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火曜日

真央と暮らし始めて2日目。

なにも手がかかることがない

約束通り仕事中に話しかけてくることはないし食事も自分でとって風呂も勝手に入っている。

それどころか俺に夜食まで作ってくれたりと

家政婦でもやとったようだ。

でもこの一つ一つが

たらい回しにされる自分を守るために覚え身についた手段だと思うと胸が苦しくなる


だから俺は真央がつくる夜食にも食事にも一切手を付けなかった。

でも、真央は作り続けた。

「真央、無駄なことはするな。俺は外で食べてくるからいらない。夜食も作るな」

わざと冷たく言い放つ。

真央は傷つくでも悲しむでもなくただ笑った

「はい、でも、無理しないでくださいね」

真央の優しさが俺には刃物だ

痛い。すごく痛い

真央を無視して自室にこもると

再びパソコンにむかって仕事を始めた



きづけば外は真っ暗

時間はとうに12時をまわっていた

腹が減る、風呂も入らなくては…


カップラーメンでも食べるかなと部屋を出ると下に手作りの夜食が置いてあった


『勝手にしてごめんなさい。』

と、置き手紙も添えられて


俺はこの日、初めて真央の作った夜食に箸をつけた。火曜日の出来事 

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