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第十二幕 海苔演説

今回はネコミミもきひひもありません。

「ねえ椿ちゃん。」

「なに?明美。」

「***君のこと心配じゃないの?」

「どうして?」

「どうしてって、行方不明なんだよ?警察にだって捜索願いが出されてるのに見つからないいんだよ?」

「それがなんであたしが***を心配する理由になるの?」

「えっ?、だって椿ちゃんと***君って付き合ってたんじゃないの?」

「あたしが?、***と?あはははは、冗談はよしてよ明美。」

「違うの?、いつも一緒にいたからみんなてっきり付き合ってるんだって。」

「そんなんじゃないよ。***とあたしは言わば・・・゛腐れ縁゛って奴よ。」

「ふーーん、でも心配でしょう?」

「まっさか。***はね、最初から死んでるようなものなの。すでに死んでる人間を心配する必要はないし、



二度も死んだりしないから


ね。」







■■■










なんか失礼なことを言われた気がして目が覚めました。気のせいか?

まあ、気のせいなんだろうね。

さて、昨日から一晩経って今日です。

当たり前か・・・。

まあ、いいや。

普段道りにを服を着て。

普段通りにトンガリ帽子兜を被って。

普段通りに異世界に溜め息ついて。

普段通りに廊下でチェルシーさんに挨拶して。

普段通りにエーリカの部屋に行って。

普段通りに朝食を食べて。

普段通りに出陣して。




いや、



普段は出陣しないな。

してたまるか。

てなわけで、今自分はエーリカや衛兵の方々と共にバルケン城の中庭にいます。ちなみに、右斜め前方に立っているエーリカの服装はいつもの黒いドレス姿ではなく、黒の軍服みたいなのにこれまた黒の胸当てやら肩当て、鉄製のブーツ。仕上げに濃い紫のマント。

まさに戦装束。

どちらかと言えば似合ってない。

「ぷっ。」

『笑いました?今笑いましたねイッヒ!』

思いがけず軽く吹いたらエーリカが念話でつっこんできた。やっぱ気にしているみたい。

『エーリカさんの格好を笑ってなんかいませんよ。ただカタカタとどこからか聞こえる音が面白かっただけです。』

カタカタと聞こえる音の発信源はもちろんエーリカ。の、腰に差した剣と鎧が震えと一緒にぶつかり合う音。

『こっ、これは恐くて震えているだけです。』

『いや、そこは武者震いだと強がりましょうよ。』

言い訳にすらなっていない。

これが今から反乱討伐のために出陣する5000の兵の総代将だというんだから泣けてくる。


『そっ、そういうイッヒだって鎧もなにも着てないじゃないですか。』

たしかに自分は普段通りの黒の作業服にコート姿。

『それがなにか?』

『これから戦場に行くのに軽装すぎます。』

『いや、自分は行きませんし。』

『えっ?』

留守番してますよと、エーリカに念話で言うと驚いた顔をされた。

普通に考えて一般人の自分には戦争なんて無理だと思います。足手まといになるくらいなら行かないほうがマシ。そうエーリカも考えていると思ってたんだけどなぁー。

『なっ、なに言ってるんですか。イッヒも一緒に行くんですよ。』

『はい?』

いやいやまさかー。

『それは笑えない冗談ですね。』

『冗談じゃないんですけど。』

『なんで自分が戦場にいかなければいけないんですか?』 

『なんで行かない気だったんですか?』

『だって自分戦えないですよ?』

『戦えなくてもいいから来て下さい。』

『無理です。』

『無理じゃないです。』

『恐いんです。』

『私だって恐いんです。』

とまあ、周りにいる兵士には絶対に聞かせられないやりとりの末。結局自分も行くことになってしまいました。

ちくしょー。

いや、さすがに薄々は気づいていましたけどね。儀式というか悪あがきというやつです。だって本当に恐いんだから。

でも自分が戦場に行っても何も役に立たないと思うんだ。

よくある質問。


あなたは人を殺せますか?


答えは


いいえ。


殺せるわけがない。

そこが異世界でその手に剣があって大切なものを守るために戦うしかなくても


答えは、NO


異世界でも現実は現実。例え剣があっても素人が簡単に振り回せるものじゃない。

大切なもの? 

自分の命以上に大切なものがあるとでも?

家族?友人?恋人?主君?理想?信念?

大いに結構。ぜひとも他所でやってくれ。

戦うくらいなら俺は逃げる。


秘められた力?真なる姿?

はっ。

そんなものはこの世にあってたまるか。

いや、

例えあってもかまわないが、自分には関係ない。

だってそうだろう?

