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第三幕 覚悟閑量

自分は『僕』と自分を呼ばない。

気弱な印象を与えそうだから。

自分は『俺』と自分を呼ばない。

強面な印象を与えそうだから。

自分は『私』と自分を呼ばない。

陰鬱な印象を与えそうだから。

自分は『自分』と自分を呼ぶ。

自分以外の印象を与えないから。


まっ、そんなの自分の勝手でしょ?






■■■






あ〜笑った笑った。

ではなく、

御見苦しい所をお見せしました。

もう大丈夫ですよ?

まあ、気の迷い、または鬼の錯乱とでも思って下さい。

それにあれです、『笑う』って健康にいいんですよ?

表情筋ってやつですか?あれを使うことによって顔の老化を防ぎ、精神をリラックスさせ内臓の大敵であるストレスを発散させるそうです。

おおっと、話が摩訶不思議な方向にそれましたね。

いやさ失礼。

口調も戻しましょうか。

あ〜あ〜〜。

よし。んじゃ気を取り直してと・・・どうしよう?

まあ、取り敢えず現実把握しますか。

自分が身体に悪そうな爆笑をした後、バルコニーから寝室らしき部屋に戻って落ち込んだ。

いやもう、がっつり?べらぼうに?半端ねぇーくらい?底無し沼の底辺で人類の負をすべて抱えて盲腸の痛みに心臓を止めて耐えるくらい?

ゴメン、やっぱまだ混乱してるっぽい。

まあ、仕方ない。

あくまで一般人である自分には、許容できないものは許容できないんだ。そんなもんでしょう?

自分にできるのは膝を抱えて座り込むだけさ。

「落ち着きましたか?」

優しく声を掛けてくれる金髪さん(魔帝)。

ゴメン。いままで心の中で電波さんとか言っちゃってた。

同じく心の中で謝っておくよ。


すいませんでした。


それはさておき。

金髪さんが出してくれた紅茶(?)は致命的にマズかった。

優しい言葉よりお茶のマズさで正気に戻ったくらいに衝撃だった。

それもさておき。

ここが異世界なのは理解した。理解したけど納得はしていない。納得していないけど諦めた。

要は、

異世界だと承知すればいいんだろ?

魔法があると仮定すればいいんだろ?

簡単に帰れないと考察すればいいんだろ?

なら、これからどうしよう?

答えが決まってるのは解ってる。

自分の目の前にいる金髪さんに協力すればいいんだろう?

本当に、これなんてライト小説?的な感じだよ。

まあいいさ。

産業革命すら起きていないこの世界なら、自分の知識でも十分通用するはずだ。これでも社会・歴史と理科は好きな科目だったんでね。

ああいいさ。

日本に戻れないなら少なくとも衣食住は確保したいしね。金髪さんに協力すればなにかしら見返りを貰えるだろ。むしろへたに冒険者とかやるより安定してそう。

あ〜やだやだ、

いっそ民主主義でも教えて金髪さんに失脚してもらおうか?共産主義でもいいぜ?

まっ、無理だけどね。

うん、大分落ち着いてきたし頭も整理できてきた。

なら今することはただ一つ。


「エーリカ・フォン・バルトさん。・・・詳しく話を聞かせていただけますか?。」


現状把握の次は情報収集だろ?。


膝を抱えた体育座りの格好から立ち上がって金髪さんと相対する。

こっちはそれ相応の覚悟を決めたつもりなのに金髪さんは張っていた緊張を解いた様子で、立ち話もなんですからと、無駄に豪華な椅子と衝撃の紅茶を勧めてきた。

・・・紅茶は丁寧にお断わりしました。

「でっ、では何からお話ししましょうか!?」

しかしこの金髪さん、どこか気弱な印象だよな。いじめられっ子オーラっつーか、自信なさげな雰囲気を纏ってる感じがするね。

本当に魔帝とやらなのか?

まあ、威圧的な態度よりかはマシか。

「自分が知りたいのは、貴方が自分に何をして欲しいのか、自分に何をしてくれるのか。まずはこの二点ですね。」

真っ直ぐ金髪さんの目を見て言う。

ふむ、よく見れば美人じゃん。

「えっ、え〜〜〜と、そのっ、え〜〜あの〜〜して欲しいことと言われても、そのっ、私を助けて欲しいくらいしか思いつかないですけど・・・・。」


一番最初の迫力はドコいった?


