幸福を探すヴァンパイア
煙と溜め息が
僕を支配してる
綺麗なものが有ることを
感覚で知った日から
僕の今が幸福ではない事を
理解させられている
明るい歌が街に流れても
心のファインダーに
映ること無く
まるで誰かの吐いた
二酸化炭素みたいに
気にもとめずにいる
ポジティブとネガティブの
ちょうど真ん中
行ったり来たりの毎日に
疲れが溜まって
誰かの温もりに
抱かれたくて
無理矢理
自分を駆り立てる
明るい場所を探してる
太陽が好きだから
好きになりたいから
幸福を探すヴァンパイア
灰になる前に
あなたを好きになれたら
今ある世界を
認めても良いと思うの
いつもの朝がきて
いつもの夜になる
ここに居るのに
半透明に感じる
だからかな
夜な夜な人を探しては
温もりを追い求めて
束の間の安心を
貪り啜る
月が赤くなる日に
誰かを傷つけても
知らない知らない
悪魔と天使が
心の天秤に乗って
居心地いい場所を
探しては
快楽と欲求不満を
追い求めなさいと
僕を駆り立てる
明るい場所を探してる
太陽が好きだから
好きになりたいから
幸福を探すヴァンパイア
灰になる前に
あなたを好きになれたら
今ある世界を
認めても良いと思うの
命がすり減って
数年しか生きられなくても
不思議と
幸福でいるなら良いと思う
明るい場所を探してる
太陽が好きだから
好きになりたいから
幸福を探すヴァンパイア
灰になる前に
あなたを好きになれたら
今ある世界を
認めても良いと思うから
明るい場所を探してる
太陽が好きだから
好きになりたいから
幸福を探すヴァンパイア
灰になる前に
あなたを好きになれたら
今ある世界を
今ある自分を
認めても良いと思うの