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マイクロマシン

定期的なSF回です。

実は、全く脈略が無く入ってくる訳ではありません。


マテリアル リアクター コントロール システム。

Material Reacter Control System。

『マリコス』や『マス』と呼ばれている。


物質変換。厳密には元素変換の機械だ。

金属分子などを原子に分解し、陽子や中性子の量を調整して、酸素なり、窒素なりの分子まで作るのが、マイクロマシンの仕事だ。


惑星改造においては、それ以降の有機物合成は、大腸菌や窒素固定菌とかに任せれば良い。




マシンは一種類ではない。

周囲の判別をしたり、分子を運んだり、移動の作業を行うActor。

エネルギーの蓄積と供給をするBattery。

原子変換を行うConverter。

指示を受け他のマシンをコントロールするDirector。

他のシステムと連携を取るEntangle。

力場形成をするForce。


これらのマイクロマシンが集団となり、一緒に役割り分担をしながら、元素変換を行う。


そして、これらのマイクロマシンに素材を集めさせ、更なるマイクロマシンを生産するユニットとして、Groundmotherと呼ばれる、拳大の物がある。


マイクロマシンは、衛星軌道からの散布で、地表まで安全に到達するが、Groundmotherは、大気圏突入に耐えられない上に、分布に濃淡が出来ては効率が悪いので、地表まで輸送され、計画的に設置される。




勿論、元素変換には、ロスがある。

それに、エネルギー供給を外部に依存するには、散布される範囲が広すぎる為に、各グループで独自に発電と蓄積、供給を行わなくてはならない。

そこで、効率化を考慮し、元素分解時に、発生するエネルギーを利用する。

このエネルギーを得る為に、元となる元素の質量が、必然的に減少する。


大雑把に言えば、惑星の質量が減少する。


この為に、広範囲に使用するならば、外部からの物質的な補充が必要となる。

その手段として有効なのが、小惑星などを流星として惑星の大気圏内で分解させる方法である。

この方法ならば、既に構築済みのプラントにも影響は少ないし、量の微調整も可能だ。

手間は、掛かるが。




マイクロマシンに電波で命令を出すと、Directorが関知して、付近のマイクロマシン群と連絡を取り、役割り分担をして、行動を実行する。


現地で更なる改良や補修は勿論、予想外の事態で攻撃や防御が必要な時に、この電波命令系統を使うと、色々と便利だ。

なので、現地を管理させているインテリジェンス生物の一部に、遺伝的にその機能をインプリントした。

正しく使わせて、現地管理の効率化を図る。


インテリジェンス生物の間では、『代行者』や『魔導師』と呼ばれているらしい。


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