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【第六章】†ep.4 弱さ†

いえ、終わってません。


例によって校正してませんが発見次第直します。すみません。


「――レティ、待てッ何故こんなことをッ!」

 ミグが言った。レティシアは紫色に妖しく光る瞳をミグに向けながら手をかざしている。


「…こんな世界…絶望すればいい。私みたいに…」


「――な、何言ってるんだ…? 絶望――?」

 レティシアのかざした手から稲妻の渦が巻き起こる。瞬時にその前に現れたリュシファーが風の防壁でかばって防ぎながら言った。

「ミグ! レティシアは心を捕らわれている様だッ…俺らのこともわかってないッ!」

 レティシアの稲妻の渦の強大な威力の前に、さすがに多少攻撃を受けたリュシファーは苦痛に顔を歪ませたが、それでもリュシファーはレティシアに少し微笑んでみせた。

「ず、随分な魔法を放ってくれるな…お前は……ッ、はは…」

 立っているのがやっとといった感じだったのだが、無理をして言っていたその一言に一瞬だけ、レティシアの目に浮かぶ紫色の揺らめいた光が小さくなった気がした。

 そして明らかにその顔には困惑の表情が浮かんでいた。

 レティシアは一歩、下がった――。リュシファーはそっと声をかけたが、レティシアはきっと鋭い目でリュシファーを睨みつけ、そしてかざされた手より放たれる風の魔法――。

 その威力は思っていたよりも小さく、リュシファーはあっさりと炎の防壁で防ぐ。

 咄嗟の判断力のミスが命取りだと思っていたが、今回はどういうわけか威力が小さかったため、怪訝そうな顔をレティシアに向けていたのだった。

「――お前、ひょっとして今…力抑えただろう?」


「くッ……うるさい…ッ!」

 ――何故だ。私は確かにこの男の言う通り何故か力を抑えた――…。

 そして優しく穏やかな表情と、どこか切なそうな瞳で私を見るこの男。

 何故かこの男が苦痛に歪ませる顔を見た時から、私は何か焦っている――…。

 その時に唐突に過ぎる思考の声に、何だか違和感を感じる。

『――この者がお前に与えたように、この男も絶望ニ打チヒシガレレバイイ――…』

――!?

 ――違う。――この思考、誰だ!? 私の思考ではない……っ

 自分の言葉じゃない気がした。脳裏に次々と現れる言葉と自分の言葉、そして口から紡ぎだされていた謎の言葉――。

「――私の気持ちなど何もわかっていないくせに…!」

 はっとして私は口を押さえていた。

 何故私はこんな事を――。

 勝手に紡ぎ出た言葉とともに、唐突に脳裏に次々と浮かんできた声と情景――。


“だから――お前が好きでどうしようもないなどと言える訳ないだろうッッ…!!”

 ――あ…これ、この男…?

“やれやれ、しょうがないなぁ…”

 ――何故だ…

“じゅうぶん子供だと思うが…?”

 ――これは昔の……

“怪我はないか――?馬鹿姫”

 ――記憶か……?

 何だ…コレ……一体何なのだ…ッ?


 困惑する中で、さらに浮かぶ言葉――。


“お前は王女であることには変わりない――”

“だから――”

 ――あ……これは駄目だ…ッ、嫌だ…。

 その続きなど聞きたくないッ――!

 そう思った時、私はその場にガクッと膝をついていた。

「!」

「レティッッ!!」

 そう男が言ったが咄嗟に手を前にかざす。

 しかしその手は震え、目には涙も浮かぶ。どういうわけか自然に手が炎を放つのを躊躇していた。自身の意志なのだろうか。心が乱れる――。


「――く、来るなッ、近寄るな。お前は一体、誰だっ何故私の心を乱す…。うッ――」

「!?」

 ――頭が、割れる様に痛む――ッ…。

 さらに二、三歩後退したレティシアは、後ろから優しく抱きすくめられた。

「――何をしているかと思えば、何故こんなヤツらに手こずっている…?」

「! ザ、ザロク…サス…様――」

 レティシアが言ったその名に、そこにいた全員が驚愕の視線を二人に注いだ。

「くっ、こんな時に……ッ」

 リュシファーがため息混じりにそう言って大魔神ザロクサスを睨んでいた。

「――わぁ~…ラスボスが出た~…」

 ミグは既に放心状態にあり、現実逃避に成功して客観的な言葉を吐いていた。

「――あ、あの…っえと、申し訳…ございませ…ん」

 レティシアの戸惑う様な言葉に大魔神ザロクサスは怪訝そうな表情を浮かべている。

 そして、レティシアを前にくるっと向かせ抱き上げると、リュシファーを冷淡な瞳で睨みつける。

「――ほぉ、お前の心を乱すのはこの者か…。何を言ったかは知らないが、心がかなり乱れ術が解けかかっている。術により何の縛りもなしに表に出た、絶望を与えるこの世界など滅べばいいというその憎念…消すほどの何があったというのだ?」


 ――嘘だ――。

 でも私は…絶望を――望んでいた……?


