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第二十五幕 平日業夢

お気に入り登録件数が370件を超えていました。

ありがとうございます。

ビックリです。

もう一度ありがとうございます。

一応すいませんでした。

今後もよろしくお願いします。

「日本人として、やっぱりお盆と正月ぐらいは実家でのんびりとしたい。」

「でも、そういう時にこそ旅行に行く人だっているだろう?」

「なら、その旅行には家族と行きたい。」

「愛とか恋が分からないって言ってた人間とは思えないセリフだな。」


「ほっとけ。」








◆◆◆





日常に戻ったのか、それとも非日常から異常に回帰したのか。

心情としては回忌した・・・というところかね。

回帰と回忌、意味はまったく違うが。


それはともかく。

凱旋してから四日目。

そのうちの三日間は何事も無く、ではなく、騒がしく過ぎた三日間となりました。

戦勝パーティーの一日目

これはいい。

反乱に同調した、もしくは反乱軍、魔帝軍どちらにもつかすに傍観した貴魔族(貴族で魔族)が謝ったり言い訳をしに来た二日目

これもいい。

この二日間は基本的にエーリカの後ろに立っているだけだったから楽だった。パーティーの時もただダンスを見てるだけだったからね。エーリカは『お、踊れませんー!』とのこと。

そして三日目。

なんとエーリカがまたやりやがった。いや、やったというより何もしなかったと言える。

では何をやって何をしなかったかというと、俗にいう寝坊というやつである。

それも超特大級の寝坊。

なにしろ起きてきたのが夕方だったてんだから呆れてしまう。まあ、人間の感覚と魔人のエーリカは違うのかもしれないが、アレはヒドイ。


爆睡・睡眠・熟睡・惰眠・永眠?。


そして二日目以上に貴魔族共が大挙して押し寄せてきやがった。祝辞やら言い訳やら恩賞やらと言ってね。まさか寝ているエーリカの前にそいつらを通すわけにもいかず、とはいえグナイゼナウ大公やドーラ公爵に事情を説明するわけにもいかないため、(いや、本当はあの二人に任せたかったんだけどせっかく苦労して築き上げたエーリカの威厳をぶち壊しかねないのでやめた。)仕方なく自分とシュルツのにーちゃんの二人でやってくる人外魔族共を丁寧に追い返すことになってしまった。

慣れないことはするもんじゃなかった。゛なんで魔帝閣下はこないんだ!゛と怒声もあれば、゛処刑されたくないから謝罪させてくれ゛と懇願もされたりした。まあ、半分くらいの貴魔族の最初の反応は゛お前ら誰だ?゛だったけど。

しかし疲れたね。゛お前らじゃ話にならない。魔帝閣下に会わせろ!。゛なんて怒鳴られても、その魔帝閣下は熟睡中だよ!、と怒鳴り返すこともできるわけもなく、

゛申し訳ありません。本日は終了いたしました。゛

と、けんもほろほろに断るしかなかったんだけどね。

泣き落としされるのが一番面倒くさかったが。

牛頭の大男がデカイ顔をぐしゃぐしゃにして必死に懇願する様はシュールを通りこして恐怖を感じた(後から聞いたがその牛頭はネロガイウル男爵の弟だったんだそうだ。首謀者の弟じゃあ必死になるわな。)

・・・なんで、異世界に来てまでお役所仕事みたいなことしなくちゃいけないんだろうかと思った。

エーリカの付き人ってことは公務員みたいなもんだからいいのかと結論した。


異世界でも世知辛い。


ちなみに、ミケさんずっとエーリカを起こそうと悪戦苦闘。

昼頃からエーリカの寝室の壁越しに鈍い打撃音が聞こえてきたのは気のせいだと思いたい。夕方起きてきたエーリカの頭上にマンガのようなたんこぶが出来ていたのも錯覚だろう。

自分もエーリカに対して大分容赦しなくなったと自覚してるが、ミケさんも似たような変化をしているのかもしれない。

そうだとしたら随分おかしな話だね。

それとも悲しい話なのか。

笑える話なのか。





「どうしましたイッヒ?、ぼーーっとして。」


回想終わり。


「お役所仕事をする側とされる側の世知辛さ考えてみました。」

「?」

首をかしげる金髪黒衣の魔帝閣下様。

まあ、エーリカなんだけど。

そして当然の反応ですね。

ぼーーっとしていた人間が世知辛さについてなんて言ったら首をかしげますよね。自分なら一歩ひきますが。

「世知辛さ・・・って、どれくらいの辛さなんですかイッヒ?」

世知辛さの意味を知ってなかった。

これが上流階級と一般人の認識格差というやつか。


違うか。


「舌が少しだけぴりりとなる程度の辛さです。」

とりあえず嘘を教えておいた。

「へー、そうなんですかー。」

素直に信じた。

罪悪感が芽生えた。


まあ、いいや。


罪悪感を一言に他人事ひとごとに流して仕事に集中する。

なんて言っても、紙切れをエーリカに手渡すだけになんだけどね。

相変わらず楽な仕事です。

「どうぞ。」


と、新しい紙をエーリカの机の上に乗せる。

「うげぇ。」

と、淑女らしからね鳴き声をエーリカがあげた。

いや、うげぇーはないだろ、うげぇ、は。

今この執務室に自分とエーリカしかいないとはいえ褒められたものではないでしょう?

