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二人は互いを信じてる

「なっ!?」

『まさかっ!?』

「ソラ君が!」

「お兄様の!?」

「BB砲を」

『避けたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッ!!!!!!』

「ソラァァァァァァァァァァァァァァッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」

 BB砲を打ち破る為にソラが取った行動は、回避だ! BB砲の閃光が会場を包んだ瞬間、皆が瞬きしているその間で、ソラは左に移動し、同時に身体を捻り、皮一枚をかすらせるような最小限の動きで、BB砲の影響範囲外に退避した。

『ソラ選手、BB砲を避けましたッッ!! まるで雷のような凄まじい体捌き! 回避不能と呼ばれたあの超高速弾を、まさかの回避! 必殺必中神話崩壊! チャンピオン・ランスロットの最終魔法、BB砲、破れましたッッッッッッ!!!!!!!!!!』

 避けられたBB砲は、体を捻ったソラの正面スレスレを豪速で通過して後方のバリアに直撃した。女皇親衛魔団全員で作り上げた五行陣形のバリアが過剰負荷により激しい放電をまき散らす。そして遂に耐えきれなくなり、陣を形作る五本の角が親衛魔団もろとも大爆発! バリア発生機構は完全に崩壊した。

『将軍! 回避不可能と呼ばれたBB砲が、何故ッ!?』

『い、如何にBB砲と言えども、照準を合わせているのはランス本人、つまりは人間じゃ。発射のタイミングを見切り、発射直前から撃ち手の読みとは逆方向へ回避行動に移れば、どんな高速弾でも理論上は避けられる。じゃが、ランスとてそうはさせじと見越して撃つわけで……。ランス程の武人が全力を賭した渾身の一発を、しかもそこまで完璧な水準で見切るなど、それこそ無理というもの。いや、しかし、そんな、まさか……』

『ソラ選手、反撃に転じます!』

 BBを避けたソラは、勢いに乗ってランスロットを目指し間合いを詰める。

「ちっ……」

 最終魔法が破れ、ランスロットも驚愕の声を上げたが、しかしそれも一瞬であった。如何に強力な魔法もいつかは破れる。いつか来るであろうと思っていた日が訪れたに過ぎない。ランスロットの闘士としての真価は、その精神の強さにあった。最終魔法が破れた直後という、本来であれば最も隙が大きくなるであろうこの時に、ランスロットの心は微動だにしない。

 状況を受け入れ、速やかに迎撃態勢に入った。突撃してくるソラを食い止めるべく、五指五行弾を連発する。だが、ソラの体がまるで空気になってしまったかのように、バラ撒いた魔法弾がすり抜けて行ってしまう。

『当たりません! 五指五行弾、全く当たりませんッ!』

『この避け方は事前に魔法弾の飛んでくる場所が分かっておらねば出来ぬ。手の内が完全に読まれておるんじゃ! じ、自由自在じゃ。これほどの精度で先が読めるならば、何もかもがソラ君の思うが儘になってしまう。な、何をやっとる、ランス! お前程の男が、負ける気かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!』

「ぬぅ……」

 ランスロットの背筋に冷たい汗が流れた。弾幕とも言うべき五指五行弾の連射が掠りもしない。それどころか減速すら出来てない。無数の魔弾が正しく空を切る。この有様では、最早通常の方法でソラを止めることは不可能だ。今にもソラは自分の間合いに入り、その恐るべき鉄拳を繰り出してくる。だが、追い詰められる程にランスロットの思考が冴え渡っていく。

 改めて自らの置かれた状況を確認する。タイガーファングで鎖骨をやられ、左腕が上がらない。ダメージとしては回し蹴りでやられた肋骨は最も深刻だ。激痛と吐き気が体の芯に食い込んでいる。もう一度、同じ場所に攻撃を受ければ耐えることは出来ないだろう。内臓に致命的ダメージを負い、血反吐を吐いて、二度と起き上がることは出来ない。

「お兄様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

 遠くからシャルロットの魂を震わせるような声援が聞こえる。

 この状況を見れば、大概の者は同じ光景を思い描くだろう。すなわち、全く無名の少年が決死の覚悟で最強の男に立ち向かい、奇跡の逆転勝利を掴む、という映像だ。だが、ランスロット本人、そしてシャルロットはそうは思っていない。

「お兄様ッ! ファイトですわッ! ここからがお兄様の本領発揮ですわッ! こうなったら奥の手ですわッ! 手加減無用ですわッ! フルパワーでぶっ飛ばすのですわッ! お兄様は負けませんわッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!」

(……流石はシャルロット。よく分かっている。私は負けはせん!)

