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クラブChloe ~今日も塩味~  作者: のりのり
7/12

第5話 すなぎもとキッチン その1

すなぎも「今日は、どこのお店で飲もうかなです?

     お?ここのお店、焼き鳥があって良さそうです!」


すなぎもはとある大衆食堂に吸い込まれるように入っていった。

そこの名は「大衆食堂 マズル亭」なんとここは、こた&ラプ兄弟のお店である。


カランカラン


こた&ラプ「いらっちゃいませなの(だ)」


元気よく迎え入れられ、カウンター席に通されるすなぎも


ラプター「いらっちゃいなのだ

     何にするのだ?」


すなぎも「とりあえず、生ビール(大)と焼き鳥の盛り合わせ塩で1つです」


ラプター「生大、焼き盛り塩1つ 他には?」


すなぎも「とりあえずそれでいです」


ラプター「オーダー 生大、焼き盛り塩!」


こたつ「はお、よろこんで!!」


ラプター「少々お待ちくだちゃいのだ」


すなぎもは店内を見渡し、隣にいる一組の男女に目が行った


かりん「クロエママ、今日も塩なのら~」


クロエ「そんなことないでしゅ!」


すなぎもは思った


すなぎも「(どんな会話です!!!!)」


ラプター「はい、おまちなのだ! 生大と塩焼き鳥の盛り合わせ!」


すなぎも「(やっと来たです)美味しそう

     まずは、もも串から食べるです」


パクパク、グビグビ


すなぎも「ぷはー」


すなぎもは、美味しそうに食べてるだがふと思った


すなぎも「ちょっと、美味しいですけど塩味が薄いです」


きょろきょろ


すなぎも「(塩はどこです!あ、あったあった)

     (なになに、白トリュフ塩です?)

     (ちょうどいいです!!)


ふりふりとふりかけると、白トリュフの豊満な香りがすなぎもの鼻孔をくすぐった


すなぎも「(いいかおりです!! では、いただきます。)」

    「(この塩加減です!最高です!!最&高です!!!)」

    「(ビールがすすむです!!)」

    「(次はねぎまです。あ~・・・・)」

    「(なんか視線と殺気を感じるです。)」


すなぎもは、恐る恐る視線を感じるほうを見ると!!!


すなぎも「ひぃぃぃぃぃぃーーーーーー」


隣に座ってるクロエが、このものとは思えないようなどす黒い殺気とすわった目で、

すなぎもを見ている!!


クロエ「ちょっと、あんた何でクロエの『大事な塩』を勝手に使ってるでしゅ?

    バカなんでしゅか?」


かりん「落ち着くのら~(あわあわ)」


クロエ「落ち着いていられないでしゅ!!!」

   「人生で最高の塩でしゅ!!勝手に使われて怒らない方がバカでしゅ!!!」


かりん「クロエママ、落ち着くのら!

    ほら、あんたも早くあやまって!!」


すなぎも「ごめんなさいです!!」


すなぎもは、クロエにあやまり、お金をカウンターに置いて

脱兎のごとくお店を出て行った


バタバタ


ラプター「お客さんーー!!おつりー!!」


すなぎも「いらないですーーーーー」


クロエ「塩勝手に使って逃げて行ったでしゅ!

    次、会ったら容赦しないでしゅ!!」


すなぎもは、夜の街に消えていった

こたつ「あれ、こたつの出番が少ないの~(泣)」

ラプター「どんまいなだ!はなチーンするのだ」


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