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レシピ9、牛丼

しつこいですが、重要な事なので今回もまえがきに記載いたします。

このレシピは、あくまでも私が食べても大丈夫であったというものです。医師や栄養士さんの監修も受けてはいません。当然、全てのクローン病患者様に対して保証するものではありません。このレシピに従って調理して食す際には、自己責任にてお願いします。


挿絵(By みてみん)


 クローン病と診断を受けてから、肉と言えば鶏のササミかムネ肉となってしまいました。

 こう鶏肉ばかり食べていると、「たまには他の肉も食べたい!」と思うのも致し方ないことでしょう。

 そんなわけで、今回は牛肉にチャレンジしてみたいと思います。


 牛肉と言えばステーキ! しかしこれはハードルが高すぎます。

 次に頭に浮かんだのは……「牛丼」。真っ白なご飯の上に褐色に煮込まれた牛肉と玉ねぎが戯れるように折り重なって……ジュル。

 失礼しました。ちょっと興奮してしまいました。


 そんなわけで、今回は牛丼を作ってみたいと思います。



 まずは材料ですね。

 ・ご飯 適量(ご飯は普通に炊いておいて下さい)

 ・牛丼ですから、当然のごとく牛肉です。100グラム

 出来るだけ脂の少ない赤身部分を使って下さい。安いオージービーフのモモ肉切り落としなどが良いと思います。国産は脂が多い上に価格も高いので避けた方が良いです。

 ・玉ねぎMサイズ1/4個

 ・マロニーちゃん 10グラム

(しらたきの代用品として使用しましたが、春雨でも良いし、無ければ無いでもOKです)

 ・砂糖  小さじ2

 ・醤油  大さじ1

 ・酒   大さじ1

 ・みりん 大さじ1

 ・水 100ミリリットル

 ・顆粒のだしの素小さじ1/2

 材料は以上です。



 作り方

 まずは牛肉ですが、クローン病患者としてはそのまま使用するのは危険です。下ごしらえとして、牛肉は茹でてから使うことにします。

(以前、茹でずにそのまま使用して下痢になってしまったことがありますので、今回もしっかり茹でて脂とアクを抜いてしまいます)


 1,牛肉が大きい場合は適当な大きさに切って下さい。鍋に湯を沸かして牛肉を茹でます。アクと脂が抜けたら、ザルなどにとって水気を切っておいて下さい。肉についているアクや脂は水で洗ってしまった方が良いかもしれません。とにかく健康第一です。

 2,玉ねぎは適当な厚さに切って下さい。

 3,フライパンに砂糖・醤油・酒・みりん・水・だしの素と玉ねぎを入れ、火にかけます。玉ねぎが透明になり、しんなりしてきたら茹でておいた牛肉を投入します。肉に味をしみ込ませるように少し煮たら出来上がりです。よそったご飯の上にかけてお召し上がり下さい。

 紅ショウガなどがあればより一層美味しくいただけると思います。



 恒例の脂質計算です。


 牛肉(赤身)100グラムの脂質は4.6グラムです。実際には茹でているのでもっと少なくなると思いますが、どのくらい減るのかわからないので、取りあえずこのままで計算することにします。

 玉ねぎMサイズ1/4個(約40グラム)は0.04グラム

 マロニーちゃん10グラムの脂質は0.02グラムです。


 総脂質量は

 4.6+0.04+0.02=4.66グラムになります。

 チェーン店の牛丼(並)の脂質は、吉野家さんが23.4グラム、すき家さんが16グラム、松屋さんが23.8グラム(味噌汁含む)(それぞれのホームページより)ですから、かなり低く抑えられたと思います。





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