 ランスロットは、最初からソラを格下とは見ていなかった。それどころか、特定の状況下ならば明らかにランスロットよりも上の性能を示すほどの危険な相手だ。格下などとはとんでもない。この試合はあくまで同格の実力者の対決である。今、こうしてこのような状況に追い込まれたことは奇跡でも何でも無い。警戒していた範囲内である。ともなれば当然、試合まで一片の油断も無く念入りに準備をしてくる。ソラは試合直前まで山籠もりを行うことで自らの持つ潜在能力を最大限まで高めることに努めた。一方、ランスロットは対戦相手を研究し、対策を練ることに努めた。よって、最終魔法BB砲が破れた後にも関わらず、このような魔法が出てきてしまうのである。ランスロットは五指五行弾を中止し、再び印を結んだ。

「ノウマク サンマンダ バザラダン カン」

『チ、チャンピオン、再びBB砲!?』

『い、いや、違う。今更BB砲は間に合わん! これは短縮呪文。何か別の魔法を使う気じゃ。これは、バースト・インパクトか!?』

「ぬうぅあああぁぁぁぁぁッッッッ! ビッグバン・インパクト!!」

 BB砲が魔炎弾を極限まで昇華させた究極魔法であるならば、こちらはバースト・インパクトの昇華魔法だ。掲げた右拳から赤い閃光が迸る。ビッグバン・インパクトは極限の集束魔法である。ランスロットの超魔力が拳一点に集中する。この輝きはBB砲以上だ! そして体を前後に開き、右拳を後ろに引いた。これはソラの空手の構えと全く同じである。

 試闘会でソラの闘いを目にしたランスロットは、ソラの空手技の基本が正拳突きにあること。そして、拳一発の重さに優れた技法体系であることを見抜いた。そこでランスロットは自分の超魔力をバースト・インパクトの形で拳に集中させ、呪文を唱えることで魔力を増幅。その状態で正拳突きをぶちかませば、歴史上類を見ない究極のバースト・インパクトが放てると考えたのだ。試闘会当日の夜から今日までの時間を、ランスロットは空手とバースト・インパクトの複合技の練習に費やしてきている。これがランスロットが用意してきた最後の奥の手、渾身の力と魔力を込めて放つ究極爆熱拳、ビッグバン・インパクト。略して、BB破だ!

『チ、チャンピオンの新必殺技ですッッッッ! し、しかし、どれだけ威力があってもこれは無謀! 真っ向からの格闘戦ではソラ選手の方が上であることは明白ですッ! 万策尽きて破れかぶれになったかッッッ!?』

『ラ、ランス! な、何を考え……』

 遂に、ソラがランスロットの間合いに入った。ソラより大きく長身であるランスロットの方が間合いは広い。一歩踏み込めば拳を炸裂させられる、必殺の間合いだ!

「イグニッション!」

 ボウッッッッ!!

『あっ!?』

『ああああああああああッッッッッッッッ!?』

 何と、BB破を纏うランスロットの拳から突き刺すような赤い閃光が炸裂し、同時に突風が発生した。BB破が着火して急激に超高温となり、そこから生じた温度変化による気流だ。そして、腰を深く落とした構えからの拳を基点とする突風は至近距離では上昇気流となる。ソラの体が浮き上がった!

 ソラの開眼した牙神流妙法『自在の拳』が見切りと回避の奥義ならば、ランスロットの奥義は必殺必中だ。確実に相手を葬り去る極大の破壊力の一撃を確実に当てる。これこそが究極の破壊奥義! BB砲は避けられたが、今度こそは逃がさない! 寸分の狂いも隙も無い完璧なタイミングで、赤く燃え上がる隕石のような剛拳が、宙に浮いて自由の効かないソラの胴へと繰り出される!!

(……腰が浮き上がれば真っ当な体裁きは出来ぬ! 貰った!!)

「砕け散れぃ、ソラァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


 しかし、ソラの実体は、風の日に舞い落ちる木の葉の如し。


 その瞬間、加熱した闘技場に涼やかな一陣の秋風が吹き抜けた。どこからともなく風に乗って飛んできた一枚の木の葉が、ランスロットの眼前を音も無くヒラヒラと流れ過ぎる。絶対に避けられないタイミングだった。確かに接触した。確実に直撃したはずのBB破だった。絶対に当たった。当たったのだ。しかし、宙に舞う木の葉を殴りつけたように手応えは無かった。

(……なっ!?)