「よほど精神力が強い者ではないと解ける事もないのだがな…。心を覗ける訳ではないので原因は知らぬが、ひょっとしてこの者はお前の恋人だったか? ならばありえる……ただ悪いなぁ…この娘は私がとても気に入ったので手をつけさせて貰った。――下手な手出しをして貰っては困る……私の女に」

「!?」

 その男の表情に驚愕と唖然の表情を垣間見た時だった。


「リュシファーッッ…! 違うっっ――」


 勝手に紡ぎ出た言葉と共に――思い出した……。



 私―――絶望するのが怖かったんだ―――。



 何かが弾けた様な音と同時に…ゆっくりと朦朧として縛られていた意識が解けていく。

 レティシアは、一か八かで小さく紡いでいた。

 知っている言葉――。

 長くはないけれど、大いなる救いの言葉――。

 そしてさらなる光をもたらす――光の言葉。

 ―――…!

「な、何……ッ!?!? ぐ、あああああああッッッッ……!!」

 ザロクサスが悲鳴をあげてその闇を覆うような真っ白な眩しい光に包まれ、辺り一体も金色の光に包まれたことで、誰もが視界を奪われて目を閉じていた。

 ――――…


 目を開けた時、大魔王ザロクサスの姿はそこになかった――。

 あるのは崩れ落ちるレティシアの身体だけだった。

 ドサっとその場に倒れたレティシアをリュシファーが起こすと、レティシアは目に涙を浮かべながらリュシファーに抱きついて泣いていた。

「――レティ……――?…」

 リュシファーはレティシアを抱きすくめながら優しい声で慰めた。

「終わっちゃった…っ全部、終わっちゃったっ……っ、終わったぁぁ~ぇーん」

 レティシアのその言葉に、リュシファーは怪訝そうな表情で聞き返してきた。

 ため息を吐いてレティシアは言った。

「終わったら城に戻るんだ。お前はこの前、立場がどうとか言って、全てが終わったらもうこうやって一緒にいられないと言うつもりだったのだろう? この時が――私はずっと怖くてしかたなかった。でも、ついに来てしまった――。それでも私は、リュシファーと一緒にいたいのに……っっ」

『へ?』という顔のまま、リュシファーはぎこちない笑みを作る。

 少し照れて視線を逸らしている様だった。

「め、珍しく素直に言っているというのに、何で答えないんだっ――」

「…いや、…笑った方がいいのかと思ってな。悩んでいた…」

 レティシアはリュシファーのその言葉に怪訝そうな表情をした。

「――勘違いだ。いつ俺がそんなこと言った。確かに立場の事はあるから、少し内密な付き合いをせねばならないかもしれないが、時期を見て正直に陛下に話して、それでも駄目ならなんとやらという線が一番妥当だと終わったら話そうと思っていただけだ。ただ、認められなかったらその時は――」

 レティシアがはっとして首を横に振った。

「そんなの嫌だっっ」

「――はは、最期まで聞け。俺の親父達みたいにかけおちでもするかぁ? ってことだ。どうせお前はもともと問題児だしなぁ、またかと思われて終わりじゃないか? ははは。城を抜け出してかけおちしちゃった姫の一人くらい、世の中いてもいい――なんてのは、駄目だと思うか?」

