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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

無名の木

作者: 吉備奈子

無名の木

*この作品には人によっては不快な表現がありますのでご注意ください。    

              

七月二十五日

 少し南に離れた寄宿舎から帰郷した。

台風一過の空下、トロッコの中で、僕は震えていた。森に似合わない、氷雪気候のような性格の、妹から手紙が贈られてきたのだ。開けたくない。彼女とは、血で血を洗う仲で、とても文通なんてできやしなかったのに。何かあったのだろうか。 “進まないで”と言わんばかりに、シートの背もたれを押し付ける、おろかな日本男児の姿がそこにあった。「おい、具合でも悪いのか?次で降りるんだろ?」隣にいた友人・曲之に気遣いされた。彼は大学で日本神話を専攻している僕の幼馴染だ。・・・バックパックよりも重い尻を上げ、扉の前に立った。

「じゃあ、またあとで会おうな」曲之と道をわかれ、いよいよ実家に向かう。そんな不安はいつの間にか消え・・・なかった。

「お―い、兄ちゃん、曲くん!」見知らぬ褐色肌の少女が話しかけてきた。

 「兄ちゃんたち久しぶり~ 遅かったじゃん。」

頭が混乱し、二、三分後にこんな返事をした。

「綾子なのか?随分変わったな、兄ちゃんってなんだよ」

 「えー何言ってんだよ、兄ちゃん。何も変わってないぜ?元々兄ちゃんって呼んでたじゃん。それとも、兄やとか兄君さまとか兄くんとか呼んでほしい?」

 誰だこいつは、と心の底から思った。

「もう、ボーっとしてないで、早く歩いてよ。今日はいい天気なんだから、いっぱい遊びたいの。」

 我が故郷は、少々閉鎖的で閑静な田舎村だが、毎年の夏には美命みこと祭という大きい祭があり、隣町からの客も来る。祭りに参加する際は仮面をかぶるという風習があり、奇妙に盛り上がる。この祭日は伊邪那姫(いざなき)(みこと)という神様が禊を行った日だと爺ちゃんから聞いたが、村のみんなに言っても、誰一人首を傾けるのであった。曲之なら知っているだろうか?

 さて、そろそろ村のおばちゃん達が明後日の美命祭の準備をしているだろう。だが、もう実家の近くまで来ているのに、おなじみのおばちゃん達は、誰一人、目の当たりにしなかった。「お―い、あんちゃん。もう昼飯できとるで。」

麦藁帽子からチラリと見える、第二の太陽がチャーミングな爺ちゃんが、田んぼから出迎えてくれた。

 昼飯が終わり、曲之の家に顔を出そうと外に目をやると、天気が荒れていた。妙に無音で、ドロドロしていた雨が、障子を貫いた。

 気がつくと、毛布にくるまれていた。「もう、いつまで寝てるんだよ。遊ぶっていったのに。」 「今日はもう、外に出ちゃいかんよ。最近は物騒だからね、できれば障子も開けちゃいかん。」 

 僕がここを出てから何か事件でもあったのか、爺ちゃんに尋ねてみたら、何もいわずに寝室へ向かった。そのまま毛布に包まって寝ようとしたら、妹に縄で縛られた。「裏山で肝試ししようぜ、アニキぃー。」話を聞かないやつだな、さっき外に出るなって爺ちゃんに言われたばかりだろう、それに俺は眠たい。と言うと、「うん。でも、あそこまで言われたなら気になるだろ?眠いんだったら、このまま担いでいってもいいぜ。」と、強引に連れ出された。こいつが一番恐ろしいと改めて思った。外ではにぎやかな太鼓と笛の音がした。なんだ、祭りの準備はちゃんとしていたんじゃないか。やっと山に近づいたところで、この漢女が、「兄ちゃん重い。こっからは自分で歩いてよ。」と言い出し、沼のそばに放っていきやがった。少々殺意が湧いたが、山の静けさがそれを打ち消した。虫の声、風の音もなく、

川のせせらぎもないのだ。「クマ出没注意」の看板があったが、生命の気配がまったく感じられない。行けども行けども、山、山、山・・・。不気味な無音が延々と続くだけで、恍惚してしまいそうだ。山道を歩き始めてから三十分ほど経ち、ようやく妹がつかれ気味の声を出した。「兄ちゃん、あそこなんか光ってない?」気をとりなおして、そいつの指差した方向に目を向けると、何かが力なく光っている。

