『女王と狼』編
華谷麗香:はなやうららか
性格と口調を無視すれば完璧超人。胸のサイズはEからFの間をさまよっている。太ってはないがむっちりしてる。着やせする。黒髪が似合う、きつめの和風美人。生徒会所属。文系、法学。将来の夢は高級官僚になって税金をせしめること。小学校までは結構普通だったが、中学校から女王様になる。きっと一番下の弟が生まれたことが関係している。口調から穏やかに冷たく怒るタイプだと思われがちだが、わりと激情型、しかも引きずるタイプ。めんどくさいことこの上ない。四兄弟の長女で甘え下手。兄弟達に対する態度も特に変わらないが、それは口先だけで行動はかなり甘い。ブラコンの域。弟大好き。でも大学は実家から遠い、祖父母達と関わりたくないため。でも弟に会いに最低月一で帰省する。
荒井静洋:あらいしずひろ
人相と口が悪い。高校では弓道部だが中学校のときは剣道部だった。やればなんでもできる器用貧乏もとい万能型。理系、工学。みんなに名前が似合わないと言われるが本人が一番分かってる。すごく短気で、すぐ表に出す。不良じみているが、別に非行にはしってはない。授業はよくさぼる。小動物とか好き。妹がいる。面倒見がいい。ありがちな不良像。顔が顔なのでわりと女子には避けられがち、結構初心。きいちごとはやることやってないので童貞だった。多分きいちごとは別れることになったし麗香がいなかったら魔法使いになった。結局はただの男子高校生なので、巨乳とか好き。そういう意味でいくと、麗香はストライク。
佐藤太郎:さとうたろう
語り部。変な才能がなければ平凡を絵にかいたような子。平和主義。人間観察が趣味とか言わないが、人の顔をじっと見てたり、たまに変。洞察力は鋭い。麗香と高校三年間クラスが一緒だった唯一の人。荒井とは中学二年からクラスが一緒。麗香とは大学のクラスも一緒。荒井と麗香なら麗香の方が好き。数学はできるが理科が壊滅的な文系。弟と妹が一人ずついる。
野々宮きいちご:ののみやきいちご
高3で麗香、荒井、佐藤と同じクラスになり、荒井と大学途中まで付き合う。びくびく小動物系。両親は故人。貧乏。頭は下の中。人見知りが激しいため、そもそも友達が少ない。顔はまあまあ可愛く、影で男子にモテていても気付かない鈍感天然。そのため女子には嫌われがち。懐くと表情がよく変わる。子供と動物が好き。正義感は強め。髪型が麗香に似ている。もう荒井は無意識に麗香の面影を探してたんじゃないかと思う。乙女ゲームにありがちな主人公だと思ってもらえれば間違いない。
和田愛梨亜:わだありあ
麗香、荒井、佐藤と高1で同じクラスだった超絶美少女。入学一ヶ月もしないうちに性別の垣根を越えたファンクラブができた。ただしとんでもないドジっ子。何もないところでこけてパンツが見えちゃう、ラッキースケベ系のドジっ子。クラスで最下位を争う馬鹿、運動もできない。荒井に嫌というほど世話を焼かれていたが、特に荒井を好きになったりはしない。多分荒井もこんなのとは付き合いたくないと思う。
白井:しらい
万年赤点の運動音痴。ドジじゃなくて顔もよくない和田だと思えば正解。たまに勇気ある行動をするが、心を抉られて終わる。運もない。
寺岡:てらおか
弓道部部長。荒っぽい荒井を初めとする、その他個性の強い面々を束ねてた人望溢れる主将。麗香がツンデレで荒井を好き、という説を推していた。ただのいい人。女子にもいい人止まりな人。苦労性。
山田:やまだ
高3のとき佐藤の友達になった人。チキンなオタクで、カツアゲにあっていた。カツアゲしてた人達も最恐の布陣に放り込まれた山田を不憫に思ったのだ。2ちゃねらー。麗香と荒井のことを名は伏せてスレたてたりしてる。佐藤にはバレた。中肉中背。そばかす。大学に行ってからも佐藤とは仲がいい。理系。
桂:かつら
きいちごの友達。姉御肌。きいちごとは高校で出会う。放っておけなかったから友達になった。
森口:もりぐち
麗香の中学時代の同級生。麗香ほど出来は良くないが負けず嫌い。しかし麗香には勝てず、目の上のたんこぶだった。出る杭は打つ作戦、というより麗香に勝ち目がなかったのでいじめという手段に出る。しかし麗香には相手にされなかった。めぐりめぐって麗香の弟によりいじめが暴かれ、麗香の父により転校を余儀なくさせられる。父親が左遷された。この話は高校へも麗香の伝説として広まり、中学でも受け継がれている。
沼田:ぬまた
荒井の友人。弓道部。臆病だが弓を握ると豹変するという謎の人格の持ち主。それ以外はヘタレ。荒井との仲は良好な方。まさか麗香と同じ大学になるとは思ってなくて、大学で姿を見つけたときビビりすぎてその日の講義を全部自主休講した。
麗香の彼氏
惚れっぽい。ちなみに綺麗系より可愛い系が好き。麗香はこいつのこと嫌いじゃなかった、すがすがしい面食いっぷりさとか。