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プラネット2

天文学的に飛来する、危険要素に、流星群がある。


恒星系内の物は、中長期的観測によって予測出来るが、超新星爆発や、銀河系単位で発生する物は、予測が難しい。

小さい物なら兎も角、直径数キロの物が惑星に落ちれば、地上の生物などは、簡単に死滅する。


天文学において、明日に地上の生物が全滅しても、全く不思議でない事象なのだ。


地上の生物保全の為には、それらが恒星の向う側から飛来すると、発見が遅れ、対処が時間遅れとなる可能性が小さくない。


この『死角問題』に対処する為には、惑星の公転周期に合わせた観測機器を、恒星系内に設置するのが一番だ。


惑星の公転軌道上に、恒星を正三角形で取り囲む様に、人工天体を設置する。

小さな小惑星だが、便宜上これ等を『プラネット2』『プラネット3』と呼ぶ。


観測機能は、本体の物と大差無い高性能な物を用意した。

指向性通信により、本隊へと情報伝達を行う。


観測点が増える事による、個々の負担の軽減。

複数の観測点による、三角測量により、距離測定の精度が上がる事。

物資収集の中継目標に出来る事など、規模の割にはメリットが膨大だ。


プラネット2・3の設置と稼働は、既に終えているので、今は、危険要素排除の為の増強システムを用意している。

広域用の重力制御システム、素粒子加速砲、磁力誘導ユニット等、順次設置しており、その為の物資収集ユニットも増産している。


惑星への物資補給にも使っていた内惑星系小惑星達が、かなり減少している為に、外惑星系にまで収集の範囲を広げる件を検討はしている。


外惑星に中継点を作るべきだろうか?

幾つかの中継局に物資を集め、当該目標への移動中に製品化すると効率が上がるだろう。

一考の価値はある。


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