まあ、気持ちは分からないっもないけどね。

そう思い当たりを見渡す。

視界に広がるのは紙、紙、紙、紙、紙、紙、髪、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、神、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、エーリカ、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、上、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙、紙。


いや本当すげぇ量の紙の束。

むしろ紙のタワー。

エーリカの広い執務室を文字どおり埋め尽くす紙の海。

マンガでしか見たことないような光景がそこには広がっていた。


たしかにこれは゛うげぇ゛だ。


「なんで私がこんな目に・・・。」

「なんでって、そりゃーエーリカさんが反乱討伐してる最中でも書類が発生するからでしょうに。更に言えば反乱討伐の恩賞やら損失報告やら必要経費やらの書類だって発生しますし、更に更に言えば今まで居たレイモンド伯爵やネロガイウル男爵達、反乱に加担した方々が抜けている状況では人手(魔族手)不足になってエーリカさんにまで負担がかかるのは当然でしょうし、更に更に更に言えばエーリカさんが反乱を見事討伐したおかげでエーリカさんに対する評価が上がって今まで任されなかった書類が増えたからですし、更に更に更に更に言えば」

「もういいですイッヒ。」


エーリカの疲れた悲鳴によって自分の言葉は遮られるこてとなった。

まだまだ言い足りなかったのに、残念。


「まっ、そういうことですから観念して仕事に専念して下さい゛魔帝閣下様゛。」

多分今の自分は相当意地が悪く思えるだろうな。自分だってそう思うもん。

「はぁー、そうは言いけどイッヒぃ。大変なのは大変なんだですぅ?」

大変ねぇー、でも大変なのが仕事ってやつでしょ?。

生きる為に働いているのか、

働く為に生きているのか、

それが解らなくなるのが仕事ってもんでしょって、。

あれ?・・・ふと思ったんだが、自分おもいっきり元の世界の会社を無断欠勤してるよな?。これ、例え戻れたとしても無職からスタートになるケースじゃないか?。うわー、悲し過ぎる結末が待ってるなこりゃ。

「ど、どうしたんですかイッヒ?、いきなり疲れた表情になったりして。」

「え?、ああ気にしないで下さい。世の中の無情さに打ち拉がれただけですから。」

「白髪でもできましたか?」

それはない。


それはともかく。


「口よりも手を動かして下さい。喋ったって終わらないものは終わりませんよエーリカさん。」

「わかってますぅ。」

じゃ、仕事再開だ。

まっ、自分は楽なんですけどね。


・・・


・・・


・・・


・・・


・・・


「ねえイッヒ?」

「なんですかエーリカさん。」

「この書類、判子と私の著名だけじゃなくて゛いいか゛゛わるい゛まで書かなくちゃいけないみたいなんですけど?」

「はい?」

「これです。」

「どれどれ。」

と、エーリカが手渡してきた一枚の紙切れを受け取る。眺めてみるがパッと見は普通の書類と変わらない。


え〜〜っと、なになに?、捕虜の処遇について・・・?、ロッソ伯爵の血縁者八名を処刑について・・・゛許可゛゛不許可゛か・・・ね。


「・・・・・。」


ちょまて。

ちょいまてって。


「どうしましょうイッヒ?」

いや、どうしましょうとかそんな簡単に聞かれましても困るんですけど。

一体自分にどうしろと。


「゛いい゛ってことにしましょうか?」

いやいやいや。そんなこと自分に確認しないでください。何一般人に電気椅子のスイッチを握らせてるんですか!?。なんでその八名の命を自分が握らなきゃいけないんですか?。

「やっぱり”わるい”ですかね。」

だから自分に聞くんじゃねーよと。

「あれ?、ねえイッヒこれって・・・すごく大事な内容ですよね?」

今さらですね。

「よく見ると゛処刑゛と書いてますよね?」

よく見なくても普通に書いてあります。

「あわわわわ、ど、ど、うしましょうイ、イッヒ!?」 

反応ってかコトの重要性に気付くのが遅い!

