第5話 すなぎもとキッチン その1
すなぎも「今日は、どこのお店で飲もうかなです?
お?ここのお店、焼き鳥があって良さそうです!」
すなぎもはとある大衆食堂に吸い込まれるように入っていった。
そこの名は「大衆食堂 マズル亭」なんとここは、こた&ラプ兄弟のお店である。
カランカラン
こた&ラプ「いらっちゃいませなの(だ)」
元気よく迎え入れられ、カウンター席に通されるすなぎも
ラプター「いらっちゃいなのだ
何にするのだ?」
すなぎも「とりあえず、生ビール(大)と焼き鳥の盛り合わせ塩で1つです」
ラプター「生大、焼き盛り塩1つ 他には?」
すなぎも「とりあえずそれでいです」
ラプター「オーダー 生大、焼き盛り塩!」
こたつ「はお、よろこんで!!」
ラプター「少々お待ちくだちゃいのだ」
すなぎもは店内を見渡し、隣にいる一組の男女に目が行った
かりん「クロエママ、今日も塩なのら~」
クロエ「そんなことないでしゅ!」
すなぎもは思った
すなぎも「(どんな会話です!!!!)」
ラプター「はい、おまちなのだ! 生大と塩焼き鳥の盛り合わせ!」
すなぎも「(やっと来たです)美味しそう
まずは、もも串から食べるです」
パクパク、グビグビ
すなぎも「ぷはー」
すなぎもは、美味しそうに食べてるだがふと思った
すなぎも「ちょっと、美味しいですけど塩味が薄いです」
きょろきょろ
すなぎも「(塩はどこです!あ、あったあった)
(なになに、白トリュフ塩です?)
(ちょうどいいです!!)
ふりふりとふりかけると、白トリュフの豊満な香りがすなぎもの鼻孔をくすぐった
すなぎも「(いいかおりです!! では、いただきます。)」
「(この塩加減です!最高です!!最&高です!!!)」
「(ビールがすすむです!!)」
「(次はねぎまです。あ~・・・・)」
「(なんか視線と殺気を感じるです。)」
すなぎもは、恐る恐る視線を感じるほうを見ると!!!
すなぎも「ひぃぃぃぃぃぃーーーーーー」
隣に座ってるクロエが、このものとは思えないようなどす黒い殺気とすわった目で、
すなぎもを見ている!!
クロエ「ちょっと、あんた何でクロエの『大事な塩』を勝手に使ってるでしゅ?
バカなんでしゅか?」
かりん「落ち着くのら~(あわあわ)」
クロエ「落ち着いていられないでしゅ!!!」
「人生で最高の塩でしゅ!!勝手に使われて怒らない方がバカでしゅ!!!」
かりん「クロエママ、落ち着くのら!
ほら、あんたも早くあやまって!!」
すなぎも「ごめんなさいです!!」
すなぎもは、クロエにあやまり、お金をカウンターに置いて
脱兎のごとくお店を出て行った
バタバタ
ラプター「お客さんーー!!おつりー!!」
すなぎも「いらないですーーーーー」
クロエ「塩勝手に使って逃げて行ったでしゅ!
次、会ったら容赦しないでしゅ!!」
すなぎもは、夜の街に消えていった
こたつ「あれ、こたつの出番が少ないの~(泣)」
ラプター「どんまいなだ!はなチーンするのだ」