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一人の男の死
初投稿作品です
俺は満足だった。
明日、死ぬとも知れない命で有りながら、ここまでいきることができた。
後悔がないとは言い切れない。
それでも、俺は満足だった。
世界が俺を拒否しても、あの人たちだけは俺のことを見捨てることはなかった。
こんな、俺だけど愛してくれた。
世界は俺の敵だったけど、俺も世界の敵だった。
こういう結果になってしまったのしょうがない。
次の生があるなら、俺を拒否した世界じゃなくて、誰にもやさしい世界になりたい。
ダメだ、かけない