22.怒ったら1番恐いのはレイだと思う〜カイト〜
本日2話目です。
短いです。
「おい、レイ、セイン、いるか。」
俺はキッチンをヒョイッと覗き込む。このキッチンはレイとセイン専用のものだが、主に執務室にお茶を出すときに使っている。
「あら、カイト。どうしたの?」
「まだ、お茶入れてないよな?」
「ええ、今お茶の準備してたところだけど……。」
「それがどうかしたの〜?」
「……おい、レイ。その気の抜けるような声やめろ。」
「ほへ?」
こいつ、無意識なのか……。
「で、どうしたの?私達に何か用?」
「ああ、そうだった。お前ら、まさかリーシェ嬢の分まで準備してないだろうな?」
「え?何言ってるのよ。してるに決まってるじゃない。」
「……おい、リーシェ嬢が魔導書だってこと忘れてんじゃねぇだろうな?」
「忘れてないよ?」(レイ)
「魔導書だぞ?」
「うん。」(レイ)
「……なあ、魔導書っていつもどうやって食べたり飲んだりしてるか覚えてるか?」
「どうやってって、人化してでしょ〜?」(レイ)
「……マジで?マジで分かんないの、お前ら?これだけ言ってんのに?」
「「??」」
「“人化”だぞ?“人化”」
「「????」」
「リーシェ嬢、何歳?」
「「3歳……あっ。」」
「やっと気づいたか……。まだ人化もできない魔導書にどうやって飲ませる気だ。」
「……執務室に、まだ人化できない魔導書が来ること自体、久しぶりだったんだもの。」
セインが見るからに落ち込んだ。
あっ、やばい。
「……カイト?
なんでせーちゃん落ち込んでるの?せーちゃんに何かしたら許さないって、言ってあったよね?」
「え、あ、いや、コレは違うんだ!俺は何もしてねえ!!
ていうか、お前もこの場にいただろ!!
なんで俺がこんな目に合う!?」
「うふふ、なんのこと〜?私、わかんな〜い。
私はせーちゃんを落ち込ませた奴にお・し・お・き《オ・ハ・ナ・シ》♡をするだけだもん♪」
「は、話せばわかる。話せばわかるから!!」
「問答無用〜♪え〜い☆」
あ、これ、死んだ。
如何だったでしょうか?
他者視点書くのは初めてなので、分かりづらいところがあったら言ってくれると嬉しいです。
他者視点の場合は、タイトルの後に
〜○○〜 ○○=名前
と書いておきます。




