正しさは弱い
自分にとって正しいことが
他人にとって正しいことではない
正しさとはとても使い難く
粗末なものだと思う
それを武器にする人間は
そんな性質を
認識できていないのかもしれない
だとしたら
その人間の話は
週刊誌のくだらない記事と
変わりないのではないか
疑問に思えるなら
正常な判断と言えるだろう
疑えなくなったら
異常というわけではないが
正常とは違う性質になっていると
感じた方が良いのかもしれない
毎日のように言われることで
人間の頭はおかしくなる
嘘と本当の境目が
若干、緩くなってしまう
勉強ができていても
馬鹿みたいな数字の操り方をするし
陰謀論のような絵本を書く場合もある
地位や役職なんて関係無く
人間の思考は単純になる
そうやって
踊らされていると
怒るべき部分で怒ることが出来ない
失敗した上に
墓穴を掘ることになるのである