表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/12

第五話「力の代償」

迷宮を抜けた田中とエリスは、光り輝く広場へとたどり着いた。その中央には大きな泉があり、静かに水が湧き出している。


「ここが試練の中継地点です。この泉で力を休め、次の試練への備えをしてください。」


エリスがそう言うと、田中は泉の水を手に取り顔を洗った。驚くほど澄んだ水が、疲労を一気に和らげる。


しかし、その瞬間、田中の体に鋭い痛みが走った。


「ぐっ......なんだ、これ......!」


エリスが表情を曇らせた。


「神の力を使う代償です。力を解放するたびに、肉体と精神に負荷がかかります。この痛みに耐えることも試練の一環なのです。」


「そんな......それじゃ、俺の体はどうなるんだ?」


「心配しないでください。この泉の水が回復を助けます。ただし、使いすぎれば後戻りできないこともあります。」


田中は泉の水を再び掬いながら、自分の手を見つめた。そこには微かに残る光の痕跡がある。


「これが神の力の代償か......。でも、やるしかない。」


エリスが静かに頷き、彼の決意を見守る。


「次の試練は、より困難なものになるでしょう。それでも進み続ける覚悟はありますか?」


田中は拳を強く握り締めた。


「俺はもう引き返せない。やるしかないんだ。」


エリスは優しく微笑み、田中の肩に手を置いた。


「その覚悟、確かに受け取りました。それでは次の試練へ向かいましょう。」


田中の心は、神への道を歩む覚悟で満たされていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