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何もない私がすべてを手にするまで  作者: ちゃんちゃん
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決闘-1

私たちは一週間後の決闘に向け作戦を立てる。


まずこの決闘は私たちに圧倒的不利だ言うまでもなく私たちは呪いが得意ではない、

だから呪いを絞りそこから勝機を生み出す。


まず私たちが得意とする呪いを互いに教えあった、私は体に膜を貼り体を守る呪い、

ミーナは特にこれと言って出来ない呪いは無いが得意と言える程の呪いも無いミーナも自分の事は器用貧乏と言っていた。


私たちが考えるだけじゃ埒が明かないので私はグストアンに相談した。


グストアンに何かいい案がないかと聞くと、どうやら決闘は相手を倒すだけが勝利の条件ではないらしく

場外に落としても勝の判定を貰えるらしいこれだったら攻撃の呪いを使えない私たちにも勝ち目があるのかもしれない、その事をミーナに伝えるとミーナが面白い案を出してくれた。


ミーナの案はたしかに実現できれば初見の相手には勝てるかもしれないだがこれを決闘当日までにでに

完成させることが出来るのかが問題だ。


ミーナの案は二人で一つの呪いを作ることだ、つまり二年の最難関である

合同呪いのCurseals(呪いの子羊たち)である。


Curseals(呪いの子羊たち)は掛け合わせる呪い、その人の持つ欲望、血統などで変わる

だからCurseals(呪いの子羊たち)には無限の可能性がある。


そして私たちが目指すCurseals(呪いの子羊たち)は体を保護する呪いを場外の大きさまで拡大し場外に落とす作戦だ。


だがやはり問題はそんな呪いを決闘日までに完成させる事が出来るのか、出来なければ私たちの敗北が決まるだから私たちはCurseals(呪いの子羊たち)を完成させないといけない。


まず私たちは呪いをイメージする必要があり私たちはまず手あたり次第にCurseals(呪いの子羊たち)

を試してみた、だがどれもうまくいかず失敗に終わった。


そんなのが続きを残り三日となり私たちは焦りを感じ始めた。


そして私は一つの案を思いついた、私たちは当初呪いを展開しそこから徐々に広げていく考えだったが

私が思いついた案は広げていくのではなく、新しい呪いを大きな範囲で幾度も展開していく方法だ

呪いの膜事態を展開すること自体は私はとくいとしているので問題はない、だが問題になるのは膜で覆う対象だそこで私が思いついたのは疑似の対象を作り、そこに私が呪いの膜で覆う方法だこれだと

Curseals(呪いの子羊たち)無理に使う必要なく場外に押し出せる。


これをミーナに提案した、そうするとミーナも賛同してくれた。


そして私はミーナに疑似の対象を作る事をお願いした。


それから私たちは息を合わせる練習をした残りの三日間その練習をひたすらした。


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