小火であろうか、と思い近寄ってみたが、凍えるほどの冷気がその“光る物体“を包んでいた。「なんだろうねこれ。」懐中電灯を照らして見てみると、そこには幻想的な形の木があった。乳白色をした木肌一面に紫色の苔、裂け目の奥からは水の滴るような音が聞こえる。しばらくしたのちに、たちまち光は消え、水の滴るような音は、ドロドロと、先ほどの無音が嘘だったかのように、鳴り響いた。凍えるほどの冷気はいっそう増し、生臭い、吐き気を催すような臭いで僕を包んだ。妹が気味悪いや、降りようと言って、腕を引っ張った。

------昔、奇異なる薬師(くすし)ありけり

 今は昔、ある小さな村に物の怪のような歩き薬師がいた。 野山で偽の薬草を取って売ったり、畑を荒らしたり、夜中に民家に忍び入り金品や酒を盗む、または子供をさらうなどの数々の悪事を毎日働いていたのである。ある日、野山でを摘んでいたとき、一羽の朱鷺が草陰でうずくまっているのを見た。しめた、これは高く売れるぞ、と考えた男は鎌を持ってそっと近寄った。右足に力を踏み入れ、鎌を振り下ろそうとしたそのとき、

綾糸のような美しい髪が風を仰いだ。童は三尺半ほどの背丈で、右脚は虎挟にかかっていた。男はその脚を治そうと屈みこんだとき、長い髪に埋もれていた顔が見えた。それは恐ろしいほど整った少女の顔で、男は思わず見蕩れてしまい、頭がぼうっとしたのだった。籠に摘んだ偽の薬を傷口に塗ってしまった。そして晒を結んだ途端、辻風に吹かれ童は消え去っていった。


 七月二十七日 午前四時

「ほら、さっさと起きんか。」 「出店準備するよー」

嗚呼、至福のときだったのに! ・・・うちでは、毎年見世物小屋をやる。見世物小屋といってもインチキで、客はあまり来ないから楽だが、無駄に早起きさせられる。

「兄ちゃんこっち手伝ってよ!」はいはい。まだ朝飯食ってるのに。

「裏山に行って、変な動物捕まえに行こうよ。」

「今年こそあいつらから客を盗ってやらぁ。」爺ちゃんは普段穏やかだが、祭りになると威勢がよくなる。それにしても裏山か・・・。よく思い出せないが、最近そこで見てはいけないものを見てしまったような・・・。

そう考えているうちに山裾に着いた。見世物小屋に使えるようなものなんてあったっけ? 妹に問いかけてみた。「うーんつい最近不気味なものを見つけたような気がするけど・・・。」やはり何かあったのか。「なんか静かだなぁ、いつもなら耳が痛くなるくらい蝉の声が聞こえるのに・・・ん?」

道中に、大きなクスノキが通せん坊していた。「もう、なんだよこれ邪魔だなぁ。」綾子が木を避けて通ろうとすると、木はますます巨大になった。ほかの道を探そうとしたとき目の前にずっしりと重たい影が現れた。驚いて振り返って見たが、やはり何もなかった。・・・・・いつの間にか涼しい朝は過ぎ、地獄のような暑さが空気を歪ませていた。そんな中、僕たちは探索を続けていた。もうそろそろ帰ってもいいんじゃないか? 特に何もないし・・・と、また口からこぼしてしまった。「何言ってんだよ、兄ちゃん。探索はまだ始めたばっかりじゃん。それに、一昨日遊べなかったしぃ。」このやり取りはいったい何百回やっているのだろうか。

「あっ」  と見覚えのある神社に着いた・・・が、そこには想い出の背景はなく鳥居以外はボロボロで、境内には草が生い茂げ、御神木はなぜかトラロープで縛られていた。「懐かしいなぁ小学生の頃は毎日のように遊んでいたよね?」綾子は御神木を縛っていたトラロープをゆっくりと解き始めた。焼けた髪と素肌は段々冷たく白くなっていった。

「また、昔みたいに一緒に遊びましょうよ。」そう言うと、不気味な薄ら笑いを浮かべながら、トラロープで僕の目を隠した。「良いと言うまで外してはいけませんよ。」――耳元で凍えるほどの冷気が広がる。その冷気は皮膚から血管と伝った。

「あなたを待っていた一日一日が百年にも思えました。ですが、もう待つ必要はありませんね。生涯ともに過ごしましょう。」

そこには代わりに手紙が置かれていた。その手紙はさらにまだ見ぬ文字で書かれていて、文の最後には地図が描かれていた。男は何も考えぬまま、旅支度をして文の示した途を歩いた。 それから季節が一回りしたころ、目にも綾な屋敷に行き着いた。奥に案内されると、先ほどの娘が出迎えた。我、名を伊邪那姫(いざなき)(みこと)という。そち、我の側近にならないかと申した。

