24.ご主人様(仮)とリアかか様は仲が悪いらしい
久しぶりに投稿しました。
待っててくれた方は申し訳ありませんm(_ _)m
今回はリリア視点も後半に入っています。
「ん?どうかしたの?」
リアかか様が私の様子がおかしいことに気づいたらしい。
〔あの……どう考えてもマッシュ·ポテトって、皆馬鹿にしてますよね?〕
「ああ、そうね。そういえば、そうだったわ。皆馬鹿にして呼んでたんだった。すっかり忘れてたわ」
おい!!忘れんな!!
「私も忘れてたわ……」
ノアかあ様まで……。
「まあ、そんなことは別にいいじゃない!
それじゃあ、マッシュ·ポテトのところへ行くわよ!!」
そんなこと!?
はぁ……まあいいけど……何かなぁ。
……♡…………♧…………♢…………♤……
ドンドンドンッ
「おーい、マッシュ·ポテトいるー?」
〔リアかか様、そんなに乱暴にしたら……〕
「誰じゃ、こんな真っ昼間から!!」
扉が勢いよく開いて、中からおじいさんが出てきた。
ああ、言わんこっちゃない……
「人がせっかく気持ちよく寝て!気持ちよく起きて!ご飯食べて!気持ちよく寝て!ご飯食べて!気持ちよく寝ておったというのに!!」
……この人ずっと寝てない?
「そう言わないで。今日はあなたの魔導書連れてきたの」
ノアかあ様がそう言って、リアかか様が私を掴んでずいっと前に出す。
「……わしの魔導書じゃと?」
ご主人様(仮)が私をジロジロと見てくる。
ちょっと、女性に対して失礼じゃない?
「……ふむ。まあ、良いじゃろう。わしにふさわしいとまではいかないが……」
悪かったな、おい。
「入れ」
ご主人様(仮)が屋敷の中へと促す。
〔失礼します〕←私
「邪魔するわ」←リアかか様
「む、何入ろうとしとるんじゃ。
お前に入っていいとは言っとらんわ」
「はあ?何でリーシェはよくて、私は駄目なのよ。意味わかんないんだけど」
「ふん、何でも何もコレはわしの魔導書じゃろうが」
「まあ、そうだけど……」
「お前ははよ帰れ!!」
「え、あ、ちょっと!!」
バタンッ
かか様たちが閉め出された。
〔あ、あの……〕
「何をしとる。早くこっちに来んか」
〔は、はい〕
かあ様達大丈夫だろうか。特にリアかか様……。
ああ……想像したくない……。
……♡…………♧…………♢…………♤……
〜side.リリア〜
「お前ははよ帰れ!!」
「え、あ、ちょっと!!」
マッシュ·ポテトが私を追い出し、顔スレスレのところでバタンと扉を閉める。
「こら、マッシュ·ポテト!!
開けなさい!!」
あの変神は……!!
リーシェに何かしたら、ただじゃ済まさない……!!
私が扉をガンガン叩いていると、ノノアが横に来て、私の腕を抑えた。
「リリア、落ち着いて」
「ノノア、でも……」
「大丈夫よ。マッシュ·ポテトは確かに変神だけど、悪い神ではないわ。
それに、リーシェはマッシュ·ポテトの魔導書だもの。きっと悪いようにはしないはずよ」
ノノアが私に向かってフワリと微笑む。その笑顔を見ていると、何だか毒気が抜かれるのよね。
「……そうよね。流石に自分の魔導書に何かしたりしないわよね」
私が腕を下げると、ノノアは腕から手を離して、今度は私の手を握った。
「ええ。それにリーシェだもの。大丈夫よ」
「そうね。リーシェだもんね」
私達は顔を見合わせて、クスクスと笑った。
「……でも、リーシェなのよね」
「何かやられたら、むしろやられる前に倒しちゃいそう。あの子、自分ではよく分かってないけど、ほんっとーーに、ものすごーーく強いから……」




