せひろ、小説かくってよ
自分のなろうに来たきっかけ。
特に大志は抱いていないので、たいした理由ではないです。でも、ストレスは溜めてはダメだということ。
語り第一回目なので、自分のことを少々。
自分は以前は漫画描きだった。
だった……ので、今はほとんど漫画は描けていない。
この話は他のエッセイや活動報告などでも語っているので、ある程度、自分と交流の長いユーザーさんは知っている。
描かない時は、全く描かなくなるものである。
結婚して環境も変わったし、時間もなかったから仕方ない。
コミケでサークルもあったのだが、友達と遊びに行く感覚で開いていたので、ほぼ女子会であってゆるいものだった。
コミケに行かない代わりに、普通のランチ会になっていったし。
そして、月日は流れ……
自分たちも一児の親となったのだ。
産まれた息子は、小さかったがとても元気である。
身体も丈夫で病気もせず、二月生まれなのに四月生まれと遜色なく成長していった。
しかし、ほどなくして、うちの子が他の子供の『あるある』とは違うことに気付いた。
まず、人の顔を見ないのである。
赤ちゃんの定番、いないいないばぁという遊びができない。
こちらから顔を覗き込むと、息子は思いっきり視線を横に逸らして、目を合わせようとはしない。
ばぁをする前に、いないいないができないのだ。
唯一、彼がガン見をするのはテレビの天気予報。
お気に入りだったのは、ローカル放送の男性気象予報士のコーナーだ。
……なぜ?
なんか違うよ、うちの子?
そこで、スマホで子供の状況を調べてみた。
ネットに載っていたのは“発達障がいの疑い”の記事。
当時の自分はこの事実に、正直「終わった……」と思ったものだ。今考えると実に馬鹿らしい。
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ここで、子育てやそれ以外にも悩みを抱えている方へ。
自分の考えだが、ネットというのはもちろん便利で役に立つことが多い。
しかし、悩みまくって鬱になりかけの人間には良くないと思う。情報の悪い部分にしか、目がいかなくなるからだ。
ぜひ、ネットを見ないという考えも一日くらいは持ってほしい。以上。
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当時の自分は本当に絶望した。
親をまったく見もせず、天気予報のテレビの方に目がいく。
子供がはいはいを始めると、ぬいぐるみやアン○ンマンなどには目もくれず、掃除機の本体を追い掛け、しがみつく我が子に大いに嘆いた。(今考えると面白いな、おい)
そこでストレスは溜まっていき、何故かライトノベルを読み漁る生活が始まった。
お試し読みのコミカライズを見て、原作が本屋にあれば入手し活字を読む。
元々漫画描きだった自分は、小説よりも漫画を読む方が好きだった。絵の参考にもなるし、コマ割りや構図も良く見ていたからだ。
そんな自分が、以前は積極的に文章を読まなかったのに、小説の文庫ばかり読んでいる。
小説を本棚に入れるために、持っていた漫画の半分以上を古本屋に売ってしまったほどだ。
たぶん、その時は描けない漫画を見たくなかったのだろう。そんな心境だったのをなんとなく憶えている。
そこで、偶然読んでいた『悪役令嬢転生』ものの話が非常に面白く、あとがきに『小説家になろう』という文字を発見した。
……漫画無理でも、文字ならスマホひとつで打てる?
漫画描きだったが絵が下手だった自分は、結婚した後も創作だけがやりたくてしかたなかった。
丁度、スマホを新しくしたばかり。
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息子、三才。
発達障がいの疑いあり。
当時、準幼稚園で『療育』中。
更なる、天国であり地獄のはじまりである(笑)
息子、何かやらかすってよ
これからちょこちょこ出てきます。