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大好きな自分が嫌い

作者: とんじる

僕には好きな人がいる。


その子の席は僕の隣だ。全く話さないわけではないが知り合い一歩上ぐらいの軽い会話ぐらいしかしない。いわゆる普通の友達だ。


でも僕はそんな彼女が好きだ。


1ヶ月前に半年間付き合ってた彼女に振られて、体調を壊したぐらい落ち込んだ。


でも僕は彼女が好きだ。


その子は彼氏がいる。


でもそんな彼女が僕は好きだ。


振られてすぐ新しい好きな人を作るなんて前の彼女のことなんて好きじゃなかったんじゃないの!


彼氏持ちの子を好きになってどうするつもりなの!付き合ってる男の子から奪うの?


頭の中で何回も質問が飛び交う。


僕はその子を好きになっていいのだろうか。


好きになる資格なんてあるのか。


好きってなんだろう。嫌いってなんだろう。


こんなことを考えてしまうなら好きにならなければ良かった。


他の男の子と話してるのを見ると嫉妬しちゃうなら好きにならなければ良かった。


誰にも相談できないから好きにならなければ良かった。



でも、嫌いになんてなれる訳ない。なれるんだったら誰でもなるに決まってる。ならないから僕は彼女が大好きなのだ。




僕は大好きな自分が嫌いだ。




この話はフィクションかもしれません。

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