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■■第十四章■■

 吐き気がした。目が覚めた途端、酷い眩暈だ。これは熱でもあるのだろうか。

のっそりと身体を起こし、ケリィは嗚咽を飲み込む。開け放たれた窓から雨粒が舞い込み、床に水滴を零しているのが見えた。丸い水滴が幾重にもブレて見え、ケリィは耐え切れずに洗面所に走る。嘔吐感は胃が空っぽになるまで続き、顔を上げる頃にはとんでもない脱力感があった。

「…なんだ…これ」

 風邪を引いた事くらい勿論あるが、こんなに酷いのは初めてだ。昨晩までは健康体だったことを考えると、やはりこれはおかしい。

 助けを求めて居間に向かったが、そこに義母の姿はなく。尋ねた義父の寝室も空っぽだった。

 …義母も義父も居ない。それどころか、いつもケリィの傍に居る筈のパラディまでもが姿を消している。何かがおかしい気がするが、その違和感の正体に気づける余裕は、今のケリィに無かった。

「――ユアンに…会わないと」

 茫然とした唇で呟き、ケリィはふらつく足で家を出る。今日の空は快晴で、久しぶりに見た太陽の光はケリィの目を焼く程だ。

 道に生える木々に手を付きながら、ケリィは歩いた。坂の向こうに見えるブルーイット宅の青い屋根を目指せば、そこに立つ麗しい貴婦人に出会う。

 蜂蜜色の髪を優雅に結い込んだ彼女は、ユアンの母親だ。

息子が昏睡してからは、ひと時もその傍を離れていないと聞いていたが。そんな彼女が何故、家の外に居るのだろうか。

『ユアンなら…もう学校に行きましたよ。今、見送った所です』

唖然となり立ち尽くしたケリィを前に、ユアンの母は、幸せそうに微笑む。そして、そのままケリィの手を握った。

『ユアンは、ケリィに会いたがっています。あなたも早く学校に行ってください』

 優しくそう促されてしまうと、ケリィにはもう、頷く事しかできなかった。


 ――ユアンが…目を覚ました?

信じられない気持で、その事実を反芻する。

 夢でも見ているのかと思って頬を抓ったが、痛みは本物だ。

嬉しいと感じる暇すらない。焦りと戸惑いで心臓が爆発しそうになる。ケリィは速足に学校に向かった。視界が歪み、呼吸が乱れる。倒れ込むように教室の扉を開ければ、そこには夢のような現実が待っていた。教室の中央の席に、ケリィの大切な親友が腰掛けている。

 彼以外は誰も居ない教室に差しこむ日差しは、とても明るい。蜂蜜色の髪は、日の光によって、柔らかな糖蜜色に縁どられていた。


 ――…そうだよ。この後ろ姿は間違いなくユアンだ。

本当にユアンが、ここに居るのだ。胸の鼓動が一気に加速して、ケリィは呼吸すら忘れる。

『――ケリィ?』

 そして、ユアンは振り返る。ケリィの姿を見て、嬉しそうに微笑む。

白い頬は桜色に染まり、キラキラと輝く大きな瞳は、健康そのものといった様子だ。

 …つい昨日まで、病に伏せていた人間とはとても思えない。奇妙な事この上ないが、それでもこれは、ケリィの望んだ姿だった。世界で一番大切な、親友の姿だった。

「ユアン…」

 扉に寄りかかり、今にも倒れそうな身体を無理矢理立たせる。眩暈も吐き気も酷くなる一方だったが、それでもケリィは、零れる笑みを抑えきれなかった。

「ああ…すごい。本当にユアンだ…ユアンが居る…」

 震える声で呟いた。しかし次の瞬間、ケリィは意識と身体が分解されたような感覚に陥る。気が付けば視界の上下がバラバラで、堪らずケリィは床に崩れ落ちた。


 ユアンの驚く声が聞こえ、慌てたように座席を立った気配がする。頬に触れる床は冷たく、身体中の体温が消えてしまったのかと疑う程に、ケリィを侵食した。

…寒い。身体が言う事を聞かない。

 ――どうしてだよ…折角ユアンに会えたのに!