異世界なんかにやって来てる時点で自分の運の悪さは証明されてる。

運の悪い人間は、いつまでも悪いまま。そんな奴に奇跡なんて起こるものか。


だから自分はエーリカと一緒に行かないつもりだった。

まあ、結局行くことになったんだけどね。


はぁ、欝だ。

『イ、イッヒ。そんなに嫌そうな顔をしないで下さい。』

ああ、そうですか。それはどうもすみません。

『それに周りの方々も不審そうに見てますよ。』

そう言われて周りにを見渡してみれば約50名程の兵士が自分とエーリカを凝視している。

はっきり言って滅茶苦茶怖い。

想像してほしい。漆黒の鎧兜に身を包んだ集団に囲まれて睨み付けられる状況を。

ビビります。

マジビビります。

冷や汗ダラダラビビります。


「魔帝閣下様。全軍出陣の準備が整いました。」


そんな自分を救ってくれたのは一人の伝令。

いや、内容的には救われていない。むしろ最後通告。

「わわ、わかりました。てでは行きましょう。」

「「「「はっ!」」」」

エーリカのビビりまくりの声に反応して掛け声と共に整列する兵士達。

ちょっと待って。

まだ心の準備が出来ていないんです。

なんて言う間もなく、ザッザッと歩きだした兵士達に押されるように自分も前に進む。

『はわわわわ。』

エーリカも押されるように前に進む。

あんたは押されちゃだめだろ。


てかドコに向かってるんだ?、しかも自分普段の格好のままなんだけど、いいの?

『エーリカさん、エーリカさん。』

『なんですかイッヒ?』

『自分なにも準備してないんですけど。』

『鎖帷子ぐらいは着てますよね?』

『いいえ。さらにナイフすら装備してません。』

『何をしに行く気ですか!』

『だからいく気は無かったと言ってるじゃないですか。』

とかまあやってる内に目的地らしき場所に到着。

そこは城の正門前の広場。あの巨大な城門の向こう側には城下町がある。だけどその城門までの空間には、集まった兵士達5000余り。整列した兵士達は手に槍や剣の武器を持って整列している。

圧巻というかなんというか。

ここまでくると非現実的しぎて滑稽と言える。

ふと横を見ると甲冑に身を包んだグナイゼナウ大公とドーラ公爵等の将軍方が並んでいる。

これはアレか?

出陣前の閲兵式とかそんな感じなんだろうか。

それにしては空気がひどい。緊張感とか焦燥感で広場全体がヒシヒシとしている。

んでもってエーリカを見てみると緊張感と焦燥感でガタガタと震えている。

マジかい。

『エーリカさんエーリカさん。』

『ななななんでですかイイッヒ。』

すげー。念話でここまでなるのか。

『ここはエーリカさんが一言いって兵士達を盛り上げる状況でしょうか?』

『そそそそそのようでですすね。』

『何か言わないんですか?』

『むむむ無理です。』

じゃあどうするんだよこの状況。

兵士達やグナイゼナウさん達ひたすら黙って立ってるんだけど。

いやもうすごいプレッシャー。でもエーリカがなにか言わない限りは進まなそうだな。

うーん。しゃーない、アレをやりますか。

あの下らない人形劇を。


『そういうわけでエーリカさん。』

『どどういうわけでですか?』

『右手を上げて下さい。』

ははい、と、言われた通りに右手を上げるエーリカ。通称、選手宣誓のポーズ。

若干肘が曲がっているけどよしとしよう。

『それじゃあ会議の時の様に自分に続けて喋って下さい。』

『はっ、はい。』

んじゃ、リピート・アフター・ミー。

『諸君。』

「諸君。」

最初は静かに。

『ルフトバッフェ魔帝国兵士諸君。』

「ルフトバッフェ魔帝国兵士諸君。」

次第に強く。

『親愛なる我が精鋭達諸君。』

「親愛なる我が精鋭達諸君。」

熱を交えて。

『「エーリカ・フォン・バルトはここに宣言しよう。」』

力強く。

『「我がルフトバッフェ魔帝国が兵士達の前には如何なる敵も適わないということを。」』

一人一人に伝わるように。

『「諸君等は、精鋭であり不屈であり強大であり精密であり無敵であり崇高であり、何より最強である。」』

熱狂を秘めて。 

『「そんな諸君等の前に、反乱軍などという矮小で愚鈍で脆弱で欺瞞で愚かな奴等は敵としてすら存在しえない。」』

自信と高揚を。

『「所詮奴等はゴミ虫でしかない。」』

狂気と狂喜を。

『「ならば害虫を駆除しようではないか。このルフトバッフェ魔帝国に巣くった害虫共を魔帝たる我エーリカ・フォン・バルト自ら完膚無きまで叩き潰してやろうではないか。

あの愚かなゴミ虫どもに

地獄を見せよう。

戦慄を教えてやろう。

恐怖を与えてやろう。

恐慌を捧げてやろう。

絶望を施してやろう。

愕然を分けてやろう。

奪い与え、罵り教え、聞かせて消そう。」』

神の如く。

『「諸君!」』

魔王の如く。

『「我は死した英雄など求めてはいない。」』

賢者の如く。

『「生きた栄光こそ我が求めるものである。」』

教祖の如く

『「諸君!

