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【終】最終話 出席番号順

私はどこか真っ白な空間に横たわっていた。

「先生・・・咲は大丈夫でしょうか?」

「大丈夫ですよ。傷は軽傷ですし、

 命に別状はありません。

 今は意識がないだけですから」

「そうですか・・・よかった・・・」

あぁ、お母さんの声が聞こえる。

「あ、刑事さん

 咲に何が起きたんですか?」

「それは・・・」

そこから先は、よく聞こえなかった。


私は・・・生きてる・・・のね・・・


何かが聞こえる。


テレビの音だろうか。


でも、確かに聞こえた。





「○○中学校の事件です」




「一人を残して、クラスの生徒が全員殺されたという

 

 最悪の事件が起きました」




「生きている一人の女子生徒も意識不明という事です。

 

 この事件の犯人は、クラスの副担任である女性教師だった

 

 との事です。この女性教師も亡くなっており、

 

 女性教師の家からは遺書のようなものも見つかりました。

 

 警察によると、その遺書に、学校に関する事件が多々書かれており

 

 この学校の教員、校長をはじめ、

 

 学校全体として調べるとのこと。

 

 その後、この学校は閉鎖され、廃校になるとの事です。

 

 学校関係者の他に、この学校で起きた生徒自殺事件を

 

 担当していた刑事2名も、亡くなられたそうです。

 

 この事件を受けて全国の学校では教育に関する強化を・・・」



この後のニュースを

私は知らない。

でも、私以外が知らない事の方がたくさんあった。

2年A組で起きた惨劇も

かつてのみんなの笑顔も

変わる事のなかったあの日常も

幼馴染と帰ったあの帰り道も

いじめも

そして・・・



出席番号順に





仲間が消えていった




あの恐怖も

最後まで読んでくださった方

本当にありがとうございます

作者の森羅まさひろです。


この作品は、僕が初めて完結させた物語で

中学1年の時に書いた物を

高校生になって修正したものです。

中学生の時は、あまり「血」などの表現を書くのが得意ではなかったので

このエンディングではありませんでした。

しかし、高校生になった今

物語を再び読んでみて

このエンディングの方がより面白くなるのでは?

と思ったのでこちらのエンディングにさせて頂きました。

中学生の時に書いたエンディングも載せておきます。

貴方はどちらのエンディングが好きでしょうか?

感想などがあれば、いつでもコメントください。

これからも、読んでくださる方々に何かを伝えれる物語を

書いていきたいと思います!!

本当に、ありがとうございました!!

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