 ソラの体はBB破をヒラリと静かにすり抜けた。BB破は、不発だ! そして、ランスロットの左脇に回り込んで着地したソラは、ガラ空きになった腹に向かって渾身の拳を叩き込む!

「はっ!!」

「ぐはあああぁぁぁぁぁぁぁッッッッッッ!!!!!!!!」

 あばら骨が折れていた左脇腹に対して乾坤一擲の一撃が炸裂した! 折れた骨が次々と肺に突き刺さりランスロットの口から噴水のように血が噴き出す。オオカミの目から光が消え失せ、グルッと白目を剥く。ランスロットの意識が途切れたのだ。同時に、制御されていたBB破が暴走し、集約された火の魔力の塊が大爆発を起こす! バリアの無くなった観客に向かって、最初に目も開けられないような閃光、次に鼓膜が破れそうになるくらいの爆音、そして猛烈に砂を巻き上げる爆風が襲いかかった。

『ああああッッッッッ! 自爆、自爆ですッ! チャンピオン、自らの超魔力によって相打ち覚悟の自爆を仕掛け、うわっ!? こ、こちらまで爆風が届いており、とても目が開けられません。二人はどうなったのでしょうか? 分かりませんが、おそらくは両者、爆発に巻き込まれたものと思われます! 視界回復まで今しばらくお待ち下さい』

 そして、数十秒が経過し、ようやく砂嵐が晴れてきたところで最初に目に入ってきたのは、外壁近くで仰向けに倒れたランスロットの姿だった。

『チャンピオン、爆発で吹き飛ばされ、外壁に叩きつけられた模様! 起き上がる気配はありません。しかし、ソラ選手の姿が見当たりません。一体どこへ?』

『あそこじゃ!』

 バレスが示した先は、観客席だった。体重の軽いソラは爆風で舞い上がり、ランスロットよりも遙か遠くの観客席にまで吹き飛ばされたのだ。

「ソラ君、しっかりして~」

 近くにいる娘が泣き叫びつつソラを抱き起こしている。気絶しているらしい。

『り、両者、同時に失神! つ、つまり、勝敗は?』

『この勝負、引き分けじゃ!』

 ガンガンガンガン、と試合終了を告げるゴングが鳴り響く。

『試合終了ーーーーッッッッッ!! ダブルノックアウト、引き分けです!』

 ウオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 地響きが起きる程の、今までで最高の熱気と大歓声が闘技場を包み込んだ。


「う、うう……」

「ソラ君~」

 体がゆさゆさと揺すられ、ソラは目を覚ました。うっすらとではあるが、視界も回復してきている。そこにはナナの顔があった。どうやらナナに抱き起こされているらしい。

「や、やあ、ナナ。試合はどうなったのかな?」

「引き分け。引き分けだよ~」

「そ、そう。ということは……」

 その先を言う前にアナウンサーの声が聞こえてきた。

『今年の大天秤大会、ランスロット・バルマーVSソラ・アロンゾの試合はドロー、引き分けです! 引き分けの場合、ベットは全て払い戻しとなります。勝敗はありません!』

 アナウンサーの宣言を受けて、闘技場正面外壁に据え置かれていた大天秤から、皿が降ろされる。皿に乗っていた二人は地に降りると、シャルロットはランスロットの元へ、そしてジーネはソラの元へ走った。

「ソラァッ!! ソラ!! ソラ!! ソラ!! ソラァァァァ……」

「いたたたたたた。ジ、ジーネ、せ、せっかくのドレスが汚れちゃうよ」

 ジーネが自分の胸に飛び込んでくる。胸は試合中に大火傷を負っている上に、血でベタベタに汚れている。純白のウェディングドレスが赤く染まるのも構わず、ジーネはソラの胸の中で幼子のように泣きじゃくった。

「ソラァァ……ソラァァァァ……」

「ジーネ。引き分けだけど、僕は負けなかったよ。これで、良かったかな?」

「うん、うん。何もかも、本当に、全部! 私はソラを……~~~~ッッッッ!!!!」

 ジーネは感極まって何も言えなってしまったようだ。ソラは自分の胸に顔を埋めて泣きじゃくるジーネをそっと抱き起こし、そして優しく微笑み、語りかけた。

「ジーネ、僕はジーネを裏切らなかった。そして、これからもずっと一緒だ。僕は一生、ジーネを守り続ける。それが僕の生きる道だから。ジーネ。僕の言葉を、信じてくれる?」