勇敢なる兵士諸君!

果敢なる精鋭諸君!」』

呪咀の如く。

『「諸君等は様々な思いを胸に今この場に立っているのだろう。様々な決意を秘め戦場に向かうのであろう。

ただ戦う者。金の為に戦う者。仕事だから戦う者。昇進を求めて戦う者。強さを求めて戦う者。理想を求めて戦う者。名誉を求めて戦う者。名声を求めて戦う者。意味を求めて戦う者。意味も無く戦う者。意味もわからず戦う者。信念に従って戦う者。忠節に従って戦う者。忠義故に戦う者。過去に追われて戦う者。未来を夢見て戦う者。明日の為に戦う者。明日を悲嘆し戦う者。意思無く戦う者。仕方なく戦う者。己の為に戦う者。誰かの為に戦う者。愛の為に戦う者。守る為に戦う者。意地の為に戦う者。名誉の為に戦う者。生きる為に戦う者。戦う為に戦う者。

いいだろう。

如何なる思想も感情も激情も無情も野望も希望も我が叶えよう。』」

咆哮の如く。

『「我を見よ!。

我の進む先が栄光である。

我の足跡が伝説となる。

ならば、

我と共に戦おう。

我と共に勝利しよう。

諸君!

ルフトバッフェ魔帝国兵士諸君!

親愛なる我が精鋭達諸君!

共に栄光を掴もうではないか!。

共に伝説になろうではないか!。


いざ出陣!

幕開けの歓声を響かせんっ!」』

あとはノリ


とまあ、即興で思いついた演説をエーリカスピーカーを使って披露してみました。

結果は、

まずは静寂。

続いてどよめき。

んでもって

「「「「 オオオオォォォォォ!!!」」」」

大歓声!

武器を掲げて。拳を振り上げて。雄叫びを上げて。

「「「魔帝閣下万歳ーー!!」」」

「「「魔帝国に勝利を!」」」

「「「ルフトバッフェ魔帝国に栄光を!!」」」

正直に言おう。

ここまで盛り上がるとは思っていなかった。

嗚呼、うるさい。

しかし、目的は十分に達成できたみたいだし、兵士達の士気も高まった。

カタカタブルブルと震えているエーリカも満足しただろうね。

そこで、ふと。そう、何も考えずふと、眼球だけ、つまり視線を眼前のエーリカから横に並ぶ将軍達に移してみた。

グナイゼナウ大公はウンウンと頷きながらエーリカを眺め。

予想以上にエーリカが兵士を鼓舞したことに驚く将軍達。

カーン男爵は静かに驚きながらエーリカを見つめ。

カイテル伯爵は驚愕の表情でエーリカを凝視し。

ドーラ公爵は怪しく微笑んで・・・・

自分を見ていた。


何故?どうして自分を見ている。ここは普段と違うエーリカに驚くところだろう?なんで自分を見て微笑む。まさか念話がバレたのか?いや、そんなはずは・・・ないのかな?自信ないな。この念話装置の構造って自分にはよくわからんしね。もしかしたら魔力の流れとかそんな理由でバレた?

っと、思考することさえお見通しなようにドーラ公爵と目が合った

気がした瞬間にはすでにドーラ公爵の視線はエーリカに移っていた。



わからない。


もしかしたら思い違いかもしれない。

むしろ思い違いだと信じたい。

まあ、いいや。思い違いとしておこう。


そう結論付けて考えるのを止める。

だって考えたってしょうがないからね。吸血鬼の考えなんてわかりません。


というわけで、


思考放棄


次だ次。

さぁエーリカさん、立派な演説お疲れ様でした。格好よかったですよ。

『はわわわわ、はわわわわ、はわわわわ、はわわわわ、言っちゃった、言っちゃったはわわわわ、言っちゃったぁぁ。』

言わせちゃった♪

『イイッヒ!ななんて言葉を言わせるんでですか。はわわわわ。』

『格好よかったですよ。』

というかエーリカさん。その発言はまるで自分がエーリカさんに危ない言葉を言わせたみたいじゃないですか、失礼な。

一生懸命考えたんですよ?

