俺とアイツが一人の女性を奪い合った時、彼女の決め手は一体どこにあったのだろう?
”俺とアイツが一人の女性を奪い合った時、彼女の決め手は
一体どこにあったのだろう?“
俺と親友のアイツが、一人の女性を好きになり奪い合った結果、
彼女が選んだのは俺だった!
ただ今でも想うのは、、、?
”俺よりアイツの方が彼女を好きな気持ちが強かったと思う。“
でも彼女は俺を選んだ。
・・・それからアイツとは一度も会っていない。
最後にアイツが俺に言った言葉が、アイツともう会えない最後の
言葉になったのかもしれない。
『”どうやらオレじゃなく、彼女はお前を選んだらしい。
まあ~仕方ないよな! 彼女がお前を選んだならオレはもう諦める
しかないし、もう二人の前に現れる事もないよ、オレは敗者だ!
もうこれ以上、ふたりの邪魔をしたくない、最後にあの子の事、
お前に頼んだ! 絶対に泣かすような事はしなでほしい!”』
『分かったよ、約束する!』
『そうか、それなら安心だ! オレはお前だからあの子を譲った
んだぞ! それを忘れるな!』
『・・・あぁ、分かってる。』
『”じゃあ、後はお前に任せてオレはこれで退散だ!“』
『・・・あぁ、うん。』
*
・・・俺と彼女が付き合って、俺達は何度も”別れではくっつい
てを繰り返していた。“
それにアイツとの約束を俺は守れないでいたしな。
何度も何度も彼女を泣かせたし、浮気も何度もしたんだ。
俺はアイツほど彼女の事を想っていなかったのかもしれない。
いつもアイツだったら? 彼女をこんな風に泣かせないだろな
とかどうしてもアイツと自分を比べてしまう。
”俺になくて、アイツにあるモノってなんなんだろう?“
でも彼女は俺の為に何度も何度も泣いているのに、俺を許し
ヨリを戻してくれるんだよな。
”彼女は何故俺だったのだろう?“
アイツの方が彼女を絶対に幸せに出来たと思うのに。
いつも彼女に寄り添い、支えてあげれたんじゃないかって思う。
なのに彼女はなんで俺なんだ!
ただ今更もう彼女になんで俺だったのかも聞けないでいるよ。
それにもうアイツは俺達の前には現れないし。
そういう約束だ!
アイツは絶対に俺との約束を守り通す男だ!
”真面目で正義感が強く、何より俺よりアイツの方が彼女を想ってる。“
そんな俺が彼女を本当に幸せに出来るのだろうか?
不安で不安で仕方がない。
ひょっとしたら? 俺はアイツが好きになったあの子を俺も好きに
なったんじゃないかと思う時まである。
俺が心からあの子を好きになった訳じゃないと、、、。
ただもう分からなくなってしまった。
俺の本当の気持ちは今何処にあるのだろう?
自分でも自分の事がもう分からない、だからこんな俺が彼女を幸せに
出来る自信もないんだ。
”アイツなら俺と同じ悩みを持っていたら、どうしていたのだろうか?“
今は彼女が俺を見放さないからなんとか繋がっているだけ。
それは全て彼女のおかげだ!
こんな俺を彼女は嫌いになっていない。
俺もそんな彼女の期待に応えたいのだが、どうしていいのか
俺にはもう分からないでいるんだ。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