「要はアドバイザーになれと?」

「あどばーいざぁ?」


あれ?、通じない。


「補佐官、ご意見番、参謀ってとこです。」

「あっ、はい。それでお願いします。」


それでってあんた。


「それで、自分に何をしてくれますか?」

「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。」

考えが長い。

「〜〜〜っと、この城に住んでいいです。」

「給料は?」

「えっと、少しなら・・・。」


よし、衣食住確保!


「んじゃ次ですけど、たしか人間と魔族は仲が悪いって言ってましたよね?それってどれくらい険悪なんですか?」

「う〜〜〜ん、戦争するくらいですかね?もしこのルフトバッフェ魔帝国内に人間がいたら多分捕まって牢に入れられると思います・・・。」

やべぇじゃん自分。

スタート地点でピンチじゃん。

てか、そんな国の城に住めないよ。

どんだけ鬼畜なんだよ金髪さんは。

「そういう割りにはバルトさんはずいぶん平気ですね。自分は人間ですよ?」

「私は特に人間に対して偏見や憎しみを持ってませんから、むしろ仲良くしたいと思ってます。」

鬼畜呼ばわりしてごめんなさい。

「それにあなたの髪の黒色は本来、魔族にも人間にもあり得ない色ですから、私の人間というイメージから少しズレているんです。」

そう言って微笑む金髪さん。

それって遠回しにお前は人間離れしてると言っているのか?

「黒髪ってそんなに珍しいですかね?」

「あ〜はい、少なくとも私は初めて見ました。」

青色の薔薇が存在しないのと同じ理屈かね?この世界には黒色の色素をもった髪の遺伝子が無いんだろ。

この世界に無い色だから異世界人・・・別に墨汁とかでも染めれるんじゃねーのか?

まいっか。

しかし話を戻すが本当にこの城(バルケン城だったか?)に住んでいいのか?

危険な香りがプンプンするぞ。

「もし、自分がこの城の兵士やらに見つかったらどうなっていましたかね?」

「・・・・牢に入れられるか、もしかしたら殺されていたかも・・・。」


オイオイな話しである。


「それじゃあ自分が人間なのは隠した方がいいのか・・・・・・そういえば魔族と人間の違いってなんですか?」

「違いですか?違いと言っても・・・う〜〜ん、まず魔族といってもいくつか種族があるんですよ。だからまあ、人間じゃなければ魔族ということになります。」


人間か人間じゃないか、か。


「では魔族の種族はどれくらいあれんですか?」

「そうですね〜〜。まず私のような魔人族がありますね。外見は人間とさほど変わりませんが、耳や肌の色が人間と違います。あと、高い魔力を持っています。魔族の半分が魔人といわれてます。次に多いのが獣人族です。ミノタウロス族や人狼族、ミーキャット族が含まれます。その次は亜人族です。ゴブリン族やオーク族がいます。あとは・・・数は少ないですが吸血鬼一族や精霊族、竜族がいます。」


覚えきれねーよ。半分くらい聞き流してしまった。


「分かりました。ではこの国の構造システムを教えてください。」

「構造、構造ですか?え〜〜と、ごほんっ

この国のトップは私、エーリカ・フォン・バルトです。そのっ、魔帝をしてます。

その下に

右大臣・カイテル伯爵

左大臣・ドーラ公爵

右将軍・ロッソ伯爵

左将軍・グナイゼナウ大公

の四人がいます。

さらにその下に

政務院・外務院・兵務院

があります。

地方では各領主がそれぞれ治めています。ルフトバッフェ魔帝国レイモンド伯爵領といった感じでしょうか。」

まあ、貴族いる王政といったところかね?江戸時代の日本みたいなものか?将軍がいて老中がいて各藩があるみたいな。

そういえば魔王はいないのかね?ファンタジーの定番だろ。

「魔王はいないんですか?」

聞いてみた。

「かつてはいたそうですけど、大昔に私の祖先であるヒトラーベルとノブナガが魔帝国を造った時に廃止したそうです。」


王ではなく皇帝ってことか、それはともかくヒトラーベルっていろいろヤバくね?

まあ、置いといて。

ここで一つの疑問が出てくる。

なぜ、自分に協力を要請したんだ?