 苦しさをごまかすように、ケリィは瞼を伏せた。そんなケリィの頬を、ユアンの温かな手の平が撫でて行く。

『ケリィ…一体どうしたの。顔、真っ青だよ?』

 心配そうなユアンの声。とりあえず保健室に移動しようと促され、ケリィは大人しく従う。ユアンの華奢な肩に体重を預けてケリィは歩く。とても情けない姿の筈なのにケリィは今、とても嬉しかった。

 ――ユアンは…生きているんだ。

その事実だけがケリィの胸を喜びで埋めて行く。深い孤独の痛みが、みるみるうちに癒されるのが解った。

 …ユアンと話したい。そう、ケリィは思った。

もっとユアンに触れたい。なのに、どうあがいても、身体は言う事を聞いてくれないのだ。


 保健室の簡素なベッドに身体を横たえれば、ユアンがその上に毛布を掛けてくれた。

優しい彼は、冷たくなったケリィの手を握り、そして囁いた。

『――すごく苦しそう。可哀そうなケリィ…』

「…ユアン」

 薄く瞼を開け、ケリィはユアンを見る。きっと自分は今、ユアンを相当心配させているのだ。病み上がりの彼に気を使わせてしまった事が恥ずかしい。

 ――僕はもう大丈夫だから。

そう伝えようと口を開いて、そしてケリィはそのまま硬直した。


 ユアンが、笑っている。


 怪しい程に麗しいその笑みは、そのまま唇からも零れ落ち始めた。

クスクスと、ユアンは笑う。笑いながら、愛おしそうにケリィの頬に触れる。

『ああ。本当に君は、なんて可哀そうなんだ。ずっと僕が、守ってあげるからね』

そう囁くユアンの顔が余りにも近くて、ケリィは目を見開いた。ギシ…と、ベッドの軋む音がする。ケリィの身体に覆い被さり、その顔を覗きこんだユアンは、そのまま自らの唇を、ケリィのものに這わせた。

「…っ!?」

何が起きたのか理解できない。耐え切れず瞼を伏せたケリィは、口の中に侵入してくるユアンの舌の感触に気づいた。嫌な水音が聴覚を刺激し、思考を乱す。

硬直したケリィを宥めるように、ユアンはゆっくりと手を動かし、ケリィの髪を撫でた。

 ――おかしい…

そこでようやく、ケリィは違和感に気づいた。。

 ――こんなの、ユアンじゃない。ユアンがこんな事…するわけがないんだ

 長いキスが終わる。ユアンは潤んだ瞳を細め、恍惚の息をつき…そしてそのままケリィの身体を抱き締めた。

『…ケリィ』

甘く、ユアンは囁く。妖艶に細められた翡翠色の瞳は怪しく輝き、戸惑うケリィを映し出していた。


 …遠くで、始業の鐘が聞こえる。

それを合図にケリィの思考が覚醒し、自らの陥った危機を知った。

「…っ!ユアン…あの…ほら、もう授業始まるから…!」

 恥辱に血が上る。

熱くなる顔を無理矢理ユアンから逸らし、両腕でユアンの身体を押し返した。

 とにかく悔しくて、殴れるものなら殴りたい気持ちすら湧き上がるが、相手はケリィの大切な親友なのである。傷つける事など、できるわけがない。

「教室の皆…君の事待ってると思うし…それに僕、この事はもう、忘れるから!」

 だからユアンは、何も気にせず、教室に戻って良いんだと。そう言い聞かせる事が、今のケリィに出来る精一杯の抵抗だった。

 

 ふと、ユアンの表情が曇るのが見える。

恐る恐る視線を向ければ、そこには、すっかり色を失ったユアンの姿があった。

 …何故ユアンはケリィにキスなどしたのだろう?

その事は相変わらず解らないが、それでもケリィの言葉がユアンを傷つけてしまった事は確かだ。続く重苦しい沈黙に胸が痛く、寒気のせいもあって、身体中を震えが襲った。


『――皆なんて、居ないんだよ?ケリィ…』

 …ふと、ユアンが呟く。

意味が分からず、思わず目を開けば、そこには狂った笑みがあった。

『…ケリィには僕以外の友達なんていちゃいけない。

 だから皆殺してやったんだ。ハルも、パラディも…みんな、みんな!』

 クスクスと笑い声を零し、ユアンはその手をケリィの首に伸ばす。

この狂気を前に、ケリィは言葉すら忘れた。僅かに首の締まる感触がして、目を見開く。

 ――…殺した、だって?

 ユアンのその言葉を、ケリィが信じられるわけがない。

確かに今日はパラディの姿は見当たらなかったし、学校に来るまでの間、ユアンの母以外の人物に出会わなかった。…でも、だからって、ユアンの言葉を裏付ける証拠にはならないのだ。優しいこの少年が、人の命を奪うなんてありえない。 

 茫然と、ただ真っすぐにユアンを見つめるケリィに向かい、ユアンはその綺麗な顔を歪めた。

『――愛してるんだ。ケリィ。』

 まるで今にも泣き出しそうに、声を震わせてユアンは言う。

『ねぇ。僕だけのモノになってよ』

「…っ!」

 綺麗な指先が、痕を付ける程に強く、喉に食い込んだ。息が止まり、ケリィの視界は霞んでしまう。

『…君が嫌がるなら、君もろとも死んでやるんだから』

 …聞こえるのはユアンの暗い声。そしてぼやけた視界に映るのは、ユアンの背後に揺らぐ黒い影。


 ――…サナトス!?


