『アイデンティティの中の海峡』・・・『詩の群れ』から
『アイデンティティの中の海峡』・・・『詩の群れ』から
㈠
一般に、アイデンティティと言う言葉が使われるのは、極自然だろうだろうだ。
そうだろう、まあ、アイデンティティのせいで、人に迷惑を掛けるとしたら、すいませんだよ。
だろう、アイデンティティにも、自然と融和することがあってだな。
そうだろうだ、そして、俺たちは、アイデンティティの中の海峡に、飛び込む訳さ。
㈡
成程な、しかし、何故、飛び込む必要があるんだい、え?
それはだな、様々な要因で、自己同一を探しに行くんじゃないか、だろうだ。
だろ、そういうことだと思ったよ、本当に、此処は、海峡なんだろうか、だろうだ。
いや、飛び込む前だから、此処は海峡じゃなくて、陸地さ、だろうだ。
㈢
だな、とんだ錯覚さ、つまりは、アイデンティティの中の海峡ってことで、自己を探しに、ドボンってことさ。
そうだろうだろうだ、明快でしっくりくるじゃないか、最高の上の最高だよ、だろうだ。