まあ、半分以上は勢いですけどね。

『か格好いいとかじゃないですよぅぅぅ。どどうするんですかぁ!みんな盛り上がっちゃってるじゃないですかぁ!』

「「「魔帝閣下万歳」」」

「「「魔帝国に栄光を」」」

ああ、たしかに。

なら自分も一つ。

『エーリカさん万歳。』

『イイッヒぃぃぃ!?』




■■■




場面展開もしくは時間は過ぎて。


さて、今自分は馬車の中にいます。

気分はドナドナド〜ナ〜。


嘘です。


揺れる揺れる酔いそう。


本当です。


あれだね。乗ってみてわかったんだけど、馬車ってーのはかなり揺れるんだね。それはもうガタガタドタドタガッタンガッタン。

尻が痛い。

腰が痛い。

三半規管がぐーらぐーら。

うん、やたら豪華な馬車の中。飲み物が入った瓶があったり、菓子や果物が入ったバスケットが置いてあったり、レースのカーテンにソファーのような座席。ユニコーンのように角の生えた馬(?)四頭に引かせるこの豪勢な馬車の中には自分しかいない。

でも馬車にはエーリカも乗ってる。

そう、たしかに乗っている。



屋根に。


「落ちないで下さいね、エーリカさん。」

よくわからない模様が描かれた馬車の天井を見上げて呟いてみる。

まあ、聞こえてはいないだろうけどね。


はてさて、どうしてエーリカが屋根の上に乗っているか。

簡単に言えば大相撲の優勝パレードみたいなもの。

反乱軍を討伐する勇姿をバルケンの民衆に見せるために自ら立っている。

自ら兵士や民衆の前に姿を見せるのは、戦意高揚の常套手段だから。


というのは建前。


実際は盛り上がりすぎた兵士達に押されるように馬車の屋根に上がってしまい、降りるに降りれ無くなっただけ。

しかも、そのまま城から兵士達と一緒に出陣するハメになってしまっている。

いわゆる成り行き。きっと今頃は馬車の屋根の上で直立不動になっているか、カタカタと震えていることだろうね。万歳万歳叫ぶ民衆の歓声と熱い眼差しに緊張して、さらにガタガタと揺れる馬車から落ちないように必死になりながら泣きそうになっている様子が目に浮かぶ。

そどさくさに紛れて自分はちゃっかり馬車に乗り込むことに成功したりなんだりして。

「まあ、乗り心地はお世辞にもいいとは言えないけどね。」

ガタンと大きく揺れたところで独り言。

チラリとカーテンの隙間からガラス越しに外を眺めてみれば大勢の民衆が、行進していく自分達を歓声を上げながら見ている。もちろん視線の先はエーリカ。

がんばれ。

しかし考えてみればこの世界に来てから城の外に出たのは初めてかも。

そう思って眺めてみるといろんな人(?)がいるのがわかる。

あきらかに人間より耳が長い人。おっ、角が生えてら。あれはゴブリン?それともドワーフ?。あの羽根は飛べるのかね。おぉ、ネコミミの集団発見!。しかし服装がなんていうか古くさいね。まあ、仕方ないか。ファンタジーだしね。

ハハッ、と、自嘲しながら視線を外から馬車の中に移す。

ガタガタと進む馬車が街中を行く。

揺れる馬車の中は自分一人。

ガラガラと車輪を廻して城から離れていく。

城には未練を持てない。ガチャガチャと鎧を響かせて兵士が歩く。

いったいどれだけの命が無くなるんだろう。

ワーワーと民衆の歓声が行軍を包み込む。

なんだ、エーリカのやつ、結構人気者じゃないか。

馬車の窓から見える景色には、巨大な門が写り込む。

あの門がきっと町と外の境目。

あの門を潜ればそこは日常の外側。


ハハッ


今更日常だなんて。

何を考えているんだ自分は。

異世界に来た時点で゛日常゛なんて忘れてしまいそうだというのに。

ホント、今更だよ。

でもさ

今更だけど帰りたい。

今もいつまでも帰りたい。


ハハッ。


まあ、いいや。

考えても仕方ない。悩んだって意味が無い。望んだって叶わない。

この馬車が自分の棺桶になるのか、今から向かう戦場が墓場になるのか、もう、そんなことはどうでもいい。


どうせなるようにしかならないし、なにをしようと何かは起きる。

ジタバタしても時は流れるしね。

なら、

今はただ、この孤独な空間を満喫しようか。

きっと屋根から降りてきた金髪魔帝閣下さんが愚痴を自分に言ってくるはずだから。

それまでに慰める言い訳を考えよう。










エーリカ。


降りてこないな。

まあ、いいや。

かなり久しぶりの更新になりました。       

相変わらずな主人公の物語です。しかもネコミミ成分が少ないのでテンションが低いです。どうもすいません。          

関係ないですが主人公の名前(本名)をようやく決めました。ただ本編に使う予定はありません。

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