レシピ5、豆腐と麩の煮物
しつこいようですが、重要な事なので今回もまえがきに記載いたします。
このレシピは、あくまでも私が食べても大丈夫であったというものです。医師や栄養士さんの監修も受けてはいません。当然、全てのクローン病患者様に対して保証するものではありません。このレシピに従って調理して食す際には、自己責任にてお願いします。
今回も前回に続いて、まだ寛解状態になる前に食べていたメニューの紹介です。
今回は、『豆腐と麩の煮物』です。
まずは材料です。
・豆腐 小パックの1/2(約75グラム)
意外にも豆腐は脂質が多く、退院時に栄養士さんからいただいた、『クローン病 食品選びの目安』にも、1日あたりの使用量は1/3丁(約100グラム)となっていました。
・麩 適量(適当に出して計ったら6グラムでした)
・玉ねぎ M1/4個(約40グラム)
・めんつゆ(2倍濃縮) 50ミリリットル
・水 100ミリリットル
材料は以上です。
次に作り方ですね。
1、麩をぬるま湯でふやかしてから、水気を絞ります。
2、豆腐を適当な大きさに切りましょう。
3、玉ねぎはスライスします。できれば繊維に対して直角方向に切る方が良いと思います。
4、フライパンにめんつゆと水を入れて火にかけます。沸騰してきたら、玉ねぎを入れましょう。
5、玉ねぎが透明になってきたら、豆腐と麩を入れます。
6、軽く混ぜながら、豆腐が温まり、麩に煮汁がしみ込んだら、お皿に盛り付けてできあがりです。
それでは、脂質計算です。
豆腐(約75グラム)で脂質量は3グラムになります。
麩(6グラム)で0.15グラムです。
玉ねぎ(40グラム)は0.04グラムになります。
よって、3+0.15+0.04 =3.19グラムになります。
豆腐はたいした量ではありませんが、以外に脂質が多くなりました。その上、豆腐の脂質は大豆由来ですから、オメガ6系のリノール酸を多く含むと思われます。オメガ6系は炎症を悪化させると言われていますから、実は要注意なのかも知れません。
状態が良ければ、卵でとじるのも良いでしょう。その場合、卵1個分の脂質は6.18グラムがプラスされますので、そのことを忘れないようにして下さい。
次のレシピも、同じような時期に食べていたメニューを紹介しようと思っています。
希望の無い、ちょっと落ち込んでしまいそうなメニューが続きますが、もう少しだけお付き合いいただければと思います。
その後は本来の趣旨に戻り、楽しめるようなレシピを紹介できると思います。