解除レベル1を覚えた
スキル 睡眠解除レベル1を覚えた…】