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欠けた鳥になった人

作者: 秋葉竹


 


めちゃくちゃウザくって


鳥に愛情なぞ、あるはずないのに

鳥の擬人化してなんか

ふと青空に弧を描く

鳥を

自由の生き物扱いしたりする


鳥はただの鳥だぜ?

べつにふつうに

食えば美味しい、ぜ?(失言)


鳥は

笑わないぜ?


鳥は

泣かないぜ?


卵は平気で食われるし。


子鳥なんて、

けっこう

ふんだんに

死ぬ、ぜ?


無くしたのは

夢か?


鳥は

夢を

みるのか?


悲しみばかりみえるのは

ただ

言葉遊びの上手な舞姫


泣かない鳥が

泣いたと

云うか?


寂しい気持ちに

なったと云うか?


ただの言葉を

積み重ね


ハッ!


それはじょうずな

お遊びですかな?


悲しみなんて

鳥が

知るかよ!


悲しみなんて

人も

知らない。


ただ、その感情が

めっちゃウザくて

消えるよりまえ

ずっと露悪な


ほんとうを

そっと

飲み込む、よ?




たかだか

そんなことで

闇に、堕ちないで。


生きてくことって、云うて



だれもかれも

かのじょも親も子も

死から遠い人も

死のそばの人も

生きてくことって、云うて


云うて、

けんめいに口一文字に

勇気を持って堪えて堪えて

それでもやっぱり



生き抜く

もんでしょう?









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