 リュシファーはそう言って微笑んだので、レティシアは顔を輝かせて頷いた。

「…お、お前何か少し考え方が甘くなった気がするんだが、大丈夫か?」

「――お前のせいだ…それより…」

 と微笑んでから静かにリュシファーは話を続けようとしていた。

「話が済んだ様子なので、俺も聞きたい事がある」

「!」

 レティシアはリュシファーの表情を見てぎくっとした。

 大魔神ザロクサスの言った――手をつけた――。――俺の女――。

 この二つの単語をただリュシファーは言った。

 冷や汗がぎこちない微笑とともに自分に現れていただろう。

「…仕方ないといえば仕方ないが、操りの呪文は言葉ではないからなぁ…。魔法陣と口づけ――強めるためにはそれ以上の場合もある。手をつけたというのはどの程度だ?」

「口づけしか覚えていないが、その後すぐに頭が朦朧として意識が遠ざかっていって気絶していた様な感じで、皆を攻撃したこともよく覚えていないんだ」

 ため息を吐いたリュシファーは「あ、そ」と言って、それを聞いた後も少し不機嫌そうだったが、――何はともあれ、全て終わった――と思ったのだった。


 時の魔法属性の転移の呪文を使ってセルク大陸からミスレイル大陸はエルフィードへと転移するため頭上に魔法陣を出した際、しばらくそのまま移動せずに立ち止まっていた。

 紫色に頭上に見えた重々しい霧は、まだ消えていない――。

 ……ごくっと息を呑んだ。しかし、他の誰かに言ったとしても見えていないのだ。

「ん? 移動しないけど、どうした?」

 レティシアは微笑んで首を横に振った。

 そのうち、消えるのかなぁ…と思って納得することにしたのだった。

「なんでもない――ごめん。さて、行こうか」

 ――――…



 エルフの街、エルフィード――。

 リュシファーの家――。

「それで全てが終わったらここに来て大事な話をしてやるというのは、一体――」

「――あ…それか。俺とお前だけで、少し外で話をしようじゃないか。出かけよう。姫様たちは疲れているだろうから、アリシア、休ませてやってくれ」

「はい」

 二人が出て行って適当に寛いでいた四人は、静かな時間の流れに身を委ねていた。

 レティシアとミグはソファーで眠り始めていたので、アリシアが毛布をかけた。

「ふふっ、よっぽど疲れちゃったのねぇ――」

 ルクチェがアリシアとともに微笑んだ。

「そうそう、セルディオさんとリュシファーは一体何を話にいったんでしょう?」

「あぁ、今まで内緒にしていた話です――」

「はぁ…、内緒?」

「ふふっ…驚いていると思います」

 そう言ってアリシアはキッチンへと去って行ったのだった。


 夜になり二人が帰って来たので、食卓を囲んでセルディオが言った。

「いやぁ賑やかなのはやはりいいな…はは。――あ、にんじん食べなきゃ駄目だぞぉ?」

とセルディオが何やらはしゃいでいながらも皆の父親みたいになっていて、レティシアはなんだかおかしくてくすっと笑った。

 その後も色々と会話をしながら夕食を終えて、レティシアはエルフィードの街をリュシファーと歩いていた。

 街灯が照らされたエルフィードの街。道行く人がレティシアを見かけては近寄ってきてこの間の話をする。『この間凄い魔法を使って街を救った美少女』として、ちょっとした有名人だった。

「――はぁ…」

 リュシファーはため息を吐いた。

「な、何をため息を吐いているんだぁ?」

「ちょっと突然すぎてなぁ…何で21年間も黙っていたかな~…と思ってなぁ」

「だから、…何がだって聞いてるんだ…」

とリュシファーの前に立ち塞がって怒ったレティシアを見て、再びため息を吐いて言った。

「――そのうちな…」

 ―――…


 そしてその後は、妖雪の森の泉の妖精族達の封印も解いてミュイエを送り、ミールティアへとルクチェを送り届けると、三人それぞれに憂鬱な気分で時の転移の魔法にてやっとエンブレミア王国――マールシェスタ城城門内敷地へとやって来た。

