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リクイド殿下の好感度を上げましょう

誤字脱字ご指摘頂きありがとうございました。


ティーカップにお茶を入れ終わり、最後にオレンジを薄くスライスして、ティースプーンに乗せてお出ししました。


侍女に紅茶を出して貰い、皆のテーブルに揃った所で軽く飲み方の説明です。


「皆様に行き届いたようですね。それでは、紅茶をそのまま飲んで頂いても美味しいのですが、更にオレンジを味わいたい方にスライスしたオレンジを入れて果汁を出してみてくだい 又味がかわります、お試しください」


さらに


「お茶請けに、ソルトバタークッキーにレモンのパウンドケーキです」


侍女にサーブして貰います。

「リクイド殿下は余り甘いもがお好きでないので、ソルトバタークッキーをご用意しました。クッキーの上にあるのはソルトです、クッキーの甘さとソルトが口の中で溶け合い美味しい味わいを楽しめます。

レモンのパウンドケーキですが甘さ控えめで、生地の中にもレモンの皮を入れて焼いています、さっぱりしたお味にしています、よろしければご賞味下さい」


私は、リクイド殿下に向けて軽く口角を上げ微笑む。


リクイド殿下は、少し赤くなり直ぐに顔を横に向けた。


あれ?失敗かな、赤くなって。


皆の前で名前を言ったから怒ったのかしら。

そんなあからさまに向かなくても、そりゃつい最近まで悪役令嬢やってたんだら、そうそう見方が変わることは「無いよね」


私はがっかりしながら席についた。


読ん頂きありがとうございました。よろしければ評価の方よろしくお願いします。

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