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助けを求めて

作者: つき☆ルナ

これは私が専門学校生の頃のお話です。


私は車の免許を取るため、自転車で移動していました。


ある日、猫の助けを求める鳴き声が聞こえてきました。


私は探しましたが、猫のいる気配はない。いったい何処にいるのかと探していると、なんと排水溝の中から聞こえてきました。


でも、手を入れると鳴き声が止む、私がにゃーと言うとニャー!!と返事をする。それをしばらく繰り返していましたが手は届きませんでした。


それに、助けたところで掛かり付けの獣医さんなどいない、飼い主の宛もない、自分で飼ってあげることすら出来ない…私は逃げました…その子を助けるのを諦めて。そして次の日は大雨…多分その子はもう…。


私は後悔しています。自分の無力さに…。でも、新たな目標が出来ました。動物看護士の資格を取ること。この夢に向かって真っ直ぐ突き進みたいと思います。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 素晴しいですね。 動機が何であれ、目標ができました。 ということは、下水溝にいた猫は縁結びの神ということです。 ものは考え様。 次々に目標を将来へ
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