第二十七幕 子猫猫猫
こねこねこねこ
逆さに読んでも
こねこねこねこ
君の家族は最高かい?
■■■
「イッヒ様。その子達をどこから誘拐してきたのですか?」
*ミケさんの口撃
*イッヒに30のダメージ
*イッヒは力尽きた
は、冗談として。
ネコミミチルドレンを糞豚**(自主規制)***野郎から救いだして城に戻り、とりあえずはこの子達の応急手当てでもしようかと思い、シュルツのにーちゃんとネコミミっ子をおんぶしながらえっちらおっちらと廊下を歩いていたらミケさんに出会った。
そして言われた一言である。
因みに、門番の衛兵には
「魔質(人質)ですか?」
と、聞かれ。
チェルシーさんには
「どこから攫ってきたのですか?」
と、尋ねられ。
廊下ですれ違ったドーラ公爵には
「拉致はいただけないわね。」
と、指摘され。
偶然いたカイテル伯爵には
「・・・趣味趣向はそれぞれですからな。」
と、なんか悲しい視線を送られた。
ちょっと皆様方の自分に対するイメージを聞きただしたい。
「冗談です。」
と、若干鬱になりかけたところでミケさんが一言言い。
「それで、この子達をどうなされたのですか?」
と、自分の心境なんざお構いなしに聞いてきた。
この子達”は”、ではなく、この子達”を”と、聞いてきている時点で自分に非があるように聞こえるのは気のせいだろうか?。
まあ男二人がボロボロの格好でしかもところどころ痛々しい怪我をしている子供を背負ってきたら怪しむだろう。
「まさか本当に誘拐してきたのですか?。」
「違います。」
流石に否定。
即座に否定。
「いや、似たようなもんだろイッヒの旦那ぁー。」
そっ、そこは一緒に否定しましょうよシュルツのにーちゃん!
「やはりそうですか・・・。」
ミケさんも納得するなよ!。
「だから違いますよミケディンガーさん。」
「ミケ・シュレディンガーです。それでは詳しく事情を説明して頂ますでしょうか?。」
「いいですよミケガーさん。えーーっとですねまず・・・」
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説明中
■■■
説明終了。
「・・・という訳です。」
一通り言い終えて一息つく。
まあ説明と言っても、城下を観光・・もとい視察していたら虐待されていた子供がいたので保護しましたよ、という内容に若干の着色を加えた簡単なものだけれどね。
「・・・本当ですかシュルツ様?」
何故シュルツのにーちゃんに確認しますかこのネコミミメイドさんは。
「・・・・・7割ぐらいは事実だぜ。」
何言ってるんですかシュルツさん!。だいたい100パーセントは事実です。
「体を張って鞭から守ったのは俺だぜ・・・なぁ、イッヒの旦那ぁー?」
すいませんでした。何かミケさんには良いとこ見せたくて嘘つきました。
まあ、いいや。
「まあ、そんなこんななのでとりあえずはこの子達に手当てでもしようかと思うんですけど。ミケーさんにお願いしていいですか?」
「シュレディンガーです。しかしいくら怪我をしているとはいえ素性の不明な者を城にて手当てするのは私の一存では決めかねます。」
そりゃそうか。
「きひひひ、どうすんだ?」
そうですね。
いつまでもこの子達の怪我を放っておくわけにも、ましてや場外に捨てるわけにもいかないし、なにより背負っているのも疲れた。
仕方ない。
「それならこの城の最高意志決定者に判断を仰ぐことにしましょうか。」
「きひひ、その最高意志決定者ってもしや。」
「と申しますか確実に。」
お二方にはもう予想が付いてますか。
まっ、そりゃそうだよな。
「?」
「?」
背中のネコミミちゃん達はわかってないか。
まっ、そりゃそうだよな。
まっ、そんな二人は背中におぶったままにして、
「シュルツさんとミケさん「シュレディンガーです」の予想通りのお方ですよ。」
そう、
このバルケン城でもっとも偉い存在
「メイドのチェルシーだな?。」
違いますシュルツさん。
何故ここでボケましたか?
