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第四話「試練の迷宮」

翌朝、田中は目覚めると奇妙な感覚に襲われた。部屋の風景がぼんやりと歪み、空気が普段よりも重い。


「何だ、この感じ......」


スマホに目をやると、またもや通知が届いていた。


「第二の試練:迷宮を突破せよ」


「迷宮って、どういうことだよ!」


田中が声を上げた瞬間、部屋が一変した。床は黒い石畳、壁には古びた松明が揺れる薄暗い廊下が続いている。まるでファンタジーの世界だ。


「これが......迷宮?」


エリスの声が背後から聞こえた。


「これは精神と肉体の両方を鍛えるための試練です。この迷宮を突破することで、神の力をさらに引き出すことができます。」


田中は深く息を吸い込み、エリスに続いて迷宮の中を歩き出した。


最初の部屋に入ると、目の前に巨大な石像が現れた。石像の手には大きな剣が握られており、その目が田中をじっと見つめている。


「試練の番人か......?」


エリスが冷静に指示を出す。


「田中さん、この番人を倒すには、自分の意志を強く持つことが重要です。恐怖に負けないでください。」


石像が動き出し、剣を振り下ろしてきた。田中はとっさに身をかわしながら、心の中で自分に言い聞かせた。


「負けるわけにはいかない......俺は神になるんだ!」


その瞬間、田中の手のひらが光り輝き、エリスが驚いた声を上げた。


「それです! 神の力を解放してください!」


田中は光の刃を握りしめ、石像に立ち向かった。幾度も剣を交える中で、彼の力は徐々に増していく。最後の一撃で石像を粉々に砕くと、次の部屋への扉が静かに開かれた。


「やった......!」


田中は息を切らしながらも達成感を覚えた。エリスが満足げに微笑む。


「これが神への道です。田中一郎様、まだ始まったばかりですよ。」


田中は拳を握りしめ、さらなる試練への決意を新たにした。

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