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短編集

デタラメ

  「ロールオーバー、あの白髪爺いをぶっ飛ばせ。」

 私は、あのロックンロールを盾にしたあいつが大嫌いだ。

 死んでしまえと思うが、流石は長寿大国、日本。

 弱いものは生き残れない。これが常なんだろう。

 ウジウジしたうじ虫が、その話に関わるなと言われ、抹殺世界を編み出してゆく。


  何も希望もないゴミで手が汚れちまった最中に、爪痕は汚れでカビの生える悪臭が漂う。

 メディアに創られた世界に何を発信しようというのか?

 

  ネットもテレビも早く消え失せろ、それだけだ。 

 虫が鳴いているのが聞こえる程度の静寂を手に入れろ。


  あたかも発信者気取りの自分にうんざりするように私は、何も発信しない発信者へと捲し立てられる。

 

  誰も彼も彼女もあなたも信じない、自殺。


  「攻撃的な発言でしか取り沙汰されねえなら俺は死ぬぞ?いいか?」という問いかけに無視する。

 劣勢遺伝子が幅を利かせる程に大虐殺が行なわれる。

 優性遺伝子は郵政民営化をめどに、立ち代わりましたんだと。


  政治の話なんて聞きたくないのに爺はいつまで経っても説教のうな語りでうんちくを垂れ流すんだ。

 

 もう、ウンザリだ。

 もう、たくさんだ。

 もう、二度と口をきかない。

 無視してやる。


  私はただ、何もしたくないし、何も関わりたくもないし、何も変えようとは、どう転んでも思えないし、思いたくもない。

 原爆オナニーは頭から消え失せろ、思考回路をショートさせるな。


  静かにテレビとパソコンを消して、扉を閉じ、消灯する。

 


  

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