 気付いた途端、自動的に身体は動く。ユアンの腕を掴み、上半身を起こすと同時にその華奢な身体ごとベッドの上に投げやった。唖然と目を見開くユアンの前で、ケリィはエルピスの名を呼ぶ。

 静かな保健室が、窓の外の青空が、瞬く間に崩れ落ちて行く。そうして、そこに生まれた暗闇に、黄金色の魔物が現れた。

 瞳に怒りの炎を灯したエルピスは、ケリィの身体を抱き起こし、苦々しげに言う。


「何故、もっと早く私を呼ばないんだ。こいつはケリィを…殺しに来たのだぞ!?」

 怒鳴られ、ケリィは身を竦める。

気が付けば、そこは早朝の教室。滝のような雨が窓を打ち、部屋中が薄暗い。


 キボウツキに変身したせいか、既に吐き気や眩暈は無く、思考は怖いくらい冷たく冴える。そう、ケリィは今まで夢の中にいたのだ。サナトスの生み出した、悪夢の世界に。


 ――…嘘…だろ。なんでサナトスがユアンの姿に?


 視線を上げれば、目の前に黄金色にく輝く少年が居る。今やユアンはこの世の人間とは思えない程の美しさを放ち、サナトスの擬態としての役割を、充分に果たしていた。

「…なんでサナトスが復活してるんだよ。なんで…ユアンが喰われてるんだよ!」

震える声で、ケリィは呟く。エルピスは顔を伏せ、答えた。

「…ユアンは病気のせいで深い眠りに入ってしまった。

 夢喰いのサナトスにとって、最高の餌場になってしまったんだよ」

空想力の強い、ロマンチストな性格のユアンの夢の世界は、さぞかし居心地が良かったのだろう。すっかり力を取り戻したサナトスは、そのお気に入りの人間の魂を喰ってしまった。