男は一瞬怪しいと思ったものの、住む処が欲しいという気持ちが勝ってしまい引き受けた。だが、側近としての暮らしは、男が想像していたのとは程遠かった。 

壱 姫からの命令がないときは自室で過ごし、外出する際には必ず女装をすること。 

弐 外出をするときは笠をかぶり、誰とも話してはならない。

参 毎晩姫の寝室に来ること 等の言いつけがあり、それを守れば何もしなくてよいという。もはや側近ではなく夫になった気分である。

この屋敷の住人達はいつも姫を怯えているような、崇拝しているようであったが男は気にも留めず姫の言いなりになった。

それからまた一年が経ち、娘はいっそう美しくなり裳着を行う年になる一方、男は、薬師をやっていたあの頃よりずっと豪勢な日々に飽きが来ていた。 文月の暑い日中、男が姫のいない間に川へ水浴びをしに行った時だった。屋敷の侍女と思われる者たちが輿を担いで上流の方へと向かっている。気になった男は忍び足で後を追った。上流の源近くのところに着くと、輿から姫が降りてきた。侍女たちは姫の着物を丁寧に脱がし、姫が薄い小袖一着の姿になると、姫よりもさらに背丈の低い侍女が金の杯で姫に水を浴びせた。すると神々しい光が目に刺さり、「ああっ。」草陰に隠れていた男は思わず声を上げてしまった。「そこに誰かいるのか」と一人の侍女が言ったような気がして、男は目の前がわからないまま、勢いで逃げ走った。山を下るころ視力は戻っていたが、混乱していた。あの光は何だったのか、姫は一体何者なのか。自室に籠り、日が暮れるまで思いに更けていた。姫がお帰りになったところ男は突然こう言った。「姫君よ、今夜二人で夜空を観に行きませんか。」

今宵は姫が髪上げをする日であった。日が沈み、女中たちは宴の用意をしているところ、男は大きな籠を編み、姫を中に入れ、息を殺して裏口へと向かった。途中、侍女と思われる女が「おぬし、こんな遅くにどこへいくのじゃ。」と男に尋ねた。先ほどの侍女だ。「渡殿に獣が居たので、姫様が山へ放すよう申しておりまして。」と、男は声の震えを抑えつつ答えた。「そうか、気をつけて行きたまえ。」男はなんとか屋敷を去ることができた。

 夜の山は虫の声、風の音もなく、川のせせらぎもないうえ、凍えるような寒さだった。男は上流までに行くには辛いと思い、立ち止まった。すると姫に籠の蓋で頭を叩かれ、「こんな暑苦しい中にいつまで我を閉じ込めておくか。」と叱られた。籠を下ろして姫を出すと、「我は喉が渇いた。そち、茶を持っておらんか」男はうっかり飲み水を忘れてしまった。「消毒用の酢水しか持っておりませんが・・・。」「それでも構わん。」と、姫は手から竹筒を取ろうとした。そのとき、男は手を滑らせてしまい、姫に酢水がかかってしまった。「あっ。」姫は軽く声を上げると、すぐさま森の方へ走っていた。男が後を追おうとすると、「近付くでない、我を見るな。」姫は山の奥の奥まで走り去った。息を切らした男が追いつくと、川沿いにある小さい木の下に姫がうずくまっていた。袿の裾から見える足は青くなっていた。転んで怪我でもしたのだろうか。「姫様、今すぐけがの手当てを・・・。」と言い肩に触れようとすると、日中山で目にした光とは正反対の瘴気が男を跳ね返した。「我に触れるな。」姫がこちらを振り返ると、鈴を転がすような声は低く太い男のような声に、鈴を張ったような顔は、目が三つ、肌は血の気が引き樹皮のようになっており、あちこちに薄紫色の発疹があった。第三の目は黒光りし、激しく脈打っていた。男は以前とはかけ離れた姫の姿を目の前にして、心の中にある干からびかけた惡の華が再び潤い始めた。第三の目の脈がおさまったと思うと、今度はみぞおち辺りから水の滴るような音が鳴り響き、中から人間の腕のようなものが童の胸を貫いた。続いて腕がもう三本、足が四本と少女の体を分裂しそうな勢いで伸び出てきた。

