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学校

退院してから俺は久しぶりの学校に行く、家に一度帰って服の用意や学校の用意をした。

やっぱりアイツはいるんだろう…転校とか出来ないのかな


「誰あいつ?」


「転校生じゃない?」


「でも怖くない」


同じ学校の制服を着た女生徒はこっちを見てコソコソと話しているが全部聞こえた、彼女らの距離は10mくらいあるのに何故か聞こえた。

まさか俺は怪人の力を引き継いだとかないわなと考えてる内に学校に着いた



「きゃー響君だわ」

「響くーん!」


…早く入ろう













俺が教室に入ると教室にいた生徒全員俺に視線が集まった、それはそうだろう一ヶ月前の俺の容姿は黒髪で今の俺は白髪で赤目だ、席は変わってないようだ。

ゆっくり席に着いて授業の用意をする。


「あのさここの席は望の席なんだけど」


声をかけられた方へ向くと俺が嫌いな人物


天海 響(てんかい ひびき)がいた


「…その望がお前の目の前にいるだろ」


お前では分からないだろう


「嘘だろ、だって望は入院中だしいるわけないじゃん」


「それはそうだろう、一回もお見舞い来た事ないお前が分かるわけないだろ」



そう言って俺は響が言う言葉を無視していき本を取り出し自分の世界に入った


「あのさ望君、無視は良くないと思うよ」


女の声がした方へ見ると幼馴染の瀬戸緑(せと みどり)がいた、お前も関係ないだろと無視をして授業が始まるまで自分の世界に篭った











「おお‼︎望じゃないか、久しぶりだな」


全然心配とかしてないんだな…本当にこの女教師、まあこの学校の女は全て響に毒されてるというか響が全てという女ばかりだ、どんなに響に好意がある女子から虐められてもこの女教師は助けもしないし目があっても年頃女子だからって助けてくれない無能教師だ。

高校でも響と離れたかったのにある女教師が響に言いやがった、そのせいで終わるはずだった地獄はまだ続いてしまった。


「……」


「どうした糸色?久しぶりの学校で嬉しくて声も出ないのか?」


先生が笑うが


「嬉しくともなんともねえよ、厄病神が付いてきてるせいでこっちは苦しいんだ」


そう言い放った、男子は気付いてるかもしれないが本人と女子達は分からないようだ


「口調が変わったな糸色、それに厄病神とは誰だ?」


女教師は問いかけたが俺はそれも無視した、まあそんな事はいいからさっさとHR終わらせろよ。

俺はこの変わってしまった世界について調べたいんだ。


俺が前いた世界と同じ怪人やHEROがいるのか


この世界はあの世界と同じなのか


俺は確かないといけない


俺は怪人として力も引き継いでいるのかを確かめないといけない


あの呪われた力


人間の闇と欲に喰らいつき


喰らいついた闇と欲を糧にする


名も与えられなかった


名前のない怪人

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