ホントにこ愛すべき馬鹿帝は・・・見てて飽きないなぁ。上司にはしたくないけでさ。


「イ、イッヒ!、そんな眠たそうな目をしないで一緒に考えて下さいぃ!。命が関わる大事なことなんですよ!?」

眠たそうな目はそういう仕様なんです。あと、その命を握ってんのは他ならぬあんただろうがと言いたい。


はぁ、まあ、いいや。


「エーリカさんの好きなようにすればいいじゃないですか。」

返答は投げやりになった。

仕方ないよね、自分裁判官じゃないし。


「で、でも、これに゛許可゛と書いたら八名も殺すことになりますし、せっかく反乱が終わったのにそれは悲し過ぎます。でも゛不許可゛と書いたらこんどは甘過ぎると言われそうですし、この八名からは憎まれるような気がして・・・私が討伐したロッソ伯爵の血縁者ですし・・・。」


おぉ、ちゃんと考えていたんだ。ちゃんと情だけでなく体面も考えていたのか、そうかー、エーリカも成長したんだなー。立派な魔帝になれるように努力してるんだなー。

わずかに感動だね。

でも、そんな大事なこと自分に相談しちゃだめでしょう。自分は所詮法律も帝王学も知らないただの人なんですから、こんなことしかアドバイスできませんよ?。

「好きにすればいいんじゃないですか?」


「・・・それはさっき聞きましたよイッヒ。」


だから自分の結論は変わりませんって。

「だからエーリカさんの好きなようにすればいいんです。どちらを選んでも何かが不備になるなら、好きな方を選んでおいたら後悔も少なくてすみますよ。心の中の天秤がつりあっているならどちらを選んでも結局一緒なんですからね。」


アドバイス・・・だけれどもこれは考えようによっては冷たく思えるかもしれない。好きなように、自由にということは責任を己で全て受け持つと同じこと。

まあ、つまりは自分を巻き込まないで下さいってのが本音です。


「・・・わかりましたイッヒ。」


えっ!?まさか本音がバレました?


「・・・これで、よし!」

ああ、よかった。違ったみたいだね。普通に勢いよく紙にサインしてるし。

いったいどちらにしたのかね?

そう思い先程の紙切れをエーリカから受け取った時に覗き見てみた。

エーリカの丸みを帯びた筆跡で書かれていたのは


‐不許可、エーリカ・フォン バルト‐


予想通りといえば、予想通り。らしいといえば、エーリカらしい返答だった。

いいね。期待を裏切らない方ですよこの魔帝閣下は。

「イッヒ!?」

「はい?」

今度はなんですか?

「これも‐許可‐不許可‐があるんですけど・・・。」

そう言って新しい紙をヒラヒラさせるエーリカ。また受け取って見てみると書かれている内容はだいたい同じ

「捕虜を処刑する‐許可‐を・・・ね。」

処刑するの大好きだなこの国の役人は。

「思うがままにすればいいじゃないですか。」

溜め池交じりに紙を返す。

「そうします。」

と、さっきよりあっさりとサインするエーリカ。

書き終わった紙を受け取って新しい紙を渡す時に、新しい紙をチラリと確認してみる。

「お好きなようにどうぞ。」

「・・・またですか?」

またですよ。

ホント、処刑が大好きな国だねこの魔帝国は。

「不許可ぁー!」

処刑が嫌いなんだなこの魔帝は。


まあ、そこが魅力なのかもしれないけどね。

それにこの状況は、

「おめでとうございますエーリカさん。」

こういう状況でしょう?

「へっ?」

へっ?、ではないですよ。

「良かったですね。」

ですよ?。

「?。何がですかイッヒ?」

おや、自覚してない。

なら説明しようか。

「その書類。許可か不許可を書かなくちゃいけない紙切れですよエーリカさん。良かったじゃないですか、

ただ決まった事柄に印をするだけから

エーリカさんが決定権を持てるようになった証拠じゃないですか。」

そう言って机の上に置いてある一枚を指さす。

今まで、自分が来た最初の頃には皆無だった項目が追加された書類。

新しく決定権が発生した書類。

「あーー、たしかにそうですねぇーイッヒ。」

だけれど、エーリカの反応は予想外なくらいに薄かった。

薄型テレビなみに薄かった。

「嬉しくないんですかエーリカさん?」

あなたが望んでいたことでしょうこれは?

「あっ、いえ、嬉しいのは嬉しいのだけれどイッヒ、その、なんて言ったらいのかな、うーーんと、地味だなーって。」

少し困惑した表情ではにかむエーリカ。

つーか地味って。この状況まで持ってくるのにあんたは反乱を討伐するっていう苦労をしたんでしょうが。

あれだけの労力と強運の成果を地味の一言で片付けるなよな。いや、たしかに言われてみれば地味としか言い様がないけどさ、もっとこう、些細な幸せをかみしめる感じに受け取れないのかねこの金髪頭は。

「それに仕事が増えただけって気も・・・」

殴るぞ?