「天誅!」
「がはっ!?」
そんなシュルツのにーちゃんにミケさんの強烈ハイキック。
ツッコミが過激過ぎます。
背中の子供達がビビりまくりです。シュルツのにーちゃんの背中の子なんて悲惨なぐらい怖がってるね。
まあ、冗談はこれぐらいにしといて。
うずくまりたいけど背中に子供を背負ってるから立ったまま耐えてる銀髪赤目のにーちゃんも放置して、
「とりあえずは会いに行きましょうか、魔帝閣下のもとに。」
あの、愛すべき馬鹿帝にね。
■■■
てなわけで、来ましたエーリカの執務室。
正確には執務室の扉前。
もうあれだね、いくら軽いからといって子供を背負ったまま階段をのぼるものじゃないね。
普通に膝が笑ってます。
爆笑に近いレベルで。
「きひひひ、大丈夫か?イッヒの旦那ぁ。」
後五分は大丈夫、それ以降は無理。
まあ、でも。
「失礼いたしますエーリカ様。イッヒ様とシュルツ様がお越しになられております。入室してもよろしいでしょうか?」
すぐに降ろせそうだから我慢。
ネコミミの子供達にすごく優しくなれる自分がいる。
なんで?
まあ、自分に対する疑問は置いといて、
「どうぞ〜。」
うん、いつも通りの間の抜けた声が扉の向こう側から聞こえてきた。
まったくもって癒されない。
そんな自分の心境なぞスルーして「失礼します。」と扉を開けて入室するミケさん。その後ろ姿(尻尾)に続いて自分とシュルツのにーちゃんも入室。
ガチャリ・・・んで・・・バタン。
子供を背負っている為両腕が使えない自分達を気づかって扉を閉めてくれたミケさんに感心感謝してから視線を前に向ける。
そこに居たのは勿論エーリカ。ヒトのことは言えないが相変わらず真っ黒な服装である。何故か寝癖が付いている金髪もいつも通りだ。
直せよ寝癖。
もしかしてそういう髪型なの?。
まあ、いいや。
「おかえりなさいイッヒ。どうでした城下の様子は・・・・!?」
軽く微笑みながら話し掛けてきたエーリカの動きが止まる。
厳密に言えば自分が背負っているモノ(子供)を見て固まる。
さあ、エーリカはどうくる?。
営利誘拐か?
拉致監禁か?
幼児趣味か?
へこむ準備もツッこむ準備も出来てるぞ。
さあ、来い!!
「産んだんですかイッヒ?」
・・
・・・・・
・・・・・・・・・
それは予想してなかった。
いや、もう、なんかスゲーよアンタは。予測の遥か斜め上を駈け昇る感じだよ。
でも、
「違います。」
流石に否定します。
つーかさせろ。
そんなこんなで、とりあえずは説明するために子供を背中から降ろす。見ればシュルツのにーちゃんも降ろしているね。
しかし降ろした途端にガタガタと震え始めたのはいただけない。まあ、気持ちは理解できるけどね。
奴隷だったのに気が付けば変な男二人に背負われて、気が付けばバルケン城に連れてこられて、気が付けば目の前にこの国のトップがいると。そりゃあ怖がったって仕方がない、わらしべ長者もビックリのシンデレラストーリーだ。
若干違うか?
とにかく、背中から降りた途端に震えながら二人で寄り添いキョロキョロと辺りを見渡す姿は、なんか自分達がイジメている気分になる。
しかしようやく落ち着いて二人を眺めることが出来た。なんだかんだで出会った時はそれどころじゃなかったし、今までずーっと背負ったままだったしね。相変わらずボロ布としか言いようがない服を着てて、白い肌にはアザや小さな切り傷があるし、濃い目の茶髪はボロボロだしね。そういえば尻尾はあるんだろうか?。
あっ、あった。
ボロ布からわずかに見えた。なるほど、ミケさんに比べてだいぶ短いのか・・・伸びるのかな?。
それはともかく二人ともそっくりだなぁー。瓜二つだ。双子?
