寝落ち、光の如く
今回は『睡眠』のこと。
眠れるって幸せ。
ちゃんとした睡眠はちゃんとした生活から。
でもね、疲れてソファで寝てしまうのよ。あれってとても気持ち良い。あとで大慌てだけど。
皆さま、眠れてますか?
その眠りは良いものですか?
そもそも、眠るってどういうことなんでしょうね?
自分は子供の頃、眠りに落ちる瞬間がどうしても知りたくて、毎日布団の中で気合を入れて(?)それを探ろうとしたことがあります。
結局、いつも気付いたら朝になっていて、毎回『自分が眠ったところがわからない!』と悔しがったものです。
ちなみに、自分は昼間に少しでも昼寝をすると、その分以上に眠れなくなる体質だったので、小さい頃に“昼寝をしろ”と言われるのが大嫌いでした。
今ならいくらでも昼寝するのに。
そう……今なら当たり前に思えるが、人間は眠る瞬間って無意識である。
意識と無意識の境界なんてわからない。
気付いたら……いつの間にか…………というのが、眠りに落ちることだと思っている。
だからこそ、友達とチャットをやり取りしてたら急に止まって「おや?」と思ったところに「寝落ちしてたm(_ _)m」と入ることもあったり。
疲れてるのね、早く布団でおやすみ……と言いつつ、寝落ちの場面というのは所構わずだなぁとちょっと面白く感じたりした。
寝落ち。
それは不可抗力。
今さっきまですぐにメールを返してきた友人が、急に『機能停止』状態になるという急展開。それを画面の向こうにいる自分は、訳が分からず待ち続けるというもどかしさ。
なんだろうね、こうして上記のように書くと恋愛模様のように思えてしまう。(※相手は普通に友達です)
眠りも恋も一緒だよ。
突然“落ちる”ものなのさ。
…………知らんけどね(*´―`*)
ちょっと変にポエミーな気分になりましたが、眠る……つまり『睡眠』は人間が生きるうえでの『三大欲求』で、できようができなかろうが身体は『睡眠』を求める。
だから、よく眠れることは幸せのひとつ。
ぐっすりと眠る環境と時間があること。
身体に特に不調がなく、そこそこ体力もあること。
朝まで一度も起きずに眠れること。
これがね、大人になると崩れてしまう。
寝る前にやることがあったり、次の日の心配をして全然眠気がこなかったり。
最近はちょっと眠り足りないので、ちゃんと寝ようとは思ってますが、条件を揃えてぐっすりと寝ることのなんと尊いことか。
眠ることへ疑問を抱き、その正体を掴もうとしていた子供の頃が懐かしい。あの時は眠ることに集中できていたと思う。
何とかして、あの頃のように眠れないだろうか。
そしてふと、その頃の自分と同等の人間がいることに気付く。
そう、うちの息子である。
今は小四、まだまだお子様。
夜の8時台には風呂に入り、9時半までには布団で眠る、小学生の生活リズムのお手本のような我が子。
小学生になってから、うちの息子はいつも旦那が布団まで連れて行って横で添い寝するのだが、今日はその役目を変わってもらい、早速我が子を観察することにした。
さて、小学生のうちの子の寝落ちはどれくらいか?
幼児時代の息子は布団に入ったら、数分くらいで眠っていた。
息子が寝ないことで悩んだのは、過去に二、三回くらいだろうか。いつもよりも二時間くらいハッスルして寝てくれなかった。そして、朝もグズグズだったのだ。
これにより、うちの息子には夕方にカフェオレとコーヒーゼリーを与えてはいけないと学んだ。
(*´ω`*) 最近はお父さんの添い寝ばっかりだったしなぁ。
旦那も色々話したりしてるみたいだし、久し振りに息子と寝る前の親子会話でも楽しもうかな。
ということで、先に二階にある寝室へ。敷かれた布団の上ででゴロゴロとして待っていると、風呂から上がってすぐに息子と旦那がやってきた。
家族、川の字で寝てます。息子が真ん中。
(*´―`*)「はい、おやすみー」
(*゜∀゜*)「おとーさん、おやすみー」
(*´ω`*)「息子さんや、今日はかーちゃんと寝ようか。おやすみだよ」
(*゜∀゜*)「おやすみー」
自分は息子の横につき、旦那は風呂へ入ろうと一階へと降りていきます。階段を降りる音が聴こえる。
トントントン…………
(*´ω`*) ふふ、さて何の話を…………
( ˇωˇ )「…………ぐぅー」
(*'ω'*) ......ん?
( ˇωˇ )「ふごー……ふごー……」
Σ(゜д゜;) もう、いびきかいてる!?
……トン。
旦那が一階へと着いた。寝室を出て、十秒と経っていないはずである。
つまり、布団に入って挨拶して、たった数秒後に息子は『 完 全 熟 睡 』したのだ。
Σ(゜д゜;) 寝付き良過ぎじゃないっ!?
幼児期の数年前はそこまで早くなかったぞ!?
…………息子さん、の〇太並に早く眠りに落ちる。
息子が寝たので、お母さんの添い寝は数秒で終了。すぐに一階へ降りて旦那に言う。
(´-ω-`)「旦那さんや、息子さんはすぐに寝たよ」
(*´―`*)「あ、いつもそうだよ。遅くても十分くらい?」
(´-ω-`)「うちの子は寝付き良いね」
(*´―`*)「…………若いってことじゃない?」
(´-ω-`)「………………」
なんでも若さで済ませるのは良くないぜ。でも、よく寝る子は成長も早いと聞く。
(´-ω-`)「羨ましいね……」
(*´―`*)「ほんとにね」
昔、『睡眠』に対して疑って挑むようにしていた自分。
それとは対照的に、何も疑わずにすんなりと『睡眠』に落ちる息子。
眠ることが幸せならば、息子は幸せを素直に享受している。
(*´ω`*)「眠れるっていいことだなぁ……」
(*´ω`*) ………………
(´-ω-`))) ウトウト…………
…………………………
Σ(゜д゜;)「はっ!? ヤバい、二時間経ってる!?」
うっかり居間で寝てしまい、気付いてから急いでお風呂に入って布団へ。
少し遅れて、息子の寝顔を見ながら自分も眠ることにする。
…………………………
………………
(*゜∀゜*)「おかーさん! 朝だよ、おはよー!!」
(´-ω-`)「……………………あ゛?」
(*゜∀゜*)「起きて起きてー!!」
(´-ω-`)「いま…………何時よ……?」
AM 4:30
(´-ω-`)「…………まだ早い…………ねる……」
(*゜∀゜*)「新聞取ってくるー!」
(´-ω-`)「……近所迷惑だから静かにね?」
↑母の二度寝は三十分もできない。
息子は完全な朝型であると確定す。
早く眠れば早く起き、早く起きれば夜眠い。
こうして一日は始まる。
※ちなみに旦那は早朝にお散歩に行くことがあり、息子と寝る時間は大差ない。
自分は色々とやって夜遅い。ちくしょう、眠い。
不眠症の方の話を聞くと、本当に辛いなぁと感じる。世の中には『睡眠外来』などで、睡眠に関する病気の相談もあるとか。
ストンと眠りに落ちる時には、気絶に近いものもあるので『おかしいな?』と思ったらすぐに調べてくださいね。
せひろの睡眠。最近ちとヤバい。
自宅のソファなどで気付かずに眠ることはしばしば。変な時間に目が覚めて、慌てて布団へ行くことも。
質の良い眠りを望むなら、生活リズムを整えないとダメですね。