「あイタっ!?」

殴るっちゃった。厳密にはチョップだけど。

「な、何するんですかイッヒ!?」

「何するも何も、エーリカさんが馬鹿なこと言うからじゃないですか。」

「ば、馬鹿なことって?」

もう我慢できないから言ってしまおうか。

「いいですかエーリカさん!?。これまでエーリカさんに無かったモノ。それは選択肢です。行動権って奴でも構いません。ただな置物、飾り姫だったわけです。ですが反乱が起きた時に、一瞬でも操り糸が切れた時にエーリカさんは自ら行動した、選択したわけです。

そして見事勝利した。

操られなくても魔帝としてやっていけると証明した。

ついでに今までは故意に操られていたんだと嘘を付いてね。

そうして、

ようやく、

やっとこさ、

ついに、

とうとう、

やっと、

苦労の末に、

なんとか、


手に入れた権利なんですよ、これは。

夢にみた選択肢じゃないですか、

自分に願った決定権じゃあないですか。

だからエーリカさん。

地味だとか言わないで下さい。

派手過ぎるよりマシでしょう?

面倒だとか言わないで下さい。

何も出来ないより素敵でしょう?

塵も積もれば山となるんです。

積み重ねていけばいいじゃないですか、地味なことをコツコツと、

繰り返していこうじゃないですか、面倒なことをコツコツと、

ね。」


そう締めくくる。

と、言いくるめる。

見れば右手でおでこを擦った状態でぽかーんと固まっているエーリカ。

なんだその反応は?

「イッヒって、・・・たまに凄く饒舌になりますよね。」

それには反応しなくていいから。

「ふふ、でもイッヒの言う通りですね。地味で面倒ですけど私が求めていたものなんですよねこれは。」

そう言っていとおしそうに一枚の紙を優しく撫でるエーリカ。

内容が処刑でなければもっとよかったのに。

まっ、いいや。

「もしかしたらただ単なる役人不足のせいでエーリカさんまで普段やらない仕事を回されてるだけかもしれませんけどね。」

「台無しですイッヒ!。」

おぉ、エーリカが突っ込んだ!?

「冗談はともかく。これでようやく零からいちになったじゃないですか。位置についたなら、用意して走りださないといけませんからね。」

「ふふふ、そうですねイッヒ。立派な魔帝への道のりはこれからですもんね。うん!頑張りましょう。それではイッヒ。これからもよろしくお願いね。」

出来れば今すぐ元の世界に返して欲しいなぁ。

でも、まあ、

「衣食住を確保して頂けるなら、微弱ですが手助けさせてもらいますよエーリカさん。」


そう、言って新しい紙を渡す。

その紙を嬉しそうにはにかんで受け取るエーリカを見ながら思う。

きっとこの金髪黒衣の魔帝閣下は成長しているんだろうと、

少しずつ、だけれど劇的に変わっているんだろうと。

これからも成長し続けていくのだろうと。


なら、


一体自分は何が変わったのだろか?

何か成長したのだろうか?

成長したから帰れないのだろうか?

逆に、成長しないから帰れないのだろうか?

帰りたいと願う限り帰れないのだろうか?


なーーんてね。

センチメンタルにホームシックになっても仕方ない。どうせ世の中はなるようにしかならないからね。

今はただ、目の前の書類を終わらせることに集中しようか。


「それではエーリカさん。まずは作業の効率化をしましょう。自分が判子を押しますのでエーリカさんは許可不許可の判断をして下さい。」

「わかりましたイッヒ。ふふ、こういう誰かと一緒に一つのことを分担して何かをするのが夢だったんですよ。」

それは良かった。!?、あれ?、てゆーか政治は分担作業じゃないの?、まあ、いいか。エーリカさん良いならいいんだろう。

それじゃあ、

いっちょう、かるーくゆるーく、ふざけてくだけて、やりますか。










「そう言えばイッヒ。ミケとシュルツはどうしたの?」

「え?、ああ、ミケさんは今日は休みですよ?。たしかチェルシーさんと一緒に買い物に行っているとか。シュルツさんはヤボ用で同じくお休みです。」

「休み・・・うらやましいなぁ〜。」

まったくです。

でもあんたは昨日散々寝てたでしょう?

自分も一休みしたいですよ、


人生をね。

すいませんでしたぁぁっ!!。

ノリで謝ります。

まあ今回もストーリーが進みませんでした。登場したのも主人公とエーリカのみです。一応、小さいながらも変化してるよ、てゆうのがコンセプトの話でした。

別に飛ばして読んでくれてもいいかもしれませんね(笑)。

次回はなんらかのアクションを起こす予定です。

でも予定は未定です。


それはそうとお知らせがあります。主人公イッヒの兄の小説を投稿いたします。タイトルは『この滑稽なる青春を』です。お時間と興味がありましたら覗いて頂けたら幸いです。

それでは次回もよろしくお願いいたします。

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