薬師はある事を思いつき、急いで籠から晒を取り出し、出てきた手足を少女の体に纏い縛った。

我は苦痛に耐えられず声も出なかった。薬師に何かを飲まされ眠りにつき、それからのことは何も覚えておらぬ。目が覚めると、あたりはただ真っ暗で「入口こちら。ホラ急いでお代は見てからで結構でございます。さあさあ入って入って、今、舞台の上におりますのが『足手纏い』・・・」と、薬師の口上が聞こえた。薬師が幕を開け、夏の暑い日差しと民の好奇の眼差しに晒された。「作りものではありませぬ、ましてや死んだものでもありませぬ。ホラ、ちょうど今身体のお調べ、抱きあげて見ていただきます。」男がそう言うと、仮面をかぶった女が震える腕で我を抱き上げ、観客に見せびらかした。足掻いて逃げようとすると、女は震える手でシロアリを首筋に乗せ木肌を咬ませた。一日が終わると、粟粥と塩と水が差し出される。そんな悲惨な日が一月以上も続き、ある日男は姿を消し、我の身の回りの世話を強引に押し付けられた女は、我の身体を縛りつけた晒を切り、山奥に置いてどこかへ行った。

―――我は祟ってみせる。我の御生(みあれ)を穢したあの男を、我を棄てたあの男を・・・。


 気がつくと、また毛布にくるまれていた。

「もう早く行かないと怒られちゃうよ」「いつまで寝てるんだよ」今のは夢なのか?伊邪那姫尊の正体とは一体・・・。


外に出ると大勢の人と太鼓の音で賑わっていた。「面白そうなお店がいっぱいあるね。ちょっと寄ってかない?」妹はお目当てのお店まで、走っていった。特に奇妙な様子はない。「そういえば、今年は伊邪那姫尊様が祀られている神社が千年振りに開放するしいな。」僕はそれを聞いて驚いた。「お前、伊邪那姫尊伝説を知っているのか。」「何言ってるんだ、お前の爺さんから聞いたんだぞ。あとで参拝に行こうぜ。」 あの神社へ参拝か・・・。何だか猛烈にいやな予感がする。

「兄ちゃんたち、早くしないと見世物小屋が始まっちゃうよ。」綾子の声が響く。人混みの中、曲之とはぐれ、押し潰されそうになりながらも声のする方へ向かった。そのとき、ある女性に肩をぶつけてしまった。すみません、と謝ると、

「いいんだよぉ、坊や」と女性は口から無数のシロアリを出してきた。ひぃぃっ! 僕は思わず情けない声を漏らしてダッシュで逃げた。飛んでついてきた無数のシロアリが身体のあちこちを噛みついてくる。なんとか逃げ切ったところ、うちの見世物小屋から怪しい煙が出ている。急いで駆け寄ると、「爺ちゃん・・・・・じゃないっ!」そこには祖父ではなく耳の尖った醜い男が吐血して倒れていた。まわりには曲之と雪融けのような顔色をした女、そして綾子がいた。「お前ら、一体何してるんだ?」「ふん、そちが醜男の末裔か。この二人、いやこの二柱は我がの生んだ神、八十(やそ)綾津(あやつ)姫神と大曲津日神だ。先祖代々への祟りを受けてもらおう。」女がそう言うと、仮面を被った人々が一斉にこちらを向き、僕の手足を掴み、引きちぎれるくらいに引っ張った。「あああっ!」叫ぶことしかできなかった。「穢れた子よ、そちも神になり、薬師を祟るがよい」女がそういうと、髪一本残さず隅々まで杯で水を浴びせた。・・・まるで全身を火炙りにされたような痛みが走った。すると、突然綾子と曲之が村人から僕の体を取り上げた。「急いで神社に向かうんだ!」

「本当は一緒に居て楽しかったよ、兄ちゃん。こんな感情が沸かないように、今まで冷たくしたけど、できなかったよ。」「兄ちゃんに送ったこの手紙、覚えてる?これを燃やしてあの木の裂け目に投げ入れるんだ。」そう言うと、八十綾津姫は僕を庇い、瘴煙の中へ姿を消した。僕は曲之に案内され神社へ急いだ。山へ辿り着くと、クスノキが先日見たときよりも巨大になって言った。三柱の瘴煙の影響で、辺りの草木は枯れ果てていた。急がねば、三柱の神の強大な霊魂は、今にもクスノキをはち切れそうだ。八十綾津姫から受け取った手紙を燃やし木の裂け目に投げ入れた。「じゃあ、またな」曲之がそう言うと、まばゆい光が瘴気を消し去り、神々は再び封印された。

・・・やがて夜は明け、生温い日差しがすべてを失った大地を照らした。荷造りをし歩いて隣町の駅まで着くと、ちょうど始発列車が来た。列車の窓から今は亡き村の方を向くと、そこには誰も知らない、目にも綾な大木が三本立っていた。

寄宿舎に着くごろ、僕はこのことを忘れてしまうのだろうか。そう思っていると、眠りに落ちてしまった。   ―終劇―


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