「信じてる! 私はソラを、世界で一番、信じてる!!」

 長い間、ずっと聞きたかった言葉を聞けて、ソラは心からの満足と共に、心地よさそうに笑みを浮かべた。


「お兄様」

「おお、シャル」

 シャルロットに膝枕されて、ランスロットは目が覚めた。

「済まなかったな、シャル。私はお前にずっと隠し事をしていた」

「昔の、あのことですの?」

「それだけではない。私はずっと怖れていたのだ。父と母に先立たれた私は、お前だけが心の支えだった。お前にだけは好かれていたかった。お前の想う、世界で一番の兄でいたかったのだ。だから私は強くなりたかったし、出世もしたかった」

 ランスロットは、ただ徒然と心の儘に言葉を紡ぎ出した。

「私の今までの生は、まるで綺麗なものではなかった。それこそ、この口からはとても言えぬような、汚いことばかりの連続だった。お前の理想からは程遠い。これでは世界で一番の兄など話にならぬ。だから私は、お前に私の良い部分だけを見せて、汚い部分は見せないことにした。そうすれば、私はお前の心の中だけでは、世界で一番の兄でいられると思ったのだ」

「お兄様、そんなことって……」

「ふふ、おかしいだろう? 世界で一番の兄が、実はいつも妹の視線に怯えて生きていたなどと。少しでも悪い所見せれば、すぐにお前の心は私から離れてしまう。そう思っていたのだ。そんなわけないのにな。すまなかったな、シャル」

「私こそ、お兄様の気持ちに気づかないで、ずっと甘えてて……」

「泣かないでくれ、シャル。そして、聞かせてくれ。全てを知った今でも、私を世界で一番の兄と思ってくれるか?」

「もちろんですわ。お兄様は、私の、世界で一番のお兄様ですわッ!」

「ありがとう、シャル」

 ソラと同じように、ランスロットもまた、心からの安らぎを胸に感じていた。

「それにしても、やれやれ。あのような少年と戦うことで、こうして積年の苦しみを乗り越えることが出来るとは。うっ、痛つつつ……」

「お兄様。動いてはいけませんわ!」

「いや、私は世界で一番の兄だ。いつまでもこんな所で寝てはいられん。さあ、シャルロット、私に肩を貸してくれ。可愛い妹よ」

「はい」

 ランスロットはシャルロットの肩を借りて立ち上がった。背後ではジーネがワンワンと赤子のように泣いているのが聞こえる。

「あの人は、もう亡霊ではありませんのね」

 シャルロットが振り返って小さな声で呟く。

「あの二人は、最後まで諦めませんでしたわ。きっと、心の奥底では、ずっと互いに信じ合っていたのですのね。どんな困難が待ち構えていようと、本当に大事な時には、きっとお互いに、絶対に自分の気持ちに応えてくれる、と」

 少し後ろを振り返ったシャルロットは、少し名残惜しそうにしていた。

「シャル、もしやお前、本当は向こうに行きたかったのではないか?」

「え、な、何を言うのですの、お兄様!?」

「おかしいとは思っていたのだ。自分から進んであの天秤に乗ってしまうなど。あれでもし私が負けていたら、お前はソラ君の物になってしまっていたではないか」

「ち、違いますわ! ソラなんかにお兄様が負けるわけないからですわ! 負けてもそれはそれで、なんて絶対思っていませんでしたわッッッッッ!!」

「ぐおおっ……」

 シャルロットが急な動きをしたので、折れた肋骨に響き、ランスロットは思わずうめき声を上げた。シャルロットがごめんなさい、とまた優しくしてくれる。しかし、ランスロットは思った。シャルロットの言う通りだ。

 人の人生には、その先にどんな苦難が待ち構えているか分からない。ソラとジーネもまた、これから先に数多くの試練と向かい合っていくことになるだろう。だが、二人はお互いを心から信じ合い、固い絆で結ばれている。例えどれほど大きな壁にぶつかったとしても、決して諦めずにその壁を乗り越え、一生懸命に生き抜いて行くことが出来るだろう。

 ランスロットとシャルロットは、二人の未来を心から祝福した。

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