まあいいや。
それにしても二人の頭上に生えたネコミミが忙しくピコピコと動いて・・・・・・やべ、可愛い。
なんかこう地位とか尊厳とか全て捨て去ってでも抱き締めたい!!
明日死んでもいいから抱き締めたい!!
てか、抱き締めたら死んでもいい!!
むしろ抱きしめながら死にたい!!
はっ!
なんか自分じゃない自分が居た。
危ない危ない。
では気を取り直してエーリカにお願いするとしますか。
申し訳ないけどネコミミチルドレンを落ち着かせるのはその後だ。
「えーっとですね。まずは」
「あっ!、わかりましたイッヒ!」
説明させろや。
「その子達ミーキャット族でしょう?。なら、」
そう言ってミケさんを見るエーリカ。
「?」
「出産おめでとうミケ。」
ミケさんがずっこけた。
ズコー。
「みずくさいじゃない。言ってくれればお祝いしてあげたのに。」
「ち、違いますエーリカ様!。この子達はイッヒ様が」
「イッ、イッヒとミケの子供なのっ!?。い、いつの間にそんな関係になってたのっ!?」
今度は自分もずっこけた。
ズココー。
「きひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!」
笑い過ぎですシュルツのにーちゃん。
「・・・?」
「・・・!」
ちょっと待っててねネコミミチルドレンズ。はからずも落ち着いたようだけど、というかポカーンとしちゃったけれど五分程ちょうだい。
今この勘違い馬鹿に説明する五分をちょうだい。
「イ、イッヒ!」
「エーリカ様!」
「きひひひひ!」
■■■
混乱収拾中
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錯乱沈静中
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状況説明中
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現状解説中
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「・・・というわけです。」
色々終了。
「わかりましたイッヒ。そうね、この子達をこのままにしておくのも出来ないし断る理由もないもんね。」
と、無駄な遠回りの末に納得してくれたエーリカ。
そして無駄に疲れた自分とミケさん。
子供達は二人寄り添って立っているし、シュルツのにーちゃんは暇そうに壁に寄りかかっている。
ふむ、国のトップがいる空間には思えない現状だ。
それはともかく、
やっぱり子供達を城で治療する事をすんなり了承したエーリカ。
品位とか体面とかを考えず感情論だけで回答する魔帝閣下がここには居た。
ちったぁー考えろ!
そんなこんなで、
「はわわわ、この子達たくさん怪我してる!。ミ!、ミケ急いで医務室に連れていってあげて!。ああ、もう、こんなボロボロになって」
なんて、散々説明したはずなのにネコミミ子達の怪我を見て慌てるエーリカ。
自分のドレスが汚れるのもお構いなしに子供達に近づいて傷口をさすったりドロを手で落としてあげている姿は近所の世話好きなお姉さんにしか見えない。
断じて国のトップの姿ではない。
そんなエーリカを微笑ましく眺めながら
「かしこまりましたエーリカ様」
と、ミケさん。
「ええ、それとお風呂にも入れてあげてね。」
今度はしゃがみこんで目線を合わせて二人の頭を撫でながらそう付け足すエーリカ。
ナデナデ。
でも若干ビビッてる子供達。
そりゃあ魔帝閣下が目の前に現れて体を触りだしたらビビるでしょうに
ナデナデ、オドオド
なでなで、びくびく
ナデナデ、オドナデ
なでなで、なでびく
ナデナデ、ナデナデ
なでなで、なでなで
・・・・・・
手懐けた!?
なんて高ナデナデスキル
なんて無駄スキル
「了解いたしました。」
そんなエーリカを優しく見ながら了承したミケさんは、いったん部屋から出てチリンチリンとベルを鳴らす。と、
「「お呼びですか?。」」
トタトタと廊下を数名のメイドがやってきた。
ドコにいた?
そして何故ベルの音一つで場所が分かる。
あっ、チェルシーさん発見!
