表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
地味パーティーのエルレアさん  作者: 甘栗八
第1章 生きて帰る力
20/75

エピローグ

 山と見紛う大型の屍竜をくだした新星医療術師(ヒーラー)が現れた。


 迷宮都市から北部に位置するガーナッシュ地方の農民の間で、近頃もっぱらの噂である。

 ひとたび弓を引けばその矢は竜の四肢を焼き尽くし、大怪我を負った警備隊員たちを瞬く間に癒やして謝礼も求めず屍霊に毒された大地の浄化に奔走する。さらには得た資源すら気軽に分け与える慈悲深さ。柔らかな金髪が揺れるとほのかにミントが香り、えもいわれぬ清涼さを醸し出す。その横顔は(たお)やかに美しく、目元に傷を持ちながらも穏やかに微笑む姿は、さながら天女が舞い降りたかのようであった。摘んだ薬草すら類を見ない高品質揃いだったとも聞くし、なんらかの加護が備わっているのかもしれない。


 ナバテの森に勤める地元出身の警備隊員が家族に語った体験が、尾鰭を得ながらひとり歩きして、エルレアは本人の預り知らぬところで勝手にその存在が知れ渡りはじめていた。

第1章はこれで終了です。

お読みいただき、ありがとうございました。

なんとなくでも気に入っていただけましたなら、ブックマーク登録のほど、ぜひよろしくお願いします。

評価や感想も、もしいただけますと大変励みになります。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