地球人 みっちゃん
天正10年 6月、明智光秀ことみっちゃんは中国攻めをしている羽柴秀吉くんの応援のために準備をしていました。
そんなみっちゃんに呼びかけるものがいます。
「みっちゃん、みちみち◯◯ー」
「な…なんだ、お前か」
側にいた家臣に尋ねますが首を振ります。
「私だ。私は宇宙人だ」
「宇宙人?あのクイズの回答者のはら◯いらか」
「ちがうよ。なんで、そんなこと知ってるんだよ」
「さあ、それより、私に何の用だ?」
「そうだ。今、隕石が地球に向かっている。それを食い止めるのだ」
「隕石?で、なんで私が?」
「地球人にコンタクトをとって、たまたま、ヒットしたのがお前だったんだ。いいか俺の言うとおりにして、地球に隕石を落ちるのを防ぐのだ」
「断る」
「なんでだ?」
「サルくんとデートの約束があるんだ」
「なんだよ。サルくんとデートって」
「本物のサルではない。羽柴秀吉くんだ。彼と一緒に籠城してる奴らを兵糧攻めにして楽しむのだ」
「最低だな。お前ら」
「それに最初のみっちゃんみちみち◯◯ーというのはなんだ?」
「そこは気にするな。とにかく、隕石が落ちればそのサルくんとやらも死ぬんだぞ」
「だが、断る。はら◯いらがいるということはここで私が動かなくても地球は滅びないからだ」
「それは歴史の節々で、地球滅亡にコンタクトをとって防いできたからだ」
「いいか、隕石は本能寺に落ちる。急げ」
なんやかんや説得されて本能寺に向かうことにしたみっちゃん。
「隕石は本能寺にあり!」
キョトンとする明智軍の皆さん。でも、みっちゃんの言うことに逆らえません。
「なあ、殿、昨日からおかしくないか。宇宙人とか、隕石とか」
本能寺にきたみっちゃん。
宇宙人の言うとおりにして、隕石を防いだものの火に包まれている本能寺。
明智の軍勢を見て誰かが叫びました。
「明智光秀謀反」
「え?謀反?俺が?なんかヤバい。逃げよう」
逃げる途中で、落ち武者狩りにあってあっさり殺されるみっちゃん。
「おい!宇宙人、どうしてくれるんだ」
「わりぃ。メンゴ、メンゴ、代わりに新しい人生あげるから許して。今日から、君、天海くんね」
徳川家康のブレーンとして名高い天海僧正。彼の半生は謎に包まれている。
おわり