「――…酷い」

 一気に、頭に血が上って行くのを感じる。これは怒り、そして悔しさなのだろう。

 ――サナトスが、ユアンを殺したのだ。

 まだ生きれた筈の彼の運命を、そして人間としての彼を、無茶苦茶にしてしまったのだ。

 口から悲鳴にも似た叫び声が上がり、そのままケリィはサナトスに突進する。

両手に炎を生み出し、ユアンに群がる黒い鎌首に叩きつけた。

『…ッギ』

しかし、獣のような唸り声を上げて、地面に倒れたのはサナトスではなく、ユアンの方だ。

炎に焼かれた痛みに顔を歪め、その瞳を黄金色に光らせる。

『ケリィ…なんで?』

大きな瞳に涙を零し、ユアンは言う。…否、これはもう、ユアンではないのかもしれない。

それは解っているのに、その顔で、その声で名を呼ばれてしまうと耐え切れなくなる。

「ユアン…!」

慌てて、ケリィはユアンの身体を抱き起こした。

「なんでだよ…!なんで君がサナトスなんかに…!」

 悔しくて、ただユアンの肩を抱き締める。その華奢な肩が、小さく震えているのがわかった。

『…ケリィ。どうしたの?君、変だよ。僕…怖い…』

たどたどしい口調で、ユアンは言う。その様子が余りにも幼くて、ケリィは懐かしくなってしまった。。幼い頃のユアンは、いつもこんな風に泣いていたのだ。

ケリィが傍に居てやらないと、なかなか泣きやまない子供だったのだ


「ユアン…ごめん。もう僕、君を傷つけるような事、しないから」

 だから、ケリィはそう言った。

先程彼から受けた屈辱も、“擬態”という言葉の持つ意味すら忘れて、ケリィは目の前の少年を、守りたいと思った。

『――本当?よかった』

 そう言って、顔を上げるユアン。微笑むその顔に、涙の跡など見当たらない。

騙された事に気づく暇もなかった。気が付けばケリィの右足は、黒い鎌首に貫かれていたのだ。

「…う、うああああ!!」

 赤黒い血が辺りに飛び散り、激痛に身体を折る。

そんなケリィを見て、ユアン…否、サナトスは声を上げて笑った。

『君は何か勘違いしてるんだね、ケリィ。

 僕は自分の意思で、サナトスに魂を喰わせたんだ』


 …深い眠りの世界をユアン漂っていた。永遠とすら感じる長い時間を漂ったその果てで、ユアンはサナトスと名乗る金色の仔馬に出会ったのだ。

 その仔馬は凄く弱っていて、ユアンに『助けてくれ』と懇願してきた。もし助けてくれたなら、ユアンの一番大切な願い事を叶えてあげるのだと。


『――迷わなかったよ。だって僕には、どうしても叶えたい願い事があったからね』

その言葉に、ケリィは思わず顔を上げた。

 とても間近な位置で、サナトスが優しく微笑んでいる。そっと身を屈め、ケリィの頬に触れると、言った。

『僕は君が欲しいんだ…ケリィ。僕から君を奪う者は、全て消し去ってしまいたい。』

 だから、皆殺したのだ。そう言って、サナトスは笑う。

サナトスの見せる悪夢の世界に引きずり込まれた彼らが、目を覚ます事は二度とない。ユアンと共に、彼らも死ぬ運命なのだ。

「――嘘だよ…そんな事ユアンが願うわけがない」

茫然と、震える足で立ち上がり、ケリィは言う。サナトスは可笑しそうに首を傾げて見せた。

『――何故、そこまで僕を美化するの。

 僕だって人間だもの、嫌な部分だってあるよ?

 ケリィを手に入れられるなら、僕は何も惜しくない』

ワザとらしく肩を竦め、サナトスは言う。


 …確かに、その通りだ。そうケリィは思う。

 誰にだって親切で、天使のように振る舞うユアンだったが、彼にも、弱い部分はあるのだ。その弱さが、もしかしたら本当に…ケリィへの執着心として現れていたのかもしれない。…しかし、例えそうだとしても、ケリィはサナトスの言葉を否定したかった


「――それが…本当だったとしたら、なんで…?」

真っすぐにユアンを見つめ、ケリィは言う。


「なんで――僕に話してくれなかった?」


 脳裏にあるのはいつかの記憶だ。ユアンに捧げた、四つ葉のクローバーの、その記憶。『願い事が決まったら真っ先にケリィに教えるから』そう、ユアンは話していた。なのに。

「それが…ユアンの、一番大切な願い事だったんなら。

 なんで僕に話してくれなかったんだよ…」

 もし、ケリィに話してくれていたら。ユアンはきっと、サナトスなんか必要としなかった。その事が悔しくて、ケリィは顔を伏せる。思い切り拳を握り、殆ど怒鳴りつけるように叫んだ。

「…なぁ!どういう事なんだよ、ユアン!

 僕はあの日からずっと、君の願い事聞くの、待ってたんだぞ!」


 それはサナトスではなく、もう居なくなってしまったケリィの親友への叫びだ。遠くに行ってしまう彼に、どうしても伝えたい、悲痛な想いだ。

 …そしてその言葉に、サナトスの笑みは凍り付く。

『――…僕ノ…本当ノ願イ?』

驚いたように目を見開き、サナトスは呟く。そしてその両目から、今度こそ本物の涙を零した。ぽつりぽつりと、ユアンの涙が教室の床を濡らしていく。


『…ああ。僕は、なんて事を』


苦しそうに、その両手で顔を覆う。震えるその声は間違いなくユアンの声で…

『――お願い、ケリィ。もう一度あのクローバーを探して…』

涙で輝く瞳を持ちあげ、ユアンは真っすぐに、寂しそうに、ケリィを見た。


『そしたら…今度は絶対――』

「…ユアン!?」


 悪い予感がして、手を伸ばした。しかし届かず、ユアンの姿は闇の中に溶けてしまう。

薄暗い空に僅かに日が差し、止まない雨の音だけが、まだそこにあり続ける。

 ケリィが親友に差しだした手は、虚しく宙を掴んでいた。茫然と、ただ茫然とその指先を見つめる。

「――連れて行かれたんだ。」

ボソリと、背後に立つエルピスは呟いた。

「スリープシスは…人間の魂を食らった後、死の世界に向かう。

 …そこで、新たな災厄として生まれ変わるんだ」

 淡々と告げられる事実。ケリィはエルピスを振り返った。

「――言っただろう。ユアンはもう、長くなかったのだと」

 助ける術など、もう無いのだ。そう言って俯くエルピス。


 ケリィの中で、何かが完全に壊れる音がした。

ユアンが倒れてから今までの間、なんとか形を保っていたそれが、粉々になって、そして消え去ってしまったのだ。


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