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エピローグ 人生に『もし』はない。

人生は失敗の連続だと、自らの人生を振り替える度に思う。


失敗して失敗して失敗して、そこに少し成功が有って、また失敗。


それが人生だ、と思わないと生きていけない。

そう思うほど、俺の人生は真っ黒だ。黒歴史で埋め尽くされているくらいだ。


「もしあそこでああしていれば」なんて思ったことは何度もある。飽きるほどだ。


けど、人生に『もし』何て言うのは存在しない。

『if』は人生の例文には存在しないのだ。仮定法なんてのを英語の時間にやるが、あんなものは正直やる意味がないものだ。

だから俺の英語の成績悪くても良いよね。

え、良くない?



過去を仮定してなんになる。そこに思いを馳せた所で現状はなにも変わらない。

ホロウペンでもあるなら話は別だが。


兎に角、俺が言いたいのは「人生はやり直せないものである」と言うことだ。


当たり前であるが、一番残酷な物ではないかと思うときがある。

だってそうだろ?


そのせいで俺みたいな黒歴史人間が生まれてしまったのだから。


だから俺は『もし』はないと解っていてもそれを願わずにはいられない。


そうじゃなきゃ、やってられない。


時間を戻せるなら、ホロウペンが有るのなら、迷わず俺は過去に戻る。


そして、未来を変える。


今を、俺の望むような世界にする。


相変わらずの厨二思考だと思う。


現にこの話をしたとき妹に『貴方の場合、戻った世界でも失敗するだけよ』何て言う辛辣なお言葉を頂戴し、『まぁ取り敢えずは病院に行け』とトドメをさされた。


そこまで言わなくても・・・と体育座りでヘヤノスミスに行ったのは今ではいい思い出だ。このやり取りだけで、変えたい過去がもうひとつ増えてしまった。

どうしてくれるのだこんちくしょう。


さて、前置き長くなってしまったな。そろそろ今回の話の説明をしよう。


今回の話は、一人の少年のお話だ。


やり直せない過去に、戻った話ーーではないがそれに近い話。


あったかもしれないし、なかったかもしれない。

今の俺とは別の生き方をした、俺の話。

数ある人生の選択肢で、今の俺とは別の選択をした俺の話。


要するに「If」の世界だ。

あるはずのない、人生の仮定法。


神無月 奏と言う少女に出会う前の、春休みに入る前の、一人の少年ーー俺、四十崎 亙の『もし』の話だ。



どうも、満月です。


今回は現在進行形で書いている、俺と私の家族物語のSSです。


長期連載を予定しておりますので宜しくお願いします。


さて、ぶっちゃけた話。

私はこれまで新作で二度こけています。そりゃあもうひどいくらい。


なので今回のこれは予定してなかったのですが、本編で番外編を書いたときに「これなら行けんじゃね?」と思ったのでやってみました。

我ながらバカですねー

泣きたいくらいです。


そんな私ですが、やるからには全力でいきます。


なので宜しくお願いします。


あ、感想もどんどんお待ちしております。


では!

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