 突如現れた三人に、兵士達が声を上げてレティシア達の帰還を叫びながら廊下を連れられていく。

「おおおおッッ! ミグ様ッッ、レティシア様!? 何処におられたのです!! それにリュシファー殿もッッ!!」

 宰相大臣レイモンドが声を荒げて兵士から引継ぎ、三人を途中から引き継いで国王のもとへと向かう途中で、兄エルトが走って来る。

「レイモンド、私が父上のもとへ連れて行こう。レティ、ミグ――お帰り。帰って来たということは済んだのだな…よくぞ帰って来た。リュシファーも護衛ご苦労だった」

 エルトが相変わらずの理想の兄スマイルで優しく微笑んで、三人を父エリックのいる大広間へと連れて来る途中、上手く事情を話し、納得されているから心配するなと言った。

「レティッ、ミグッッあぁ良かった。…心配していたのですよッ。レティ、ミグ…どっちかしら?あら? えと、何だか髪の毛の長さが一緒だと…うーん」

 途中で困惑するリーディアの言う通り、実はミグが切った時についでにレティシアも同じ様に切って貰ったため、二人は全く同じだった。

 旅用のマントを脱ぎ、服装で男女の区別をつけてみせると、ようやく解かったようだ。

「――レティシアッッ、ミグッッ!」

 父エリックの声である。

 ミールティア町長の手紙を突きつけてみるが、それを見もせずに厳しい面持ちで二人の前にずかずかと歩みを進めて来て、じろっと睨みながら立ち止まった。

 二人して抱き合いながら恐れおののく姿は、父エリックの目にどう映ったのかわからないが、厳しい表情をしていたと思っていた父エリックは、何故か二人をがっと抱きしめた。

 きょとん、とした二人にエリックは穏やかに言った。

「――よくぞ無事で帰って来た。さすがは我が子供達じゃ。よし、じゃあそこに座ってくれ…リュシファーも」

 大広間の椅子へと三人を座らせたエリックは、懐かしいものを観るかのような熱い眼差しに変わっていた。

「エルトから話は聞いた。レティシアよ、お前は王女にしておくのは勿体ない…兵士だったら称号をやっている所だ。しかし、お前は王女でありながら大儀を成し遂げたのであろう。うーん…とはいえ、さっきまでは怒ってやろうと思って待ち構えていたのだが…久しぶりに見ると、どうも、駄目だな……っははは…つい目が霞んでしまって…っ…よくぞ無事でっ…ぅぅ」

 エリックが目に涙を溜めてそう言ったので、とても心配されていたことを知った二人は、素直に謝った。少し話をした後に、母リーディアが言った。

 実はレティシアとミグが産まれる時、不思議な声を聞いたと――。

 精霊の女神レティシアと名乗る女の人の声で、『時間』だとか『光』だとか『王女』だとか『最期』だとか何かを頼まれていたけど、リーディアはあまりよく意味がわからなかった。

 しかし、頷いた途端に二人はあっさりと痛みもなく産まれ、とても楽な出産だったとか。

 その頷きが、転生の承諾となったということは夢にも思っていなかっただろう。

 そしてその声が名乗った『レティシア』とは良い名前だと思い、双子の女の子の方にその名をつけたという話だった。

「今日明日の所は疲れているだろうからゆっくり休みなさい」

 リーディアの言葉にレティシアとミグは頷いた。

「…リュシファーよ、エルトから話は聞いているがよくぞ我らの子供達に力を貸し、保護者として側についていてくれた。礼を言う――。これからもよろしく頼む――まずは疲れたであろう。そなたも休まれよ」

 ほ、としている様子だっただろう。誰もが安堵していた。

 部屋に戻る途中に、マリア、厨房の者や城の兵などが集まってきて声をかけて来た。

 怒られると思っていたのに、ちっとも怒られはしなかったのは多分エルトの計らいによるのだろう。

 城の中は何も変わらない――。でも、何かが違う。

 ではなんなのかと聞かれてもレティシアにはわからなかった――。


「じゃ、おやすみ」

 リュシファーが言った。レティシアは横目で不満そうに目配せをした。

 ぎこちなく困った様に微笑むリュシファーは首を横に振る、というやり取りを横から見ていたミグはため息を吐く。

「…お前ら、そんな合図してたらすぐばれちゃうぞ。ここは城の中なんだからな」

「ぁぅ…ミグっ」

 イヤイヤ連れて行かれるレティシアを見てリュシファーは微笑んだ。

 ここは城の中――かぁ。本当、帰って来たんだなぁ…と思った。


 ――それから、三日たった。

 勉強の時間の真っ最中だというのに、レティシアは考えごとをしていた。

 というのも、今日は朝から何か良くない胸騒ぎがして仕方がなかったのだ。

 紫色の霧が晴れていないことがだんだん不穏に感じて仕方なくなってきただけではなく、精霊の女神レティシアから労いの言葉ひとつないのも、そもそもおかしいとこの三日間時々思っていた。

 何かが引っかかってすっきりとしない。

 ――そういえば、ルクチェに「封印ってしなくてもいいのかしら」とさりげなく風呂に入っていた時に言われた事も思い出していた。

 レティシアはそういえばそうだと思った。しかし、封印の事など精霊の女神レティシアから聴いたことがない。

「――そうだっ!」

「わっ、何だ突然っ…びっくりしたなぁ。まともに勉強に身が入っていないと思ったら、何を突然……」

 黒縁の眼鏡をかけたリュシファーは、冷めた目をレティシアに向けた。

 その目と現在のこの時間の主旨を思い出し、ぎこちなく微笑みを作りレティシアはため息を吐いた。

「いや…ごめん。ちょっと気になる事があってつい……」

「気になる事――? 何だ?」

 リュシファーが教科書を閉じて、レティシアの少し乱れた髪を直してやりながら尋ねた。

 レティシアは、ふっと微笑んで首を横に振った。

「いや、気のせいだ――悪い」

 それをリュシファーは少し怪訝そうに見たが、そのまま授業を続けたのだった。

 まだ少し話は続きそうである。


つづく。

時間かかりましたがちょっと忙しかったのですみません。

やっとUPです。

ではでは。まだ終わったようにみせといて終わっていない様子。

うーん久しぶりに戻って来た城ですが、何かあるんでしょうか・・・

ではでは。

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