なんて疑問等は置いといて。
ミケさんが一言二言メイド達に何事か言い、それを聞いたメイド達はまだエーリカに頭を撫でられていた子供達をさながらATM強盗のような鮮やかさと強烈さで誘拐・・・もとい連れ去り・・・じゃなくて案内?していった。
まるで嵐のよう。
言い換えるなら火砕流。
そして山賊のようにネコミミ子供を肩に担いでいったチャルシーさんにビックリ。
お姫様だっこで抱えていったミケさんにもビックリ。
それは無いって。
「!!!!!」
「?????」
子猫達に合掌
トラウマにならなきゃいいけど。
「・・・・。」
「・・・・。」
「・・きひひ。」
てなわけで、取り残された自分とエーリカとシュルツのにーちゃん。
「あーー・・・俺ぁー帰るぜ?。なんかどっと疲れたからよぉー。」
「えっ!?。ああ、お疲れ様でしたシュルツさん。」
てなわけで、シュルツさん退場。
「よっと。」
だから何故天井から出て行く?
「んじゃぁーな。」
だからなんで天井から帰るんですか?
バタン
今日も分からずじまいかい。
まあ、いいや。
「さて。」
それではエーリカさん。ようやくシュルツのにーちゃんが帰ったことですし。ようやく子猫達を背中から降ろせたことですし、
この二人っきりの空間で
見栄も体面も気にしなくていい空間で
「本題に入るとしますか。」
「えっ?、なんのことですかイッヒ。」
なんのことって?。そりゃあーアンタ
「先ほどの子供達のこと、そして、エーリカさんが次にすべきことについてですよ。」
言いながら執務室をぐるりと見渡す。
部屋中を埋め尽くす本を見渡す。
「はい?」
しゃがんだ姿勢のままきょとんとするエーリカ。
綺麗な碧眼が自分を見つめる。
その視線をスルーして自分は目的たる本を探す。
《ルフト史 前期》
《ジューケー植物禄》
《ルフト史 後期》
《ラインガウ伝記》
《懐古禄 地獄編》
分厚い背表紙を一つ一つ読みながら目当てのモノを探す。
「?。何を探してるんですかイッヒ?」
そんな自分の行動を不審に思ったのだろうね、気が付けば立ち上がって横にいるエーリカ。
「大事なモノですよエーリカさん。何よりも基本となる大事なモノ。」
口と目を同時に動かしながら更に探す。
《メイキング計算方》
《南方日和り伝》
《旧アストラ歴について。》
「大事なものって・・・そこは本棚ですよイッヒ?」
「ええ、本棚にある大事なモノです。」
「わかりました!。この本ですね!?」
そう言って手渡してきたのは一冊の茶色い本。タイトルは
《ミーキャット族の生活・子育て編》
・・・・・・
何故ある!?
どうしてそんな本が魔帝の執務室にある!?
エーリカの趣味か?、はたまた前魔帝の趣向か?、大穴でミケさんの持ち込み?。
考え出したらキリがなさそうだから止めとこう。
それに
「違います。」
間違ってるし
何より
「コレです。」
探しモノが見つかったしね。
「どうぞ」
と、エーリカに分厚い本を手渡す。
真っ黒な表紙に書かれたタイトルは
《ルフトバッフェ魔帝国法典》
元の世界なら六法全書、日本国憲法ってやつだ。
「ほえ?」
奇妙な鳴き声を出したエーリカ。
いやいや、ほえ?、じゃないですよ。基本でしょ基本。法律ってやつは国の基本でしょう?、ねぇ魔帝閣下様。
「法典が私と先ほどの子供達に何の関係があるんですか?」
本を両手で抱えながら子首を傾げるエーリカ。
その様子を見ながら思い出す。
肩に乗っていたあのコートの重みと、
肩に背負ったあの小さな重みを
釣り合ってしまった重みだけど、釣り合っちゃーいけない重みだと思う。
優しさとか愛やら慈愛じゃなくて、論理的に、基本的に命とコートは釣り合っちゃいけないから、
だから、
だから自分は言う。
100年後のエーリカの為に言う。
歴史に名前を刻めそうだから言う。
「法律っていうやつは物事を規制するだけじゃなくて、守る為にもあるわけです。」
「?。」
制限速度も銃刀法も食品衛生法も人の命を守る為にある法律だ。
まっ、つまりは。
「奴隷を禁止しましょう。」
エイブラハム・リンカーンよろしくね。
奴隷解放宣言だ。
「・・・奴隷を禁止するのがどうして私の為になるんですか?」
わからないの?