この金髪さんは国のトップなんだろ?しかも皇帝で王政国家だ。いったいどこに協力を要請する必要がある?まさかどこかと戦争してるなんて言わないよな。自慢じゃないがその時はなんら役に立たないぞ。


日本人は平和主義者なんだよ。


「どうして、魔帝である貴方が自分に助けを求めるんですか?突然現れた見ず知らずの人間に、しかもこの国の知識が全く無い若造。本当に異世界人なのかも怪しい存在に。」

だから、直接聞いてみた。

有耶無耶にするのは好きだけど解らない事は嫌いなんだ。

「えっ?」

一瞬面食らった顔をする金髪さん。

「そのっ、あなたが異世界人だというのは信用できますし、あのっ、別に若造とか思ってませんし・・・・その、」

しどろもどろ、もしくは恥ずかしそうに顔を赤らめて小声で言いだした。

「・・・私はたしかに魔帝です。けれど私に心から忠誠を誓っているのは極僅かなんです。父が亡くなってから魔帝を継いだのはいいんですけど政治のことはさっぱりですし、軍事も分かりません。性格だって小心者の優柔不断ですからみんな愛想を尽かして離れていってしまうんです。

陰では゛無能帝゛や゛飾り姫゛と呼ばれてますし、実際その通りなので何も言えません。

例え私に近づいてくる者も大概は権力目当てや隙あらば魔帝国を乗っ取ろうとする者だけなんです。

けれど、だけれども、あなたならば、異世界人であるあなたならば私を助けてくれる気がしたんです。

虫が良いのは解ってます。

こっちの世界に来て何も知らないのをいいことに協力を強制してるのも理解しています。

卑怯と言われるかもしれませんし馬鹿な提案と笑われるでしょう。でも・・・でも・・・それでも、あなたが私にとって希望なんです。突然現れた救世主なんです。別に私は戦争をしたい訳でも魔帝として贅沢をしたい訳でもありません。私はただ父から受け継いだこの国を平和にしていたいだけなんです。・・・・・・ダメでしょうか?

甘い考えなのでしょうか?」


・・

・・・

・・・・・

・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・



「救世主・・・・・・希望、ねぇ・・・。」


馬鹿げてると笑っていいか?

それとも勘弁してくれと頭を抱えていいか?

自分に求められるには重すぎる。なんたってついさっきこの世界に来たばかりなんだから。

正直身に余る。

せめて自分が光の力を与えられたとか、魔法に目覚めたとかIQ200の天才君ならやってあげよう。

けれど残念ながら自分は一般人なんだよ。

いや〜、誠に残念だ。


と、言ってられないんだけどな。

自分に行くあてなんてないんだから。

せっかく衣食住を確保できるんだ、多少の苦労は我慢するさ。

頼りない魔帝さんの相棒くらいしますよ。

情けない人間ですけどね。

孤立無援だと嘆くなら

四面楚歌だと呟くなら

自分が力になりましょう

微々たるものですが

偽善に過ぎませんが

嫌々ではありますが

遺憾の気持ちですが

せっかくの縁ですから。

ふざけた出会いですから。

断れない何かなんですから。

二立奇縁だと言いましょうか

一面想歌で生きるとしましょうか


まあ、愚痴聞きぐらいしか出来ませんが

そんなことでいいのなら

まあ



「良いですよ。」


右手を差し出しましょう。


「・・・・!!。」


がっちりと、そして、しっかりと握手をする。

よかった、ここに文化の違いは無かったみたいだ。

金髪さんはもう嬉しさと恥ずかしさが合わさったのか、顔が真っ赤で涙目だ。

そんなに嬉しかったのかね?

それとも

そんなに孤独だったのかね?

でももう大丈夫だって。

何より自分が異世界じゃあ一番孤独だから。

そうだろ?


とかまあ、

金髪さんと違和感ありまくりの感動(?)を演出したところで問題は山積みなんだよな〜。

仕方ない、一つずつ片付けますか。

「バルトさん、え〜、いや失礼。魔帝閣下。帽子と服ってあります?」

いつまでも作業着で居られないでしょう。

「・・・・エ・・・エーリカでいいです。」

いや、別に呼び名は聞いていない。

しかもそれファーストネームじゃねえ?

会って一日も経ってない人間に普通言わないぞ?

う〜〜ん、警戒心とかも足りないのかねこの人は。ちょっとこれからが不安だ。

「・・・エーリカさん。帽子と服、ついでに布はありますか?」

「どうするのですか?」

「まずは自分が人間であることを隠さないと。エーリカさんは平気でも他の魔族の方はどう思うか分かりません、下手すれば魔族を人間に売ったとして二人共処刑されるかも。まあさすがにいきなりは無いでしょうが不安要素は少ない方がいいでしょう?。」

