ハッキング
乱世編です。
多くのシステムには、裏口と言う物が存在する。
悪い意味だけではなく、調整や補修の為にも存在する。
エアコン等の点検口からソフトウェアの自動アップデートまで。
必要であり、存在に悪意は無いが、悪意の有る者はソコを利用する。
「Δ:これは、ハッキングの可能性が高い。」
「Ε:ここは、地質的にも劣化しているが?補給要請ではないのか?」
「Δ:Ηのエイリアス発信位置とΖのエイリアス位置が、離れ過ぎている。Ηに確認をとったが、発信指示をしていない。」
原始的なコンピュータネットワークでも、電話詐欺でも、成りすましやシステム侵入は存在する。
「Ε:Θか?ここまでやる様になったか。対処は?」
「Δ:プロトコルの一新と、確認作業の義務化をしたいと思う。Α?」
「Α:承認する。本星からの通信や、他の星域からの通信は、二重三重の確認をする様にせよ。」
「Δ:了解。」
「Η:Δよ。発信位置と、依頼内容を教えてくれるか?位置や目的を特定出来るかも知れない。」
「Δ:エイリアスやブラフの可能性も有るぞ。」
「Η:考慮する。」
---------
〔あやつは、大陸の南西部に大規模な土壌追加を行おうとしていた様だ。〕
[では、Θは北西か?もしくは東か?]
〔山脈越えは難しいだろう?〕
[裏をかいて王都と言うオチも有り得るな?]
〔しかし、南西部の行政に奴の介入があったのは間違いない。〕
[この前、覗いたらマスケットを作っておったぞ。」
〔マスカット?葡萄か?〕
[ボケをかますな!猟銃じゃ。]
〔まずくはないか?〕
[オーグもうろついておったので、指示をしておいたわ。抜かりはない。]
〔こちらは物理的なハッキングですか?おっと!〕
「おや、そろそろ民家が近いですね?」
「ニャ~オ!」
*マスケット英: Musketは、銃身にライフリングが施されていない先込め式の歩兵銃の事で、マスケットと言う種類の銃ではない。
マスケット = 銃
であり『マスケット銃』と言う呼び名は、『躍り(フラ)ダンス』同様に、恥ずべき日本語だ。
以後、午前6時更新になります。
全100話の見込みです。




