出会い。
確かあれは小6の春、まだ君を知らずに居たあの頃に私は君と出合った。
「咲ちゃんっ!」友達の菜奈の声がした。
「咲ちゃんっ大ニュースだよ!聞きたい!?」
「ん?どうしたの?」
この子は友達の愛田菜奈、私のお姉ちゃんと菜奈のお姉ちゃんも友達で、
家族同士でも結構付き合っている関係なんだ。
「あのね~、けっけがね、咲ちゃん好きなんだってぇぇ///」
「・・・へー。」
「反応薄っ!!!!!」
この頃は〝けっけ〟っていう存在すら知らなかったから
どんな反応をしていいのか全然分からなくて、
好きな人もいたし、そんなに気にならなかった。
───山本咲、小学5年生、当時11歳。
恋の辛さや痛さを知らないまだ未熟な子供だった。
──キーンコーンカーンコーン
ガラッ
「席替えするぞー。」
いきなりの席替えで、皆は嫌がるどこか喜びの声ばかり、
席は先生が決めていて、黒板に名前が書かれた。
コツコツと黒板に名前を書く先生をクラス31人がわくわくしながら見つめていた。
名前が全て書かれて、皆席を移動し始めた。
私は自分の名前を探していた。
「あ! ドア側かぁ~マド側がよかったなぁ・・」
そんなことを想いながら隣の席をふと見ると、
〝 優田 慶介〟
すると後ろから菜奈が「あ!けっけと隣だね~けっけ喜んでそう~♪」
・・・けっけ??誰??どんな顔??どんな性格??
疑問ばかり心を過ぎっていた。
そして席を移動した。
〝けっけ〟の横には小1から一緒の宮川玲奈ちゃんが居た。
玲奈ちゃんは凄く美人で性格は二重人格だけどとてもいい子だった。
〝けっけ〟をはさみ、二人で話していると、〝けっけ〟も話に加わってきた。
〝けっけ〟からけっけって親しみを感じ言える様になった。
けっけはよく笑って、面白くて、班のムードメーカーになった。
意地悪だけど、面白いからいっかって想う。
そして、玲奈ちゃんとけっけの間に何かあるともなんだか想った。
まだ何もしらない。いや、知ろうとしない私だった。
小5春。 まだ彼のことをまったく知らない自分。
小説初心者なので意味分からない事書くと想いますが、
頑張って書きます(*ロ′∀`b)・゜☆$,
今はつまらなくても、後々にご期待くださいっ(笑)