「なるほど〜〜。解かりました。どういった物がいいですか?」

「地味な色でなるべく肌を隠せるものがいいいですね。帽子はこの黒髪をどうにか出来るものじゃないと・・・あと耳も隠さないといけませんね。」

結構無理があるな。まあ、処刑されるよりかはマシだけどね。


で、


「こんなもんか。」

エーリカが使用人を呼ぼうとし、一悶着あったのは割愛して、

部屋にあった服やら帽子やらを掻き出してようやく決まったのが

「似合ってますよ。」

「・・・はあ。」

微妙な格好でした。

黒の作業着はそのままにして上から黒っぽい軍服みたいなコートを着てます。

それはいいんです。安全靴とあいまって軍人みたいだから。

問題は頭部

帽子ってーーか、兜


「戦国B○S○R○の毛利元就もどきみたいだな。」

姿見を見た自分の服装の第一印象がそれだった。

全体的に黒っぽい服装の頭が異様に長く、目が死んでる青年が写る姿見。

・・・眼つきに覇気が無いのには触れないでおく。

イメージ的には某人気戦国アクションゲームの詭計智将だな。もしくは、前田利家の鳥帽子兜に近い。たしかに髪の毛は隠れてるけどコレは無いだろ。すごく頭が重い。工事用のカラーコーンを頭に乗っけてると思ってくれ。

「かっこいいですよ。」

「・・・どうも。」

それがあんたの感性か、エーリカさん。

「これなら身長も誤魔化せますね。」

・・・・耳から手を突っ込んで脳漿ぶちまけようか?

「ごっ・・・ごめんなさい。そんなに睨まないで下さいぃ。」

まったく、次に身長のことを言ったらコロスぞ?。

とかまあ言いながら、なんとか格好だけは決まった。


「それでエーリカさん、ふと思うんだがいきなり明日から魔帝閣下の横に見知らぬ存在が現れたら、たとえ魔族と擬態してても怪しまれるんじゃないんですか?」

ましてや男と女である。

会社の社長がいきなり美人秘書を連れてきたらそりゃあ勘ぐられたりするだろう。

「それは・・・えっと・・・私の幼少の頃の遊び相手ということにしましょう。天涯孤独の身だったあなたを父が私の遊び相手のために引き取った。その後あなたは青年になる前に地方に修行に出て行った、けれど私が昔を懐かしんで呼び戻した・・・ではどうでしょうか。」

調べられたらすぐバレそうな嘘だな。

取ってつけた感が満載だ。

「・・・・・・いいんではないでしょうか。」

まあ、どうせどんな嘘をついたってバレる時はバレるんだ。むしろどれだけ背後関係を調べようとも自分は何一つ出てこないからすぐバレる方が憶測を呼んでいいかも。

なんたって異世界人だ。

ホコリ一つ出てくるはずがない。

便利!

なんて事考えながら服と帽子(兜?)を調整する。

ふむ、悪くない。

エーリカの黒のドレスといい感じにコラボしている。

自分は見た目から入るタイプではないがやっぱ格好は大事だと再認識。


さてと、

頭の整理はついたし。

衣食住は確保したし。

気持ちの理解は終わったし。

これからの事は決まったし。

相変わらずやる気は出ないけど。

異世界なのは納得するしかないけど。


「よしっと。」


小声で気合を入れる。

随分時間が掛かった気がするが、今が自分の異世界譚のスタートだ。

本当に面倒くさいけどね。

まあ、やれるだけやってみますよ。

とりあえず今は


「よろしくお願いします。エーリカさん。」


あいさつから始めますか。


「・・・こちらこそ。」


優雅に微笑み一礼するエーリカ。

ああ、やっぱあなたは魔族のミカドだよ。

その動作だけで絵画のように様になる。

あなたにとって隣に自分がいるのが希望なら

あなたの側にいることが自分にとって幸福になるように望みます。

それじゃあ、


「いっちょう軽ーーく、ゆるーーく、ふざけて、くだけて、やりますか!。」




























「そう言えばまだあなたの名前を聞いてませんでしたね。」

気づくの遅っ!

「教えてもらえますか?」

そんな天使の微笑みで見つめられてもな〜。

自分の名前好きじゃないんだよな〜。

日本人っぽくないし、

気に入ってないし、

だからって嘘を言うのも失礼だしな〜。

「・・・ダメですか?」

だからそんなチワワみたいな瞳で見ないでくれ。

心が痛い。・・・・冗談です。

はぁ〜〜〜

仕方ない


「自分の名前は・・・・・・・」



主人公が異世界だと認めないとどうなるか?

そんな思いつきで書き始めた作品なんですが、作者としての結論は「ストーリーが進まない。」でした。まあ、他に方法はいくらでもあるんでしょうが作者の技量では無理でした。

これからはやる気があまり無い主人公が中途半端な位置で活躍させようかなと思います。

あくまで思うだけですよ?

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