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優しい世界のあるきかた  作者: くーよん
幕間
34/42

幕間・人物録②

部屋に帰ると、机の上にまた羊皮紙が広がっており、

貴方が知る人物たちについての噂話が書き加えられている。

……誰がこれを届けているのだろう?

貴方は首を傾げながら、また目を通した。



_/_/_/_/登場人物録_/_/_/_/



①リオ(本名:リオル・プラット(15))

  本作の主人公。王都での事件を乗り越える中で、自分のルーツを知る。

 先祖は王都の絵本に出てくる、強い力を持った司教である。

 癒しの力は先祖譲りだが、今回の事件で先祖の力御受け継ぐことになる。

 やり直し前の人生で村を逃げ出してから今まで着飾る経験が無かった為、

 本人はドレスなんて似合わないと思っているが、

 男性3人曰く「それを脱ぐなんてとんでもない」という程度には似合うらしい。

 王都では女の子として扱われる事が多く、やり直し前にはできなかった、

 同性の友達が出来たので、身なりにもちょっと気をつけようと思い始めている。

  音楽センス無し。だけど歌は好きなので、時々音の外れた鼻歌を歌っている。


②エディ(本名:エドワード・ランドワーズ(16))

  勇者と呼ばれる者。王を救った事で名実ともに勇者の称号を得る事になる。

 やり直し後のリオの変わりように驚き戸惑っている。

 幼馴染が困難に立ち向かう姿を見て置いてけぼりを食らったような気分らしい。

 しかし、それを素直にリオに打ち明け、自分も進んでいくと心に決める強さは、

 復讐心が芽生えていないやり直し後の今でも、勇者としての素質がある証拠。

 ドレスを着たリオの様子や、レイナートがリオをレディとして扱うのを見て、

 少しだけ心境の変化もあるようだ。


③ロイド(本名:ロイド・カッツ(17))

  弓手の青年。遠距離攻撃の手段が無い2人には心強い味方。

 馬車が襲撃された時には、ロイドが牽制しなければ癒す時間も稼げなかった。

 その事についてはレイナートやミアに感謝されているが、

 ロイド自身は、勇者と呼ばれる事に気後れを感じている。

 謁見で激高した事や、幽霊屋敷であまり活躍できなかったことで

 何か思う事があるようだ。


④レイナート(本名:レイナート・アルグレット・ヴォンドルフ(25))

  王国の騎士。若手だがその実力から騎士団の1つを任されている。

 盾と長剣、または大剣を得意としており、馬術も巧みな騎士の鑑。

 堅物で真面目過ぎると言う評だが、女性への物腰も柔らかいためファンが多い。

 この時間軸では、リオ達と同行して王の呪いを解く手伝いをし、

 祝賀会での決闘の責を負うという名目で共和国への旅に同行することになった。

 自分を2度も救ったリオには特別な感情を抱いているようだ。

  やり直し前では、盗賊から宰相の娘ミアを守る事が出来ず、

 王都に戻らないまま、大怪我をおして単身で盗賊の一団を壊滅させた。

 その後王都に戻ってみると、敬愛する王は呪いにより死亡しており、

 王もミアも守れなかったレイナートは騎士職を辞し、王を殺したという噂の

 『偽物の勇者』を探し出し襲撃。肉体的にも精神的にも困憊していた騎士は、

 手間取るうちに、リオのフレイルで頭を砕かれ失意の中で死亡している。



 _/_/_/↓第一章の登場人物↓_/_/_/


⑤ミアお嬢様(本名:ミンディール・メルシア・ロズホック)

  宰相の娘。栗色のウェーブがかった長い髪とくるくる動く茶色い瞳が特徴的。

 好奇心と押し出しが強く、天真爛漫な明るい少女。

 貴族的な強さも持ち合わせており、盗賊に襲われた時にも涙は見せなかった。

  やり直し前は、街道で倒れている男を護衛が止めるのにも構わず助けに行き、

 隠れていた盗賊に襲われて、騎士の奮戦敵わず矢に胸を射貫かれて死亡。

 

⑥フランさん(本名:フランジア・アンメリーカ)

  王の傍仕えの占い師。長い銀髪で背の高く、ローブ越しでも分かる体付き。

 今代の王が設立した孤児院の出身で、

 王に恩を返す為に学術と占いの腕で王宮仕えにまで上り詰めた努力の人。

 孤児である自分を育ててくれた孤児院を作った王を、父親のように思っている。

  やり直し前は単独で幽霊屋敷に行き、司教の幽霊に返り討ちにあい操られ、

 司教の怨念を王のもとに運び、殺す手伝いをしてしまった。


⑦王様(本名:ラインハルト・ヘクター・グランバルド)

  『賢王』『慈王』と名高い王。孤児院設立等、内政方面に力を入れている。

 何代も前の治世でのツケを払わされかけていた今回の事件の被害者。

 気性は穏やかで、身分に関係なく、能力のある者を採用する懐の深い為政。

  やり直し前では、原因を特定する事が出来ずに司教の怨念に呪い殺された。


⑧司教の怨念(本名:ハーヴィン・プラット)

  リオの先祖。強い力を持ち、女神に恩恵を賜ったとされる司教。

 政争に敗れ殺された際に、自分を陥れた同門の男の謀略で王にも裏切られて、

 子供達も殺されてしまったと思い込み、死してなお王国を滅ぼさんとしていた。

 子孫であるリオと出会い、王が自分を信じて子供達を逃がしていたことを知り、

 悔いを改め、子孫に自分の力を与えて昇天した。

  歌が下手だが、子煩悩で優しい父親であり、司教であった。



_/_/_/_/_/_/_/_/



筆跡は新しく、羊皮紙は前よりも長くなっている。

まだまだ空白の方が多いそれは、

この勇者達の旅がまだまだ続いていく事を貴方に教える。


貴方が勇者達の旅路を見守るのであれば、

この羊皮紙にはまた、新しい情報が記される事だろう。

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