表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/18

レシピ6、メカジキのめんつゆ煮と茹で野菜のポン酢がけ

しつこいようですが、重要な事なので今回もまえがきに記載いたします。

このレシピは、あくまでも私が食べても大丈夫であったというものです。医師や栄養士さんの監修も受けてはいません。当然、全てのクローン病患者様に対して保証するものではありません。このレシピに従って調理して食す際には、自己責任にてお願いします。


挿絵(By みてみん)


 今回も前回に続いて、まだ寛解状態になる前に食べていたメニューの紹介です。


『メカジキのめんつゆ煮と茹で野菜のポン酢がけ』です。付け合わせも一緒に紹介しておきましょう。


 まずは『メカジキのめんつゆ煮』の材料です。

 ・メカジキの切り身  一枚(計ってみたら70グラムでした)

 今回はメカジキを使用しましたが、当時はタラを使っていました。タラの方が圧倒的に脂質が少ないので、寛解前の方にはタラをおすすめします。

 ・めんつゆ(二倍濃縮) 50ミリリットル

 ・水    100ミリリットル

 材料は以上です。



 次に作り方ですね。

 1、フライパンにめんつゆと水を入れて火にかけます。沸騰してきたら、メカジキを入れましょう。

 2、途中裏返しながら、煮てください。メカジキに火が通ればできあがりです。お皿に盛り付けてお召し上がりください。


 それでは、脂質計算です。

 メカジキ(70グラム)の脂質量は4,7グラムです。

 他に脂質を含みませんので、トータルも4,7グラムとなります。

 ちなみに、タラの切り身を使用した場合、タラ(80グラム)を使っても、脂質量は0.16グラムです。ほとんど脂質なしです。



 続いて、付け合わせの『茹で野菜のポン酢がけ』に行きたいと思います。


 まずは材料です。

 ・玉ねぎ M1/4個(約40グラム)

 ・キャベツ 1枚(40グラム)

 ・にんじん 適量(今回は20グラムでした)

 ・ポン酢(ミツカンの味ぽん使用) 適量


 作り方は簡単です。

 1,玉ねぎ・キャベツ・にんじんを適当な大きさに切る。

 玉ねぎは繊維に対して直角に切った方が良いかもしれません。キャベツは食べやすい大きさに、にんじんは薄切りにした方が良いと思います。

 2,鍋に湯を沸かし、材料を茹でます。堅いものから入れた方が良いと思いますので、にんじん→玉ねぎ→キャベツの順でしょうか?

 3,野菜に火が通ればOKです。湯を切って皿に盛り付け、ポン酢を適量かければ出来上がりです。


 それでは脂質計算です。(野菜だけなので計算するまでも無いのですが、念のためやっておきましょう)


 玉ねぎ(40グラム)の脂質は0.04グラムです。

 キャベツ(40グラム)は、0.08グラムです。

 にんじん(20グラム)0.15グラムです。


 よって、0.04+0.08+0.15=0.27グラムになります。



 退院してからしばらくは、こんなメニューがほとんどでした。体重も徐々に減少し、精神的にも追い詰められた状態になって行きました。

 そんな中、「食べたいものを食べたい! なんちゃって料理でも良いからなんとかならないものだろうか?」そんな考えが浮かんで来ました。

 そしてこのエッセイへとつながったわけです。


 ここ三回ほど、つらかった思い出の料理となってしまいましたが、次回からは本来目指している、『クローン病患者でも食べられる楽しい料理レシピ』を掲載して行く所存です。


 それではまた……。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