上級魔法クラス
上級クラスは、2クラスあります。
私はアデル先生率いる、ファーストクラス。
もうひとつは、マーハイア先生率いるセカンドクラス。
ファーストは更に、魔法能力レベルが高いクラスになっている。
(大丈夫かしら?)不安が心によぎる。
ディーネが、「レーチェ、大丈夫よ。あなた自身にもハイレベルな能力があるから、じゃなかったら私の事見えるわけないじゃない」
それにと続ける
「しかし、あの女ムカつくわ。リークにベタベタしてって言うか、リークはレーチェの婚約者でしょ?
何で、レーチェを無視して、あの女と仲良くするの、ほんっと、人間ってわからないわ」とぷりぷりと怒ってくれた。
そのおかげで、心が落ちついたわ。
アレクセイは、私の席へ案内してくれました。
ティアは、アレクセイが私に優しくする事が、腹立たしいのか、睨んできます。
本当に面倒ですわね。
私の席は後ろで。右隣は女の子で、ストレートロングヘアに漆黒の瞳に、気の強そうなつり目で色白美人です。
左はアレクセイ-ゴードン、赤毛に小麦色の肌、切れ長でスカイブルーの瞳、背が高くとても美しい青年です。
私の隣にアレクセイ。
リクイド殿下は、見張りの為にアレクセイを横に配置したのでしょうか?
アデル先生がやって来ました。
「レイチェル-グランドエイト前に」
私は、前に出ます。
「途中入学だが。これからは同じクラスの一員です、皆さん仲良くするように」
レイチェルあいさつを
「レイチェル-グランドエイトです、よろしくお願い致します」
アデル先生は、私の説明をします。
「レイチェルは、13歳ですが皆さんと同じように能力が高く、より勉強してもらうように、スキップ級で入学しています」
「皆さんも、負けじと頑張って下さい」
「レイチェル、席に戻りなさい」
それでは、授業を始めますと
アデル先生は教科書を持ち、説明し出した。