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息子と母、妙な知名度

今回は息子……と、私のことも少々。

部分的に、お子さんのいるご家庭であるあるなのかしら?

皆さま、こんにちは。


今回はちょっと不思議な体験。

いや、不思議でもないかもしれませんがね。うちの息子さんと、ちょっと私のお話です。




現在、これを載せた時点で息子は小学5年生になりました。

1年生の時にマラソンのゴールで咽び泣いていた頃が懐かしい。



今ではすっかり太ましい…………ガッチリ体型になってきて、母の身長を抜かすのも時間の問題。

カメコのお世話係にもなって、それなりに頑張って過ごしております。



実は今回は息子の成長ではないのですが、度々『え? うちの息子のこと知ってるの?』という場面に遭遇していたので、そのことについてお話しさせてください。




ケース①

驚愕!『あ! 息子くんのママだー!!』



これは自分が趣味のウォーキングや、仕事の帰りに歩いていると遭遇することが多いです。


近所、つまり息子の小学校の学区内を歩いていると、子供たちの集団に出くわしたりする。

その子たちの中に度々、私の顔を見て「息子くんのママー、こんにちはー!!」と遠くから挨拶してくれる子が多いのです。


ここまでだと、お子さんのいる方は経験していることは多々あるかと思う。



同じ学年の子かな?


(*´∀`*)ノ「こんにちはー♡」


と、返していくのだが…………よく見ると、息子とは違う学年の子なのだ。

しかも、息子があまり関わらないはずの児童館に通う子たち。(この日は児童館の敷地内から声を掛けられた)



知らない方もいると思うので説明するが、学校の近くには放課後に児童館に通って、共働きをする親が帰ってくる夕方まで居るというシステムがある。

昔は『鍵っ子教室』なんて呼ばれていたかもしれない。



うちの息子は支援学級であり、放課後はデイサービスが直接学校へ迎えにいくので、特にその子たちとは顔を合わすことが少ない。



(*´・д・)?

学年が違うなら、通級(支援学級の子が通常学級へ授業に行くこと)で会うこともないのになぁ。


などと、その子たちとの接点を何気なく考える。その時、子どたちがわらわらと私の所へと近付いてきたのだ。



そして、子供たちがニコニコと話してくれる内容が…………


(*´∀`)(*゜∀゜*)(・∀・)

「息子くんこの間、全校生徒の前で発表してたよー!」


(;´∀`)「あ、そうなの?(んっ!?)」


(*´∀`)(*゜∀゜*)(・∀・)

「あとねー、()()()校長先生と一緒に朝礼で舞台に上がってお話してたよー!」


(|| ゜Д゜)「え、そうなの?(んんっ!?)」


(*´∀`)(*゜∀゜*)(・∀・)

「いつも皆にお話してくれてるよー!!」


(((゜Д゜;)))「へー、そうなんだぁ!?(うぇあぉぉぉぉぉっ!? いつも…………て初めてじゃあねぇなぁっ!?)」


どうやら息子は毎週、学校で何かしらのアクションをして有名だったみたいです。


息子から一切、聞いたことねぇぇぇぇっ!!

先生からも特に言われてねぇぇぇぇっ!?


ねぇ、もしかして常習してます?

当たり前になってます?


怖いですよ!

うちの息子が全学年に、顔と名前を覚えられているのではないかと!!


いやいや!

それよりも怖いのは…………私がその息子の母親だと、他の学年の子にも知られていることだ!!


:(´◦ㅂ◦`):…………この子たち、私の顔を分かってる? こんな平凡なおばさんの顔を?


運動会か? マラソンか? 授業参観か? まずいぞ、心当たりが多すぎる!!




子供の記憶力すごい。


親子共々、この地域では悪いことはできないと思った出来事。




ケース②

衝撃! うちの息子は何者扱いか!?



これも地域を歩いていた時。(ウォーキングの範囲が広い)


この時は隣りの学区。

まぁ、それでも家からは近いので、コンビニとかで声を掛けられることもある。


しかし、この時は違った。


ちょうど仕事帰りで、遠回りして歩いていた時だった。



ヽ(´▽`)/「あー!! 『息子()()』のママだーっ!!」


(゜∀゜)・∵.ガハッ!!



今…………『息子さま』って…………『様』付けでお呼びになりまして!?


しかも、私に声を掛けてきたのは…………幼稚園児だった。園庭から男の子が手を振ってきた。


(;´Д`)「こんにちは。む……息子のこと、知ってるの?」


(*´∀`*)ノ「うん!! 息子さま、しってるよー!! 〇〇小学校だよねー?」


たぶん年長さんだろうが、しっかりしたお子様である。


何で知ってるの? と聞きたかっが、その男の子はお友達と走って行ってしまったので聞けなかった。(幼稚園の先生もこっち見てたので……)



(;-_-)

息子……お前さん、学区外の幼稚園児から、『様』付けで呼ばれておりますが…………何故?


そして、この母の顔も割れている……と。


怖ぇええええええっ!!

SNS!? まさかSNSに顔出しでもされた!?


情報社会!!

監視カメラ社会!!


…………内心ガクブルで帰宅いたしました。




この日の晩。


(|| ゜Д゜)「旦那さんや」

( ˇωˇ )「何かね?」

(|| ゜Д゜)「うちの息子さんが『様』付けで呼ばれとったんよ…………」

( ˇωˇ )「ほうほう…………」


ことの経緯を説明。


( ˇωˇ )「それ、こっちの学校の子の兄弟児さんとかじゃない? 子供会とかで見たとか」


(;´∀`)「あ、そっか……幼稚園は学区無いもんね。私が憶えてなかっただけで」


( ˇωˇ )「でも、何で『様』付けなんだろうね?」

(|| ゜Д゜)「……………………!?」


謎、余計に深まる。




・~・~・~・~・~・~・~・~




後日。

息子は5年生になり、この度『放送委員会』に入りました。



.゜+.(´∀`*).+゜.「毎日、おはようの放送するの♪」


(|| ゜Д゜)「が……頑張ってね……」


毎日、朝の放送で息子のマイクパフォーマンスが…………大丈夫だろうか?


放送事故にだけは気を付けろと伝えました。



息子が『放送委員会』に入りました。

そのことを、おじいちゃん(私の実父)に教えたところ…………


(*´ω`*)「実は、じいちゃんも放送委員だったよ」

( ゜д゜ )「え? お父さんが? 意外だねぇ」


うちの父親は愛想は良いが、あまり口数が多くない。

どうしても、放送委員で全校に向けて話している想像ができなかった。



(*´ω`*)「担当はミキサーだったなぁ。放送の機械って複雑だったから、機械操作が得意な俺が選ばれたのよ」

( ̄▽ ̄;)「あ、なるほど……」


うちの父親は趣味でアマチュア無線をしている。

歳の割には、スマホやタブレットもいじるのが好きである。


(*´ω`*)「じいちゃんと同じだねぇ」

.゜+.(´∀`*).+゜.「ぼくも放送機械いじりたいー!!」


(;´Д`)「放送事故だけは…………」


心配がちょっと増えた。

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― 新着の感想 ―
これは大物になりそう( ˘ω˘ )
お母さんの知らないところで大活躍。 思わぬところで知ることになりましたね。
いつも楽しく拝読しております (*´▽`*) 「様」とかすごいですね☆彡 ウチの小学校では放送委員会はエリートで、私はなれませんでしたよ ><。
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