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第一話 変わらないで今…

天の川が輝く夜に、一筋の流れ星が流れた。

「りゅう!早く起きなさい。学校遅れるよ」

母ちゃんの甲高い声で今日も一日が始まった。

俺の名前は天川あまかわ 流星りゅうせい十七歳。この名前は、俺が生まれた七月七日、出産を待っている時に、父ちゃんが夜空を見上げると、一筋の流れ星が流れたらしい。

その数分後、生まれた俺を「流れ星に乗ってきた子供だ!!」と、父ちゃんが言い張り、この名前になったらしい…名前の由来はともかく、俺はこの名前が好きだ。名字の助けが合ってか響きがいい。

制服に着替えて下に降りて行くと、父ちゃんと、一歳下の妹、結(この名前にも由来はあるが、それは置いておく。とにかく父ちゃんは『ロマンチスト』って事らしい)が朝御飯を食べ終わったところだった。

「つーか、もう時間ねぇ〜じゃん!!もっと早く起こしてよ。牛乳だけでいいや」と、言ったら、「五回も呼んだよねぇ〜?」と、母ちゃん。そして結と父ちゃんが、「うんうん」と言った。三人は、すごく仲が良く、何かと三対一になってる気がする。いつも朝はこんな感じですぎていく。

家を出て、電車に乗ると後ろからドーンと誰かがぶつかってきた。それと同時に「うぃ〜す」、「おは」と二人が声を掛けてきた。

俊と歩だった。俊はいつも明るくて、走り回ってて、食いしん坊。歩は、ロン毛が良く似合い、さわやかで、男でもホレそうになるぐらいの美形。

「相変わらず眠そうだなぁ〜流」と俊がパンを片手に言う。俺は、「俊は相変わらず良く食べますねぇ〜」と、呆れ口調で言い返してやった。歩を見てると、俺と俊を見てさわやかに微笑んでいた。

歩とは、家も近くで、小さい頃からずっと一緒に育ってきた。俊も小学校からだから似たようなもんだ。

俺には、こんな仲がいい二人にも、家族にすら言えない秘密があった。この時はまだこれで構わない、と言うより、その秘密を受け入れたつもりでいたのかもしれない。

小説を読んでいただきありがとうございます。

これからの展開を面白く書いていきたいと思いますので、気楽な感じで読んでください。

出来れば、感想や評価を頂けると嬉しいです。

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