「奴隷達から感謝されます。ついでに未来に名を残せます。」
「でもイッヒ。奴隷を必要としている方達から恨まれないの?」
「奴隷を使ってる奴らなんて、どうせロクでもない連中ですから恨まれたって気にする必要はありません。」
「で、でもイッヒ。奴隷達を突然禁止したりしたら職にありつけない者達が出てきませんか?。」
はぁ〜、心配性だなーエーリカは。
なら、
「なら聞きますがエーリカさん。先ほどの子ネじゃなかった子供たちの処遇をエーリカさんは許せるのですか?。力無い者達が奴隷だからという理不尽な理由で虐げられるのを許容できるんですか。
奴隷を使役する奴らに恨まれる?嫌われる?。
なら言いますがエーリカさん。
自分は奴隷を使役する存在が嫌いです。
大嫌いです。
なおかつ暴力を振るう奴らは死ねばいいとすら思います。
そしてそれを黙ってみているしかない自分自身も嫌いです。
ではエーリカさん。
エーリカさんは嫌われても構わないのですか?。嫌われたくないという結果、嫌われてもいいのですか?
」
「そ、それは・・・」
「んじゃあ単純に考えましょう。
禁止したら起こりうる弊害やら問題なんて考えずに簡単にいきましょう。
自分はあの子達が可哀想です。
だから何とかしたいと思いました。
結局の話し、ただそれだけのことなんですよ。」
議論するのは後回し。
心配するのは後回し。
後悔するのも後回し。
とにかく今は、
「あの子達を解放してあげましょう。
あの子達を笑顔にしてあげましょう。」
政治・理屈・経済は後の後
感情論優先でいきましょう。
そっちの方が好きでしょう?、ねぇ、エーリカさん。
「・・・わ、わかりましたイッヒ。」
自分の言葉を聞いた後、小さく目を閉じたエーリカはスッと、普段のオドオドした瞳とは違う眼差しを自分に向ける。
碧く青く蒼い碧眼に覚悟を灯す。
「私は、
あの子達の為に恨まれます。
誰かの笑顔の為に、嫌われます。
奴隷を解放しましょう。
私の為ではなく、力無き者達の為に、
絶対に、あの子達を笑顔にします。
」
そう言ってギュッと、分厚い法典を抱きしめるエーリカ。
真っ直ぐ見つめる眼差しは、固い決意と、恨まれる覚悟と、嫌われる優しさが宿っていた。
誰よりも偉く
何よりも臆病で
でも優しい
そんなエーリカ
本当に、こういう時のエーリカは
愛すべき魔帝の姿だ。
「さて、ではエーリカさん。」
格好良くキメた所悪いのですが、
「着替えましょうか。」
子供たちのボロボロの服を触ったから、エーリカの服も汚れまくってますよ。
「イッヒもね。」
そういえばずっと背負ってたな自分。
きっと背中はドロだらけ。
まっ、自分とエーリカらしいや。
すいませんでした。
後半グダグダです。
も一度すいませんでした。
そして気が付けばお気に入り登録が500件を突破。すいません・・・じゃなかった、ありがとうございます。
さて、一応今回はほとんどギャグパートでした。最後だけ真面目です。どうもミケさんが出てくると主人公がおかしくなる。なんでだろ?
それはともかく、
今回、というか前回も子猫達ネコミミチルドレンのセリフが無い!。ついでに名前も無い!。おまけにチェルシーさんもセリフが無い!。というグダグダぶり。
実は子猫達の名前がまったく思い付きません。更に性別すら未だに未定です。
てなわけで、
もしよろしかったら子猫達の名前を送って頂ければ嬉しいです。
採用された方には感謝と謝罪をお送りいたします。
こんな作者ですいません。
それでは次回も楽しみに。
?、楽しめるのかなこの物語?。