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私の母上  作者: 苺
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~午後の微睡みに包まれて~

ある日午後の微睡みに包まれながら、私は、夢を見たの。

どんな夢かを教えるとね、私の父上と母上が生きていた頃に戻って、好きな人が出来た事を報告する夢よ。最も、この世にはもういないわ。殺されてしまったのよ。12歳ぐらいまでしか一緒にいなかったから、あんまりもう覚えてないけれどね。

次から始まる夢の話が、長いかもしれないけど、でも体に残る深い傷の様な夢だから、皆に聞いてもらいたいな。覚悟が出来たら次のページから、どうぞ。

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