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Q.通り魔に殺されたJCはどうなる?   A.魔導書になる!!  作者: お花見茶
第1章 死んでまさかの魔導書転生!?
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2.クッ、死ぬ前にパフェを…パフェを食べたかった……!

 私はその細道に走っていった。車一台通れるかどうかの迷路のような入り組んだ道を通り、カフェの近くの公園に出た。

 カフェまで走っていこうとしたその時


「あ…………」


私は目の前に現れた男を見て立ちすくんだ。男は私に気づいて、ニタリと笑った。

 男はTシャツに黒のズボン、ジャケットとどこでも見かける服装だ。しかし、その男の手にはボーガンが握られていた。しかも、男のギョロリとした目は血走っており、頬は痩せこけ、肌は青白く、余計に不気味さを際立たせていた。


 男はボーガンをゆっくりと持ち上げた。私は全く動くことができず、ボーガンが持ち上がる様を見ていることしかできなかった。

 ボーガンは私の方を向いて、ピタリと動かなくなった。男はボーガンにカチリと矢をつがえた。


 ザシュッ


 何が起こったのかよくわからなかった。地面がゆっくりと近づいてくる。


 ドサッ


 何?一体何が起こったの?


 混乱して声も発せずにいると、目に自分の手が映り込んだ。手には赤黒いねっとりとしたものがついていた。


 何これ?血?


地面に私を中心にして広がる血が見えた。


 これ、私の?ああ、そうか。あの音は矢が私を貫通した音だったんだ。

 あれ?てことは、私死ぬの?

 ……まあ、いいか。どうせいつかは死ぬものだし。私は他の人より早かっただけ。死ねば、勉強しなくて済むし、両親あのヒト達に殴られなくて済むし。あ〜、友達と会えなくなるのは寂しいかも。でも、別に思い残すようなことはもう何も………


 はっ、私のパフェちゃん!!


 今日こそは“はちみつとあんこのあんかけスペシャルデラックスパフェ”を食べようと思ったのに!!


 そう考えている間にも目の前が真っ暗になり、寒くなってきた。痛みはなぜだかあまり感じない。


 フッ、もう終わりか……。それにしても私、まだピチピチの中学2年生、14歳なんだけど。


 クッ、最後に“はちみつとあんこのあんかけスペシャルデラックスパフェ”を食べてみたかった。


 無念…………!!


 ガクッ

転生前の話はこれで終わりです。

気づいた方もいると思いますが、主人公は虐待を受けています。親だけじゃなく、妹2人からもひどい扱いを受けている設定です。

そんな中で明るい正確に育った主人公はすごいですね。

次から転生後の話となります!

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