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第1章の登場人物紹介・裏設定

ラグシア大陸:シルバニア王国をはじめとして多数の国家や古代遺跡がある、世界最大の大陸となるメイン舞台。

ニンブルグ海:ラグシア大陸の西側に広がる海の総称。


シルバニア王国:ラグシア大陸の中央部に位置し、人口、文化ともに一番大きな規模の王国。王都シルファレリアには大陸最大の冒険者ギルドや大劇場、大浴場などがある。

かつて魔導帝国と呼ばれた統一国家の末裔であり、精霊ドリアードの加護を受けた最後の領土でもある。

・王都シルファレリア:国内で最も住民が多く集まる、大陸の東西の流通を一手に引き受ける大陸文化の中心地。

・古代図書館:アル・ラブーンとの国境付近に隠されている、数百年前の古代の文献や書物が保管された建物。

・闘技場:シルファレリアにある、剣闘奴隷らや騎士が切磋琢磨しそれを見世物とし賭博の対象にもする施設。

 

⬛︎アードグレイ男爵家


ランドル 36歳 男性

アズリアを王都手前で行き倒れているところを助けた商隊を指揮していた人物。

男爵位を持ちながら、シルバニア王国だけでなくラグシア大陸全土に支店を持つグレイ商会の会長である。と同時にシルバニア商業組合(ギルド)長も兼任する。

会長なのだが今でも行商や契約など最前線に出向くことが多い根っからの商売人。立場上、護衛を雇っているが自身も剣は3等冒険者程度には使える。

自身が所持している鉄鉱山にメタルリザードが湧いて困っていたのをアズリアに救われる。

余談だが、イメージCVは小山力也。


マリアンヌ 32歳 女性

ランドルとは恋愛結婚でグレイ商会の経理担当。彼女の首飾りには防御(プロテクション)の魔法が込められている。元は平民だったので魔法学院には通っていなかったために魔法は使えないが、実は水魔法の素質を宿している。

決して浪費家ではないが、ドレスの趣味はゴージャスな色や装飾が華美なものを好む。


シェーラ 11歳 女の子

氷魔法の素質を持ち、剣の腕も父親と同じくらい優秀なため魔法学院に進むのを推奨されるが、魔法学院にはしつこく求婚してくるルドガーがいたので魔法学院への入学を頑なに拒む。その結果、ルドガーの逆恨みに遭う。

アズリアをお姉様と呼び友人以上の感情を持っているが、アズリア以外の女性にそういった感情はない。


⬛︎冒険者組合(ギルド)関連


カイト 13歳 男の子

ツンツンとした黒髪で生意気そうな顔つき。この四人組幼馴染みパーティーのリーダー役。

攻撃より防御に長けた重戦士(タンク)の素質を持つが、直情的な性格がそれを邪魔している。

ネリのことが気になっているお年頃。


リアナ 12歳 女の子

短く揃えた栗色の髪だが一房だけ後ろ髪を伸ばしているのがチャームポイント。少々ツリ目気味なので年齢より上に見られる。

速度重視の剣士(フェンサー)でこのパーティーの攻撃担当(アタッカー)


クレスト 12歳 男の子

白髪に長身ながらあまり感情を表に出さず表情も変わらないため呆けた印象を受けるが、実際には四人の中で一番頭の回転が早い。

メイン武器は弓矢だが、弓矢に限らず遠距離武器を使いこなす技術に優れている。


ネリ 12歳 女の子

癖っ毛の短い黒髪で、いつもリアナやクレストの後ろに隠れている人見知りな性格。

四人組が冒険者になろうとしたきっかけが、病気の母親の薬代を稼ぐためでもあった。

風魔法の素質があり、既に中級魔法までこの年齢で誰からの手解きもなく使えるのは魔法学院でも十人もいない。


メノア 43歳 女性

元2等冒険者で"雷鳴(ゴゥルン)"の二つ名を持つ斧使い。

豪快な性格で、怪我で冒険者を引退した今では冒険者組合(ギルド)の幹部を務め、訓練所でよく新人冒険者を捉まえては苛烈な特訓を強いる悪癖からあまり良い顔はされていないようだ。

