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[レビュー08] スキットル様の「帝都に砲声が轟けば…」

イチオシレビュータイトル:エキゾチック20世紀、多彩で力動的なもうひとつの世界史

投稿日:2022年01月08日

作品タイトル: 帝都に砲声が轟けば…   https://ncode.syosetu.com/n8865gb/

作者:スキットル様   https://mypage.syosetu.com/1449292/


(レビュー本文)


地球を俯瞰すると同時にそこに生きる多様な人々の顔が見える魅力的な架空史。

一つの変化が世界の他の部分に影響して更に動きをもたらし、未完の可能性が生き生きと躍動します。


明治11年の陸軍部隊の反乱である竹橋事件が史実と違った経過をたどることから歴史が変わり始めます。

日清日露戦争を敢えてどちらも不戦とするのが興味深いです。


何人か繰り返し登場する重要人物はいますが、各エピソードで違った地域と人物が物語られます。

登場人物は有名な人から日本ではあまり知られていない人まで多士済々。


文化といわゆる周辺地域に手厚いのも特色です。

人はパンのみにて生きるにあらず。

また列強の大砲とマネーのみによって歴史が作られるわけでもない。

重層的な世界史の趣があって素晴らしいです。

 これは魅力的な架空史です。


 登場人物と舞台となる地域が変わり、登場人物の物語がぶつ切りにされるので読みにくいという人がいますが、主人公が世界史そのものなのです。立派な小説で素晴らしく面白いと私は思います。


 レビューの内容としては過不足なく紹介している半面で焦点がぼやけているかも知れません。回る地球を軌道上から眺めているような気持ちで書きました。


 連載は着実に進みつつあり次の世界大戦の影が見えてきたような感じです。 

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― 新着の感想 ―
[良い点] やはり、何度見ても素敵なレビュー、本当にありがとうございます。 [一言] >主人公が世界史そのものなのです。 主人公が世界史そのもの…本当に素敵な言葉です。そのうちにといっても第二次世界大…
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