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危険なサイン


どうも筆者の赤トンボです!


今回は死と向き合って頑張って人生を

乗り越えていく女の子のお話です。


読んで下さっているそこのあなた!


あなたは死にたい。と思った事はありますか?

その時、どうしましたか?

どうしてそう思いましたか?


あの時、誰かに話していれば変わったかもしれない。


誰かに話したが自分の気持ちは理解されなかった。


人それぞれ考え方、行動、全て違います。

稀に自分の境遇に似た人達に出会うかもしれません。


一緒に死について考えて行きましょう。


死にたい。なんて微塵も考えた事は無いと言う方は

助けて!と心の中で叫んでる人達のSOSサインに

いち早く気付いて助けてあげて欲しいです。


よろしくお願いします。



ジリリリリリ‼ジリリリリリ‼目覚ましがなる。

「もう朝か。朝ご飯食べなきゃ。」


私の家は母しか居ない。

母が言うには父の暴力、だらしなさが

原因で離婚したらしい。


実際に私も4歳の頃、母が何をしたのか

何を言ったのか分からないが父が激怒して

母の髪を掴んで家の端から端まで

引きずり回していたあの光景は15歳になった今も

忘れられない。


こんな事を考えていたら母から

「あかり、もぅ8時よ。」

と言われ急いでハッとして学校に向かった。



キンコーンカンコーン‥1限のチャイムがなる。

1限目は国語だ。

国語の先生は担任の牧先生。

サッカー部の顧問をしていて熱血先生タイプ。

先生の授業は楽しく規律もとれている。


キンコーンカンコーン‥1限目が終わり休み時間。


休み時間は友達と騒いでいつも楽しんでいる。

学校は大好きだ。


チャイムが何回か鳴り響き授業が全て終わった。

「ヨッシャー帰れる〜!」と言ってる子もいれば

「部活行こ〜」と言ってる子もいる。


私はバレー部だったので帰れず部活に行った。

バレー部は上下関係も厳しく練習メニューも

ハードだった。

それでも楽しかった。

バレーボールが好きだから。


時には厳しく楽しさもある学校が終わり

家に帰宅する。


家に着くと母はまだ帰ってきていない。

もぅ19時過ぎだ。

母はシングルマザーなので毎日朝から晩まで働いている。

当然、母は育児と毎日のフル労働で御飯は作る気力もない。

家の灯りをつけてテーブルを見ると手紙が置いてある。

「お惣菜が冷蔵庫にあるから電子レンジで温めて食べてね」

と書いていた。


親の気持ちは正直考えても分からなかった。

友達の家庭は帰宅すると灯りがついていて

いい匂いがしてきて家もあったかくて

親が子供の話を聞いてくれる。

こういうのが幸せな家庭だという理想像があった。



何故御飯を作ってくれないんだろう。

と自分の事しか考えていなかった。


そんな事をずっと考えていると

母から私の携帯に電話があった。


「はい、もしもし?お母さん?仕事終わった?」


「うん」


電車の音がする。


「何時に帰ってこれる?」


「…あかり。もぅ限界。電車来たから自殺するね。バイバイ。」


プワーン!ガタンゴトン‥


ブチッ。


それで携帯が切れた‥


当然私はパニックになる。

私は母に何かしてしまったのだろうか。

傷付ける事を言ってしまったのだろうか。


電話を何回も母にかけるが全く出ない。

本当に死んでしまったんだろうか。


母がそんな発言をして電話を切ったにも

関わらず私は頭の中ではパニックなのに

騒ぎも行動もせずに固まっていた。


暫くしたら落ち着いてきて涙を流しながら

寝ていた。

他人事だったのだろうか。

どういう神経をして私は寝てしまったのだろうか。

あれが私に対する母の助けて‼と言う心の叫びだったのに。


夜中に母が帰ってきた。

私は寝てるふりをした。

うっすら目を開けると寝室で静かに泣いているのが分かった。

この時は理由なんて聞けずにいた。

聞こうとする意志も無かったかもしれない。

死にたい。という言葉を口だけと思っていたのかもしれない。

きっとそうだろう。

どこかで大丈夫。そんな気持ちがあったのだろう。



その時が来るまで私は気付かなかった‥


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