 


⬛︎ランベルン伯爵家関連


ルドガー 12歳 男の子

今は亡きエドワードの最初の妻から生まれたランベルン家長男。歪んだ貴族至上主義の持ち主で、特段優秀なわけでもなく学院では中の上の成績を維持してたが、自分より才能溢れるシェーラとの出会いが彼の人生を狂わせた。


エドワード 48歳 男性

最近になって白髪が目立ってきた現ランベルン伯爵家当主。領地経営も社交界でもこれといって結果の出ない凡夫。そこへエボンとベルドフリッツに甘言を囁かれ麻薬の原料の栽培や奴隷売買などに手を出し、帰り道のない悪の道をひた走らされる。


ミケーレ 25歳 女性

金髪碧眼と容姿だけなら王国でも十の指に入るかもしれない美貌を持っていた、ラモン侯爵の三女。

とにかく何につけても金を使わないと気が済まない重度の浪費家で、平民は貴族の奴隷だと思い込む極端な貴族至上主義者。


バルガス 33歳 男性

禿頭に全身傷痕だらけの、赤銅色の肌で筋肉質の身体の大男で、前年度シルバニア武闘祭で決勝トーナメントに出場した腕を過信しランベルン家に引き抜かれ、それから傲慢な性格に変貌していった。

性欲の権化であり、地下牢に捕らえられた男女問わず乱暴しながら強姦するのが一番のストレス解消法だったが、冒険者組合でアズリアの怒りを買い不能にされたがしぶとく生存している。


エボン 50歳 男性

白髪頭で神経質そうな顔つきの痩せ型。

元は王国諜報部の隠密で暗殺者だった経歴を持ち、ランベルン伯に高い契約金で引き抜かれ、表向きは執事長という立場となっている。

毒をこよなく愛し、地下牢の囚人を毒の実験台に利用していた。黒塗りの短剣を夜闇を利用し死角から投擲する必殺技「月影(つきかげ)」を使う。


ベルドフリッツ 26歳 男性

1等冒険者で"神速"の異名を持つ銀髪眼鏡で美形。

ランベルン家に契約金代わりに聖銀(ミスリル)製の魔剣を頂戴した。魔剣の力で風の刃を作り出し離れた相手を斬ることが出来る。

地下牢の囚人を剣の練習台として斬り刻んでいた。

彼が1等級に昇格出来たのは、魔剣とランベルン家の強引な推薦があったからで。実際の実力はエボン以下。


ラモン侯爵 65歳 男性

シルバニア王国の軍務総督。予算を出し惜しみする商業組合をあまり快く思っていない。三女のミケーレが嫁いでいったランベルン家に肩入れしている。


⬛︎精霊


ドリアード ?歳 女性?

王都にある精霊樹に宿る植物の精霊で、見た目は緑色の髪をした妖精族の少女の姿をしている。

数代前のシルバニア国王と、国民が精霊を敬い祀る限り王国の土地に豊穣の恩恵を与える盟約を交わしていた。

治癒魔法や植物を行使する魔法を得意とする。精霊の魔力なので厳密には人間が使う魔法とは別物。

別れ際に所持していた魔術文字(ルーン)をアズリアに譲渡した。


ネモ ?歳 女性?

精霊界でドリアードの側近に仕える精霊竜(エレメントドレイク)の一種・大樹竜(ユグドレイク)の一体。

人間の姿を取る時は、片目を髪で隠した女性の姿になる。なお服装はドリアードの趣味でメイド服。

精霊竜(エレメントドレイク)は普通の竜属(ドラゴン)とは全く別物の強さであり、一国家の王都であれば一日と経たずに制圧が可能な程の脅威である。

当然、主人である精霊の実力はその比ではないが。


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[良い点] 前ページ、急に真っ暗になってびっくりした! 面白いね! とても王道な冒険ファンタジーだと感じました。後書きで終わり方について書いてらしたけど、すんなり飲み込めるもので、気にしなくてもいいの…
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